簡単に作れる発酵食品ザワークラウト
先日作ったザワークラウト/ザワークラフト。
仕込んだときはキャベツの緑色が目立ちましたが、4日後には黄色くなり、乳酸菌の味がしっかりするザワークラウトができあがりました。
ザワークラウト、もしくはザワークラフトは、ドイツ料理でお馴染みのすっぱいキャベツ。初めてのドイツ旅行中、朝食以外のごはんに毎度毎度添えられていて、どれだけ好きですかと驚いた覚えがあります。
「酢キャベツ」と言われることが多いですが、酸味はお酢ではなく乳酸菌の酸味。
ザワークラウトは、立派な発酵食品です。
発酵したザワークラウトを、今作った理由
私、健康には腸をいい状態に保つことが大切だと考えています。
6割の免疫細胞が存在し、免疫力の調整を行っているのが腸ならば、幸福ホルモンであるセロトニンなどの神経伝達物質を合成しているのも腸です。
アレルギーは腸が炎症を起こしていると言われ、腸の状態が良ければ肌も綺麗になります。
また新型コロナの感染拡大によって、除菌する機会が増えました。
もちろん今必要な事ですが、もともと人間に益となる常在菌を大事にしたい、除菌しすぎは結果として免疫力を下げ、菌への耐性を低くすると考えていた身としては、除菌しすぎが気になっています。
腸は100兆以上の菌があり、2割が善玉菌、1割が悪玉菌。残り7割は優勢の菌へ加勢する日和菌で構成されています。
腸を健康に保つには、この日和菌を善玉菌の味方にすること。そのためには、食物繊維と発酵食品を多く取ることが有効です。
免疫のためにも、先日めがねに「ちょっと肌荒れてない?」と言われたから笑、今こそ腸活だ!ということで、腸を元気にするために発酵食品であるザワークラウトを作りました。
参考→腸活って何をすればいい? 今日からできる腸活のやり方とダイエットにも効果的なレシピ by Oggi←
発酵食品 ザワークラウトの作り方
レシピは、いつかお料理教室に行ってみたい!と思っている、李映林(り えいりん)さんがInstagramに載せてくださったもの。
基本のザワークラウトに、今回はローリエと唐辛子を加えました。
上のレシピを見るとわかると思いますが、と〜〜〜〜っても!簡単です!!!
発酵したザワークラウトはお漬物みたい!
4日室温に置いて出来上がったのは、乳酸菌の味がじゃわっとするザワークラウト。美味しい!
ドイツのザワークラウトよりもキャベツが厚め、酸味は弱めです。自分の食べやすい加減で作れるのが、手作りの魅力ですね。
そしてこれも自分で作ったから?
ザワークラウトなのにお漬物っぽさがあるんです。
糠漬けのような、馴染みがあるじゅわっとした乳酸菌の味のせいか。
シンプルな味付けだからか。
ごはんにのせても違和感がなく、お醤油や鰹節とも一緒でも美味しく、ドイツ君のはずなのに和風によってきてくれます。
ザワークラウトとして作ったけれど、ごはんと食べても美味しいので、こんな風にお漬物のように添えたり、ごはんに乗せて食べたても無問題。美味しいです。
もちろん!洋風も美味しいです。
アメリカ風ビーフシチューに添えたり、サンドイッチに挟んだり。
今回は酸味弱めに作ったので、パンチのあるものだと味が負けてしまう感じもあるけれど、これぐらいが私にはちょうどいい。
楽しんでいます。
ごはんにもあう発酵ザワークラウトがお気に入り
最初作るのに躊躇したのは、よくない「菌」の繁殖が怖かったから。瓶や箸もきちんと煮沸消毒をして作ってみたら、ちゃんと作れたので嬉しくなりました。
免疫力向上のために、ホルモンの安定のために、肌のために、健康のために。
今作りたいザワークラウト。
また作ります!
ごちそうさまでした。
しかも夏一番の祝日、独立記念日があります。
日常がずいぶん戻ってきているLAなので、旅行に行く方もちらほらといらっしゃるようです。
おうちで過ごす方も、移動される方も、日本の皆様も、楽しい週末を!