オランダ旅行で出会ったオランダの定番スウィーツ
先日、オランダ アムステルダムを訪れました。3日という短い日程でしたが、目に入るもの全てが刺激的な街。充実した濃密な時間を過ごし、楽しい旅行となりました。
我が家は食べることも大好きなので、オランダ料理、オランダのデザートやお菓子など甘いもの、オランダらしい飲み物との出会いも楽しい思い出です。
この記事ではオランダで出会ったオランダのデザートやお菓子。今回は食べれなかったけれど、再訪時には食べたいと思っているものをまとめました。
オランダで絶対食べたい甘いもの、デザート3種
まずは3日の滞在でも私たちが食べたぐらい、オランダの定番スウィーツ、オランダで絶対食べたいデザート3つです。
1. Poffertjes(Poffertjes(ポファチェス/ポッフェルチェ)
Poffertjes(ポファチェス/ポッフェルチェ)はオランダの伝統的な一口大のミニパンケーキ。私たちが食べたものには、バターと粉砂糖がたっぷりかかってました。
こう聞くと普通なんですが、熱々のそれはひとつ食べてまた食べたくなる美味しさ。お腹がいっぱいだから一つでいいと言っていたのに、しっかり完食した私です。
軽やかさがいいのか、バターや粉砂糖の味のしみかたなのか。パンケーキと極めて似た味なのに、私はパンケーキよりもPoffertjes(ポファチェス/ポッフェルチェ)の方が好きでした。
私たちはオランダ料理のレストランのデザートとていただきましたが、マーケットにお店が出ているそうです。
2. Appeltaart(アップルパイ)
オランダはAppeltaart(アップルパイ)が有名なのようで、ガイドブックにも載っていたし、私たち姉妹(しろとくろ)がたまたま二人とも見ていたハリセンボンのはるかさんのアムステルダム旅行VLOGにも登場していました(→ →YouTube; 謎多き女子。ハリセンボンはるか2週間ヨーロッパひとり旅。オランダ・アムステルダム編)。
機会があったら食べたいと思っていたAppeltaart(アップルパイ)、食べれてよかった!酸味のあるりんごの甘〜い味。サクサクのタルト生地。美味しい!
アップルパイの隣にもりもりのクリームがオランダ流だそう。郷にいいっては郷に従えでたっぷりつけて食べたら、より美味しかったです。
アップルパイもレストランのデザートとして食べたものですが、アップルパイが有名なお店もアムステルダム内にあるそうです。
2つのデザートはこちらのレストランでいただきました。
3. Stroopwafels(ストロープワッフル)
薄くてしっかりしたワッフルの間にキャラメルが入っているStroopwafels(ストロープワッフル)は、有名なオランダスウィーツ。
日本でもアメリカでも購入できる市販のもの(右)は、熱々のコーヒーなどが入ったマグカップの上に乗せてキャラメルを溶かしていただきます。
だけどオランダで出会えたら、焼きたてを食べてほしい。
ワッフルが柔らかくフレッシュ感があり、中のキャラメルがとろ〜っと出てくるストロープワッフルは、市販のものより格段に美味しいから!!!やっぱり違います。
焼き立てはマーケットでよく販売されているようですが、私たちはダム広場そばのMelly’s StroopWafelsで購入しました
オランダで絶対食べたい甘いもの、お菓子3種
オランダで出会った甘〜い美味しいもの、お菓子3種類です。
1. Chocolade(チョコレート)
元々大好きなオランダのチョコレートと、今回の旅行出会ったチョコレート。オランダのチョコレートのおすすめを2つ。
・Tony’s Chocolonely (トニーズチョコロンリー)
チョコ好きな私。オランダで良いチョコレートとの出会いを願っていました。もし出会いがなくても、オランダでチョコレートは買って帰るつもりでした。その買って帰るつもりだったチョコレートがTony’s Chocolonely (とニーズチョコロンリー)です。
Tony’s Chocolonely (トニーズチョコロンリー)は、チョコレートの始まりであるアフリカのカカオ農園で常習化している児童労働と人身売買(奴隷労働)をなくすことを目的とした、フェアトレードよりも一歩進んだスレイブフリーチョコレートです。(詳しくはぜひ上の記事をご覧ください。)
Tony’s Chocolonely (トニーズチョコロンリー)の大ファンなので買って帰るつもりでしたが、人権先進国であるオランダらしいお菓子なのでお土産としてもおすすめ。
ダークチョコレートはそっけなさ強めなので、ミルクチョコレートの方が万人受けします。ただ、甘いけど。(ミルクチョコレートから60%ぐらいがおすすめ)
今は日本でもアメリカでもTony’s Chocolonely (トニーズチョコロンリー)が販売されているので、馴染みの味よりも原産国のオランダならではの見たことのない味を選ぶのがいい。
このピーカンクランチキャラメル味は派手な見た目で購入しましたが、美味しかったです(ミルクチョコレートなので甘さはあります)。
これがアメリカでも日本でも買えるTony’s Chocolonely (トニーズチョコロンリー)の定番味。
日本でもTony’s Chocolonely (トニーズチョコロンリー)は手に入るか楽天で確認したら、少数でしたがありました。嬉しい。
けれどそれより驚いたのが、Tony’s Chocolonely (トニーズチョコロンリー)とアディダスのコラボシューズ。
スニーカーに入っているアディダスのマークも可愛いです♡
今はアメリカでも日本でもTony’s Chocolonely (トニーズチョコロンリー)のチョコレートの取り扱いがあります。見つけたら、ぜひ手に取ってみてね!
