日々、思う

美しい日本の春、花に恐怖を覚えたその理由

 

この春(2021年春)、今までになく温暖化を実感しています。

 

 

私世代の方にとって、桜は入学式の頃に咲く花でした。短大の卒業式に学校の早咲きの桜が満開だったのは楽しい記憶ですが、それはその年が特別だっただけ。

 

そう思っていましたが、今年の東京の桜の開花宣言は3月14日。これは過去最も早い開花宣言です。

 

23日には、東京の桜は満開でした。

 

 

この写真は、病院帰りに飯田橋の外堀り沿いを歩いていた時に見つけた標識です。

 

1961年から1990年の平均開花日は3月29日。

最早開花日で3月20日。

 

今年の開花は、平均から6日、平均開花日からなんと15日も早かったことになります。

 

 

 

日本を離れていたからこそ感じたかもしれない「違和感」もありました。

 

3月末なのに、ツツジやサツキがもう咲き始め、ところによっては満開近い。ハナミズキも咲いていました。

 

 

私の記憶では、ツツジやサツキは、以前は5月ごろが開花の時期。

 

神社まわりに植えられたものや、通学路や駅からの道にあったツツジがその時期だけ艶やかに咲いていたのを覚えています。

 

ハナミズキも同じ頃。ハナミズキのが植えられた通りがみるみる華やかになり、一時期新築のお宅にハナミズキを植えるのがはやっていたそうで、住宅街でもよく見かけました。

 

どちらも5月ごろ咲いてい花が、今は三月に咲いています。

 

 

 

日本では、台風被害が増えています。台風は気温が上がれば通り過ぎる速度が遅くなるので、地球温暖化がひとつの要因です。

 

→ 日本付近のCO2濃度、増加継続 2020年は観測開始以降最高 という記事もありました。

 

2030年までに何かしらの結果に結びつく行動を起こさないと、子供世代が活躍する頃には、外気に触れる時はマスクや防護をしなければならなくなる未来が待っているとも言われています。

 

 

花という美しいものを見ているはずなのに、恐怖心を感じた瞬間。上にあげた事実を今までになく実感した出来事でした。

 

 

 

なにをどうするか。

自分には何ができるか。

 

ひとりひとりが真剣に考えていかなくてはならない時期がきています。

 

 

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