自家製セミドライオリーブが美味しい!
LAに夏の日差しが戻ってきた日。常々試してみたいと思っていたことに挑戦。
セミドライオリーブを作りました。
「ドライ」とつく製品は市販のものが多く、家で作れるものは「セミドライ」製品が中心。何度か作ってみて、時期やその土地の気候もあるけれど、家で作るとカビやすいからだとわかりました。
自家製セミドライ製品で最も一般的なのは、ミニトマトで作るセミドライトマト。
ひと干しするだけなのに、酸味と旨味がぎゅっと詰まった味になる。トマトペーストを食べているような美味しさがあります。オリーブオイル漬けなど一手間かけないと長期保存には向かないけれど、この味が恋しくなって作る方も多いようです。
トマトの美味しい時期は終わったから、ずっと頭の片隅にあったセミドライオリーブを作りました。
これが予想以上の美味しさで、嬉しい驚き。めがねがあまりに勢いよく食べるからこっそり隠したし笑、お友達からも「美味しい」をいただいた自信作です。
ぎゅっとオリーブの旨味と塩っけが詰まったその味は、普通のオリーブよりも味が濃厚で、そのまま食べておつまみにもいいし、お料理のアクセントに加えても美味です。
セミドライオリーブの作り方
【材料】
オリーブ

オリーブはトレジョさんの瓶詰めのものを使用。缶のものでもいいと思います。切るので、種無しの方がいい。
今回はギリシャのオリーブカラマタオリーブを使いましたが、少しずつ味は変わりますがグリーンでもブラックでも美味しくできると思います。
【 作り方 】
オリーブの水気をよく取る。キッチンペーパーなどで軽く取る。
半分に切って、バットに並べる。
オリーブのサイズによりますが、薄い方が乾きやすいので半分に切ります。大きなオリーブであれば、輪切りにしたほうがいいかもしれません。
実はこっそり切っていないものも数個忍ばせんたんですが、全く乾かず。丸のままは一工夫必要です。切ったほうがお手軽にできます。
天日に1日干す。
日差しの強さよって干す時間は変わりますが、これぐらいしおっとしたら出来上がり。
オーブンでも作れそう
セミドライトマトはオーブンでも作れます。栗原はるみさんレシピによれば、摂氏120度で40~50分とのこと。(参考 → yutori no kukan:フロマージュブランとセミドライトマト)
同じ要領で、セミドライオリーブもオーブンでも作れると思います。オリーブのほうがミニトマトよりよく焼けるので、温度は摂氏100度ぐらいにして焼き時間を調節しながら試してみようと思っています。
セミドライミニトマトよりもお手軽なセミドライオリーブ
実は、セミドライミニトマトよりもセミドライオリーブのほうが簡単にできます。
瓶詰めを使っているから生ではないからか、実に油を含んでいるせいか。ミニトマトよりも早くセミドライ状態になります。だからそのまま置いておいてもカビません。もしかしたら、これはセミドライじゃなくてすでにドライなんじゃと思っているぐらい。
(熱が取れた後、瓶に入れて保存。その後甘いラップ包みで冷蔵庫に入れてますが、いまだカビてません。冷蔵庫内はどんどん蒸発していくから、よりしおっとしてきています。)
ふにゃっとした柔らかさと、大好きなオリーブの味がぎゅっとしてより美味しい。
カビもしない。
我が家の定番になりそうな予感しかありません。
お酒にもよくあって、お料理にも使えるセミドライオリーブは、定番のセミドライトマトよりも作りやすくお手軽に作れるのでおすすめです。
ごちそうさまでした。
明日はこちらを使ったトーストの記事です。
そちらもどうぞよろしくお願いいたします。