トビリシで人気No.1!おしゃれなレストランCafe Stamba

話題になっていたトビリシのレストラン
ジョージア旅行のリサーチ中、「トビリシで一番おしゃれな美味しいレストラン」として名前が上がっていたのが、Cafe Stamba(カフェ スタンバ)です。
ソ連時代の旧印刷工場だった建物をリノベーションした、Stamba Hotel(スタンバホテル)。
世界的なホテルアワードであるAHEAD Awards Europeのコンセプト部門賞(2018年)と、ピープルズ・ チョイス部門賞(2019)を受賞しているデザインホテルの一階にあるレストランです。
私が住むLAにあったとしても話題になるであろう素敵な空間とお料理の美味しさから、トビリシで最も洗練されたダイニングのひとつとして、評価されていました。
Cafe Stambaは洗練された空間でした
ジョージア旅行中、トビリシ在住だった友人がCafe Stamba(カフェスタンバ)へ連れて行ってくれました。
ストリート感とラグジュアリー、モダンさとレトロ、工業的要素と自然の気配。相反するものが調和した空間に、まず心を奪われました。
そして印象に残っているのが、伝統的なジョージア料理が丁寧にアップデートされていたこと。カフェスタンバで食べたから美味しかったと思えた、ジョージア料理との出会いもありました。
観光客だけでなく、地元の若いカップルやビジネスマン、年配のご夫婦まで、幅広い層に愛されているのも納得のレストランは、トビリシを訪れたら一度は訪れたいレストランです。
Cafe Stamba(カフェスタンバ)で実際に食べた料理
Lobiani(ロビアニ)

パンの中にスパイスで味付けした豆のペーストが入っている、Lobiani(ロビアニ)。ジョージアの国民食、ハチャプリ(チーズのパンという意味)の一種です。
Cafe Stamba(カフェスタンバ)のロビアニは、デニッシュのようなパンの質感が特徴的でした。
中に豆のペーストが入っているので本来はもっと重たく素朴に感じるロビアニが、この生地に包まれていることで軽やかな印象に。
ペロリと食べられる美味しいロビアニは、ジョージアでまた食べたい味のひとつです。
Kharcho(ハルチョー)

ジョージアの牛肉スープKharcho(ハルチョー)。牛肉や玉ねぎや、ジョージアの酸っぱいプラム、トゥケマリを煮込んだ料理。
ハルチョーには、クルミソースを加えたものとそうでないものがありますが、Cafe Stamba(カフェ スタンバ)では、クルミ入りのハルチョーがいただけます。
素朴で煮込みのようでもあるハルチョーが食べやすく、より美味しくアップデートされていました。ハルチョーを初めて食べる方にもおすすめかもしれません。
クリーミーなスープは、コクがあってまろやかな美味しさでした。
Elargi(エラルジ)

ジョージアの西部・サメグレロ地方の料理Elargi(エラルジ)は、とうもろこし粉で作ったおかゆGhomi(ゴミ)に、ジョージアのスルグニチーズを加えた料理。
空気を含んだもったりさと、伸び方・質感が独特な一皿は、Cafe Stamba(カフェスタンバ)でいただいて良かったと思っている料理のひとつ。
その特異性から、エラルジは好き嫌いが分かれる料理だから。
もったりとした質感はエラルジそのままですが、カフェスタンバのエラルジは想像していたよりも食べやすく、量も少なめなのもちょうどよかった。
ジョージアに来たからには一度は食べてみたかったものの、他では完食できたかどうか・・・。
独特な風味と質感ゆえ、好き嫌いが分かれる一皿。万人向けとは言えませんが、未知の味を楽しみたい方は、ぜひ一度試してみてください。
Tomato & Sulguni Salad (トマトとスルグニチーズのサラダ)

フレッシュトマトの上に、ジョージア名物のスルグニチーズがたっぷり。
ドレッシングにはジョージア東部・カヘティ地方のひまわり油が使われており、緑と紫のバジルが彩りを添えていました。
シンプルながら素材が活きた美味しさで、スルグニチーズの美味しさを知ることができました。
バターナッツスクワッシュのオーブン焼き

ジョージア料理ではないかもしれませんが、料理好きとして心に残った一皿がバターナッツスクワッシュのオーブン焼き。オーブンで甘く焼き上げたバターナッツスクワッシュに、パクチーソースとザクロをあしらった一皿です。
どちらも身近な食材ですが、この2つの組み合わせは新しい発見。またストウブの黒いお皿、スタッカブルディッシュに盛り付けられていて、食材が映えていました。
素材の組み合わせ、器との合わせ方、彩り。自宅でも真似したくなるアイディアの詰まった一皿でした。
Cafe Stamba(カフェスタンバ)の雰囲気とアクセス
場所とアクセス
Cafe Stamba(カフェ スタンバ)は、トビリシいちの大通り、Shota Rustaveli Avenue(ショタ ルスタヴェリ アヴェニュー、ルスタヴェリ通り)沿い。
地下鉄「Rustaveli(ルスタヴェリ)駅」から徒歩約5分の場所にあります。
雰囲気
とにかくおしゃれなレストランですが、旅行者や宿泊者も多いせいか、客層はまちまち。
テラス席で本を読みながら食事をしているティシャツにデニムの方、ジャケットを着てる年配の方。作務衣にビーチサンダルを履いている日本の方まで(!)。
年齢も国籍もさまざまで、誰もが馴染める空気。一人でも、カップルでも、グループでも利用しやすいレストランです。

混雑具合
私たちが訪れたのは祝日の昼過ぎだったため、テーブルが開くまで待つ必要がありました。ですがお友達曰く、大抵は予約していなくても席があるとのことでした。
ただカフェスタンバは予約ができるので、あらかじめ予約しておいたほうが、安心です。
→Cafe Stamba 予約ページ
備考
・ワンポーションが小さめなので、少し余裕を持って頼むのがおすすめ
・ホテル内には、素敵なお土産も見つかる雑貨屋さんThe Shop(ザ ショップ)や、セレクトショップCHAOS Concept Store(カオス コンセプトストア)。ワークスペースやフォトギャラリー、ワインバーWarehouse(ウェアハウス)などがあります。
・カフェスタンバには、ビーン トゥ バーのStamba Chocolaterie & Roastery(スタンバ ショコラティエ & ロースタリー)があります。

トビリシで美味しくておしゃれなレストランなら、ここ一択

ジョージア旅行で訪れてよかったレストランのひとつ、Cafe Stamba(カフェ スタンバ)。
「トビリシで、とびきりおしゃれで美味しいレストランはどこ?」と聞かれたら、迷わずこのカフェの名前を挙げると思う、空間と美味しさが唯一無二のレストランでした。
ジョージア料理とインターナショナル料理が混ざったメニューは、初日のランチに訪れても安心。初めてジョージア料理を試すにも、最適な場所。
雰囲気が洗練されていて、インテリアも素敵でオリジナルだから、ジョージア旅行の最後の夜にディナーに訪れるのも素敵です。
トビリシで一番おしゃれで美味しいレストランを探している方におすすめしたい、トビリシで一度は訪れておきたいレストランCafe Stamba(カフェ スタンバ)です。
ごちそうさまでした。