・Urban Cacao Amsterdam(アーバン カカオ アムステルダム)
アムステルダムの街中を歩いていて目に留まったお店、Urban Cacao Amsterdam(アーバン カカオ アムステルダム )。Bean to Bar(カカオ豆から製品まで一貫して自社で製造している)のチョコレート屋さんです。
チョコレート自体の美味しさと、パッケージのかわいさ、味の組み合わせのセンスの良さに惚れたUrban Cacao Amsterdam(アーバン カカオ アムステルダム )。時間切れで行けませんでしたがお土産をここで買おう、自分用にもっと買おう!と最終日にもう一度訪れるつもりだったぐらい好きになりました。
お土産にもおすすめの美味しいオランダのチョコレートです。
2. Speculaas(スペキュラース)
シナモンなどのスパイスがきいたSpeculaas(スペキュラース)クッキーは、オランダとベルギーで食されるクッキー。元々は冬の祝日のためのクッキーだったそうですが、今は通年手に入ります。
そしてオランダの定番のお菓子でお土産の一つ。
お土産商品のスペキュラースクッキーでも美味しかったので、大抵のSpeculaas(スペキュラース)クッキーは美味しいと踏んでいます。
ちなみにスペキュラースクッキーはロータスのクッキーのこと。あの味です。
3. Picolientje/Gevulde Koek(へフルデ・クック)
オランダのスーパーマーケットでAlbert Heijn(アルバート ハイン)のベーカリーコーナーにあったクッキーPicolientje。調べてみたらGevulde Koek(へフルデ・クック)という呼び名の方が一般的なよう。
オランダのアーモンドクッキーだそうで、一つは8cmぐらいの大きさ。外側はさっくりしているけれど、中の生地には湿度があって甘食みたいな質感?強すぎないけれどシナモン的なスパイスがきいていました。
甘さはほどほどでちょうど良い。
なんの気になしに手にしたものでしたがスーパーマーケットレベルとは思えない味で美味しくて、「オランダってお菓子のレベルが高いのでは???」疑惑の気持ちをさらに強くしたお菓子です。
Picolientje/Gevulde Koek(へフルデ・クック)はオランダの最大手スーパーマーケットAlbert Heijn(アルバート ハイン)で購入しました。
オランダで食べたかったオランダスウィーツ
今回の旅行では狙っていたものの食べれなかったオランダのデザートやお菓子があります。私の次回オランダを訪れた際は絶対食べたいスウィーツリストがこちらです。
1. Pannenkoek(パンネクック)
オランダのパンケーキPannenkoek(パンネクック)。どちらかというとクレープに近いような見た目をしています。
甘い系しょっぱい系のトッピングがあるそう。
ミニパンケーキPoffertjes(ポファチェス/ポッフェルチェ)の美味しさがあったので、食べてみたい!
