先日、お菓子ボックスを掘っていたら、アメリカら持ってきたチョコレートが出てきました。
もうひとつ、アメリカのチョコレートが残っていた!最後のアメリカお菓子!と気がついたらなんとなくもったいなくて笑。
先日やっとあけました。
板チョコタイプのチョコレートはやっぱりトレジョさんで買ったものですが、トレジョ印ではありません。
The Chocolate Dream (ザ チョコレート ドリーム)
Dark Colombia Chocolate Bar with Cocoa Nibs & Sweet Plantain( ダーク コロンビア チョコレート バー ウィズ ココア ニブス & スウィート プランテイン)
シングルオリジン(ひとつの地域)のカカオのみを使ったチョコレートはよくありますが、こちらはシングルファームカカオ、ひとつの農場のカカオを使ったチョコレートバーです。
コロンビアのエル カンノ 、もともとは畜産牧場で今はカカオを育てている農場のカカオが使われています。
この裏面を見るだけで、このチョコレートが何を支援しているかわかりますね。
世界のチョコレート 見た目がポップ!なチョコレートは奴隷労働撲滅チョコレートの記事を書いたときから、そういう観点からもチョコレートを見るようになったので応援したくなります。
そして“畜産牧場が”変わったというところが、今らしい。
私もずいぶん前から、「家で」という注釈がつきますが、牛肉を食べません。ペスカトリアンやヴィーガンになった友人も着々と増えている最近。その理由が、畜産が与える環境悪化へのインパクトという人も少なくない最近ですから。
このチョコレートは、美しいなめらかな表面をしていますが、裏面はぼこぼこ。カカオニブスとスイートプランテイン(バナナの一種)が入っているそう。
あまり香りが強くないチョコレートなのか、チョコレートの香りと味は弱い印象がしました。
最初口に入れるといつも感じるチョコレートの香りがせず、一拍間があきます。
そのうち段々とチョコレートらしい味が強くなります。まず感じるのは酸味。そのうちに甘さのほとんどないチョコレートの味がしっかりしてきます。
その過程で、中のプランテーションについた塩分がときどき顔を出し。(たまにフライングして最初に感じることもある)そのうちプランテーションの滑り、プランテーションとニブスの食感も主張してきます。
80%に近いチョコレートなので甘さはありませんが、苦さも弱目。
ですが甘さというかクリーミーさも低いので、70%代が好きな人でもビターよりに感じるかもしれません。
さっぱりしていると言えばいいのか。
チョコレートの濃さはあまりなく、80%ぐらいのチョコレートの濃さでサラッとおわります。特徴は酸味。ほんのりしたプランテインのぬめりとさらっとした塩分かな。
最初の一口よりも、味がよく出切った最後の一口が美味しいチョコレートというのも、印象に残っています。
美味しいよ!と特にいうほどのチョコレートではあまりないけれど、だからといってまずくもない。70%台ではなく、80%台チョコレートがお好きな方向けのさらっとしたチョコレートでした。
バックグラウンドと、中身にプランテーションが入っているところが面白く興味深かったです。
ごちそうさまでした。