この日読んでいた本は、お正月特集のきょうの料理。祖母が亡くなった後、伯母が持っていったらと渡してくれた祖母が持っていた2冊で、この時期になると引っ張り出します。
2007年版と2008年版と2冊ありますが、思い出だけではなく、どちらもそれぞれお節料理をつくるのに欠かせないレシピ本です。
我が家は三の重に入るのは筑前煮ではなくお煮しめですですが、一冊にはそのお煮しめの手順がわかりやすく書かれていて、物凄く参考になります。
祖母はもうずっと長いことおせち料理を作っていたので、この本を参考にしていたとは考えられないけれど、昔、祖母から簡単に聞いたお煮しめの作り方と重なる部分が多く、孫の私にはものすごくためになります。
そしてもう片方には、おせち作りのスケジュール例が書かれています。
今思い返すと祖母がおせちを作る日は毎年同じだったから、きっと祖母のスケジュールがあったのでしょう。もう知ることはできないけれど、こちらのきょうの料理を見ながら、今年の計画を立てています。
小さい頃は「なんで女の子だからって、洗い物したり、お重詰めをしなければならないんだ!」とよく怒っていたんですが🤣、今思い出すのは、おせちの具の余剰分を置いてあったお茶室の水屋の光景です。
ずらっとならんだおせち料理。
美味しいどんこに、綺麗な里芋。
それを正座して詰め直す伯母と、隣に座る母の姿。
その時があったから、本を見て類似を見つけられるんですよね。
まぁ、洗い物は「男性でもできるよね!」と今も思っているけれど!
ちなみに今年のきょうの料理は、初心者向きという感じでした。三種の神器の作り方が丁寧にかかれていて、年末年始に活躍しそうな、おせちと同じような素材を使った現代的な味付けのおもてなし料理が載っていました。
そして冬にうれしい、はふはふっといした料理も。特にあったかにものレシピがなんせ美味しそう。
作りたくなるものが多いのできょうの料理が好きですが、やっぱり好きです。
そして一時帰国した先日。
どの本屋さんでも真ん中にあったおせちの本はこの2冊。
2014年に発売された本ですが、ここ数年、どこの書店にもおいてあるレシピ本です。今年もいい位置においてありました。
こちらは似ている題名の本がいくつかあったので、1日おせち&お手軽おせちは人気なようです。
1日で作るスケジュール、Part2のおもてなしのレシピには若い人が喜びそうな今時レシピがあるんですが、それも美味しそうでした。
どちらもしっかり丁寧に作り方が書かれているので、あまりおせちを作り慣れていな人向けのレシピ本です。
お正月もあとわずかですが、実は今年はしっかりおせちをつくるのか、まだ謎です笑。
なるように、なる!