北欧風、新じゃが/ベビーポテトと鮭缶で作るミルクスープのレシピ

新ジャガやベビーポテトと鮭缶で作る、ディルがアクセントの北欧風スープのレシピです。
先日いつも訪れるスーパーマーケット(Trader Joe’s(トレーダージョーズ))に、ベビーポテトが並んでいました。
そのベビーポテトで大好きな甘辛炒めを作ったところ、ジャガイモ自体の美味しさに感動。そろそろ、小さめジャガイモが出回る新じゃがの季節だと思い至りました。
美味しい新じゃが/ベビーポテトをほっくり美味しく食べるなら、スープがいい。
ということで今回はおかずになるフィンランドのスープ、「Lohikeitto(ロヒケイット)(→Wikipedia)」風スープのレシピです。
北欧のスープをより作りやすくしたレシピ
今回の新じゃが/ベビーポテトと鮭缶のスープのレシピがLohikeitto(ロヒケイット)「風」なのは、利便性と私好みでアレンジしているから。
フィンランドの家庭料理「ロヒケイット」は、冬の寒さを癒してくれる温かい鮭のスープ。
本場ではリーキ(西洋ネギ/ポロネギ)と生クリームを使いますが、リーキの代わりに玉ねぎを使用。また冬以外の季節でもおいしく食べれるバランスに。生クリームではなく牛乳を使って、軽やかなスープに仕上げました。
生の鮭の代わりに鮭缶を使用して、簡単&時短を意識して。
何よりも驚かれるのは、だしパックを使うところ。本場のLohikeitto(ロヒケイット)は魚で取ったフィッシュストックを使いますが、その代わり。
ここまで自己流レシピなので、あくまでLohikeitto(ロヒケイット)風ですが、一口食べたら北欧を感じる美味しさに、二口目が止まらなくなるはず!
Lohikeitto(ロヒケイット)風、ディルがポイントの新じゃが/ベビーポテトと鮭缶のスープのレシピです。
新じゃが/ベビーポテトと鮭缶のディルスープのレシピと作り方

【材料】3〜4人分
鮭の水煮缶 1~2缶(200〜250g)
玉ねぎ 中サイズ1個(200g) ※長ねぎやリーキでも可
小ぶりの新じゃが/ベビーポテト 200g
にんじん 1本(150g)
オリーブオイル 大さじ1/2
水 400ml
だしパック 1個
塩 小さじ1/2
ディル(生) 20g
牛乳 300ml
コショウ 小さじ1/4
バター 20g
レモンゼスト 1個分(あれば)
【作り方】
具材の下準備、野菜を切る
鮭缶1〜2缶は水気を切る。
玉ねぎ1個は皮を剥き、頭の部分とひげ根を切り落として、芯を取り除く。横半分に切った後、薄切りにする。
新じゃが/ベビーポテト200gはよく洗い、必要であれば大きいものは半分に切って、サイズを調節する。にんじん1本はヘタを取って皮をむき、新じゃが/ベビーポテトよりひとまわり小さめの一口大の乱切りにする。



野菜を炒める
中火で熱した鍋にオリーブオイル大さじ1/2を入れ、薄切りにした玉ねぎと分量外の塩ひとつまみを加えて炒める。
玉ねぎがしんなりしたら、洗った新じゃが/ベビーポテトと切ったにんじんを鍋に加えて、さっと炒める。

具材を煮る
新じゃが/ベビーポテトとにんじんが均等に混ざったら、水400ml、だしパック1個、塩小さじ1/2を加える。沸騰したら蓋をして5分煮る。
5分たったら、だしパックを取り出す。さらに5分、もしくは野菜が柔らかくなるまで煮る。


スープの決め手、ディルを刻む
野菜を煮込んでいる間に、ディル20gを細かく刻む。 ディルの茎が太い場合は、葉だけを使うといい。

牛乳を加えてさらに煮る
新じゃが/ベビーポテトとにんじんが柔らかくなったら、水を切った鮭缶、牛乳300ml、刻んだディルの半分を加えて、弱火にして5分ほど温める。
*煮立たせないよう注意。

スープを味つける
全体温まったら、コショウ小さじ1/4とバター20gを加えてひと混ぜるす。
バターが溶けたら味見をして、必要であれば分量外の塩で味を整える。火を止める。

器に盛って完成
器にスープを盛り、残しておいた刻んだディル半分を散らす。さらにレモンゼストをすりおろして、出来上がり。
お好みで、くし切りにしたレモンを添えてもいい。