2. Vla(フラー)
When #yogurt becomes #art.. ☺️ #vlaflip pic.twitter.com/EiXVGdLqrb
— the pantry amsterdam (@thepantry_) April 23, 2019
Poffertjes(ポファチェス/ポッフェルチェ)とAppeltaart(アップルパイ)をいただいたレストランで、多くの人が食べていたデザート。
Vla(フラー)と調べてみたら、駐日オランダ王国大使館・総領事館のfacebookが見つかりました。
フラーはヨーグルトでもないし、プリンでもない、茹でた牛乳にカスタードや砂糖やバニラなどを加えた飲むプリンのような家庭のデザートです。
数百年の歴史があるというVla(フラー)、オランダ再訪のさいには食べに行きましょう。
3. Tompouce(トンプース)
怪しいおじさん(失礼!)が持っているケーキがTompouce(トンプース)。
ミルフィーユやナポレオンに近いケーキで、2枚のパイ生地にクリームが挟まっている長方形のデザート。
表面の色はピンクが一般的ですが、オランダの祝日King’s Day(キングズデイ)やオランダ代表のサッカー代表の大切な試合の時は、表面がオレンジ色のケーキが登場するそうです。
4. Bossche bol(ボッシュボル)
クリームが入ったシュークリームをダークチョコレートコーティングしたデザート。直径約12cmというから、食べ応えありそう!
元々はデン・ボス(ステルトーヘンボス)という街のデザートで、12世紀から作られているお菓子です。
私の好きな画家ヒエロニムス・ボスの生誕地デン・ボスのデザートと聞いて、する〜と流していたのに興味深々。チョコ好きなので一度は食べたい。
5. Hagelslag(ハーゲルスラッハ)
お菓子なのかなんなのか。迷うところですが、オランダのスーパーマーケットでよく見かけたHagelslag(ハーゲルスラッハ)。
パンにかけるチョコレートで朝食のお供だそうで、バターを塗ったパンの上に乗せて食べるそうです。
オランダのスウィーツは美味しいので必食ですよ!
オランダの昔ながらのお菓子であるPoffertjes(ポファチェス/ポッフェルチェ)も、Appeltaart(アップルパイ)Stroopwafels(ストロープワッフル)も美味しい。
チョコレートもクッキーも美味しい。
たまたまスーパーマーケットのベーカリーコーナーで手に取ったPicolientje/Gevulde Koek(へフルデ・クック)でさえ美味しい。
オランダって、デザートやお菓子を含めたスウィーツ全般のレベルが高いのでは・・・?私、オランダ旅行を終えて思っています。
ヨーロッパだからなのかオランダだからなのかは分かりませんが、オランダは美味しい甘いもの率が高いよう(逆にハズレがあまりなかったというか。アメリカではしょっちゅうあるのに、、、)。
中には日本人には甘すぎるものもあるだろうけれど(以前オランダ土産だったココアは激甘でした)、今回私たちが食べたものは甘さもちょうど良い。
オランダのスウィーツは、どうも美味しいようですよ!
オランダへ行ったら、甘いものもお忘れなく!
参照
オランダで飲みたい飲み物
オランダで飲みたい飲み物もまとめてみました。
Dutch Bier(ビール)
今やどの国でも見かけるHeineken(ハイネケン)は1863年にオランダアムステルダムで始まったビール。そう聞いたらビールを飲まなくちゃね!ということで、オランダのご当地ビールを一杯ひっかけちゃってくださいな。
Verse Munt Thee(ミントティ)
「オランダのカフェはどこでもフレッシュミントティがあるよ」と聞いていたミントティ。全てのお店というわけではなかったけれど、フレッシュミントを使ったミントティは定番の飲み物のようでした。
カップにミントがもりもりと入っていたミントティ。味は普通のミントティだけれど、カフェでコーヒー気分ではない時はミントティもおすすめです。
ココア
ココアとカカオバターを発明したファン ボーテンがオランダ人と聞いて、いつも頼まないホットチョコレート(ココア)を頼んでみたたら、これが美味しかった。そこまで甘くないちょうどいい甘さで、こっくり。
オランダ土産のココアは甘かったのでそれぞれだと思いますが、ヴァンホーテンが生まれた国だもの。一度は飲んでみるのもいいですよ!
ココアが美味しかったアムステルダムのパン屋さん。
オランダで飲みたかった飲み物
Jenever(ジュネヴァ)
Jenever(ジュネヴァ)はジンのもととして知られるオランダのお酒。元々は17世紀頃に熱病のための薬用酒として作られたのが始まり。今は食後酒として飲まれることが多いけれど、昔は帰宅後に小さなグラスに砂糖と共に入れて飲まれていたそうです。
アムステルダムには蒸留所もあるので、そんなところを訪れてみるのも楽しそうですね。
(ジンはオランダから英国王となったウィリアム3世と共にイギリスへ渡ったJenever(ジュネヴァ)、イギリスで改良されたものです。)
Chocomel(チョコメル)
オランダのチョコミルクと言ったらこのChocomel(チョコメル)なんだとか。スーパーマーケットで気軽に手に入るから、次回は買ってみようと思います。