与太話:テレビから「薄暮」を学ぶ

 

今回、やけに日本のテレビを見ています。

ワイドショーなんて、随分と久しぶりに見ました。

 

日本にいる頃からテレビの取材方法や情報の伝え方への疑問と時に不快感があったので、ニュースはNHKの事実のみ報道するニュースとテレ東の経済中心のニュースばかりだったぐらい。

 

本当にご無沙汰でした。

 

 

途中離脱することも多いのだけれど、テレビ好きの家族がテレビをつけっぱなしなので、たまに一緒に見ていることも。

 

 

同じような内容ばかり。

ワイドショーはニュース化して、ニュースはワイドショー化している。

そもそもあのコメンテーターって必要なのかな。とか。

 

シニカルに思うことは多々あれど、たま〜に素敵なことに出会うこともありました。

 

 

 

先日ゴゴスマで、日本で一番早い日没を北海道から中継していました。

 

夕日が沈む景色だけを、延々(15分ほど)放送する番組構成にびっくり。

 

これがよかったんだなぁ!

 

夕日の街 LAに住み、夕陽を楽しむことを知った私。LAを発ってしばらく経ったので、余計に響いたのかもしれません。神々しささえあるそれは美しい夕暮れでした。

 

 

そしてこのとき「薄暮(はくぼ)」という言葉も学びました。

黄昏時、日没後から暗くなるまでをさす単語だそうです。

 

感じの組み合わせに日本の感性を感じます。

 

 

テレビをみていると言っても、他のことをしてながらラジオのように流し聞きが中心。

 

たまに耳に入ってきた言葉の使い方にハッとさせられます。

 

大抵忘れてしまうので、この薄暮は覚えていた貴重なひとつ。せっかくだから、自分の言葉にできたらいいのだけれど、ね。

 

 

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