パンチが効いた15分で作るパスタ カチョ エ ペペ
ある日の朝。ごはんもパンもなかったので、朝から気になっていたパスタを作りました。
一見、何の変哲もないシンプルパスタ。その印象も正しくて、簡単で時間もかからず、お湯を沸かしはじめてからパスタが茹で上がる時間、だいたい15分〜20分ぐらいで出来上がります。
だから朝から作ろうと思えました。
材料も思い立って作れるほどシンプル。スパゲッティ、バター、にんにく、チーズ、こしょう、ほうれん草と身近なものばかり。我が家はほうれん草はない時もあるけれど、他の材料は常備しているものです。
簡単で、身近な材料で作れるこのパスタ、カチョ エ ぺぺですが、バチンとパンチが効いているパスタなんです。
パンチの要因は、こしょう。驚くほどた〜っぷり入っています。
これが美味しい!
ローマのパスタ カチョ エ ぺぺとは
聞き慣れない料理名、カチョ エ ぺぺとはイタリア・ローマのパスタ料理です。
イタリア語でカチョ=チーズ、ぺぺ=こしょうという意味があり、その名前の意味の通り、茹でたスパゲティをチーズ(通常ペコリーノチーズ)とこしょうであえたパスタです。(参考: ウィキペディア)
こんなシンプルパスタが美味しの?と思われるかもしれませんが、美味しんです!
今回のカチョ エ ぺぺは、Donal Skehan(ドナル スキーハン)さんyoutubの動画を参考にしています。
【簡単に作り方を】
① 塩加減強めのお湯を沸かす。
② ニンニクをたっぷり潰して刻む。(動画では包丁を使いどろっと潰しています(面白いので必見!)。これは少し乾燥しているニンニクだと、特に女性の力では重労働なので刻みました。)
③ パスタを茹で始める。
④ 驚くほどたっぷりなこしょうを挽く(私はトレジョさんのミルで挽きました)。
⑤ バターをフライパンに入れ、こしょうを加える。2つがよく混ざったら、ニンニクを加える。
⑥ チーズをおろす(本当はペコリーノがいいが、私は家にあったパルメザン)
⑦ パスタの煮汁をフライパンに入れる
⑧ パスタが茹で上がる寸前にほうれん草(オリジナルはケール)を入れる。ざるにあけずに、鍋から直接フライパンんへパスタとほうれん草を入れる。
⑨ チーズを加え、さっと炒めて出来上がり。
塩味はパスタの茹で汁とチーズでつけますが、足りないようなら最後調節します。
動画を観ながら作ったわけではなく、一度見た動画の記憶を頼りにうろ覚えでつくりました。もちろん、量も適当。
それでもかなり美味しかったのは、パスタを茹でる塩加減、びっくりするぐらいのこしょうの量、バター(全量でなくても少し加えると深みがでます)、ニンニクとチーズたっぷりのおかげ。
こしょうがが強くきいてかなり辛いので、大人向きです。私は辛いのが苦手なので刺激が強かったですが、こしょうが好きなので、それでも美味しくいただきました。
逆にクセになる味!と思ったぐらい、その刺激が美味しかった。
タンパク質を加えたいときは、焼いた卵を乗せたり、焼いた鶏肉や蒸し鶏を加えてもいいなと思っています。
ただこのパスタはシンプルが美味しいパスタ。具材がたくさん入ると味がブレるので、添えるように後乗せがおすすめです。
またリングイネや他のパスタでもいいけれど、普スパゲッティの方がよく絡んで美味しい気がします。
大人気の簡単パスタ カチョ エ ぺぺ
朝ごはんに作った、ローマのパスタ、カチョ エ ぺぺ。手軽さと家にあるシンプルな材料だから、朝からこれを作ることができました。
そしてその日のお昼ごはんに、まさかの「あのパスタにする?」と要望が出るぐらいめがねにも大好評でした。(今は我が家で人気のパスタになっています。)
こしょう好き、シンプルパスタ好きさんにお勧めしたい。
本当、美味しいから。
簡単にチャチャットできる絶品パスタでもあるので、手抜きに思えない手抜きごはんにもおすすめです。
ごちそうさまでした。