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簡単に作る2種類のなめ茸(きのこの佃煮)はいかが?
先日めがねがちゃちゃっと作ってくれたのは、なめ茸でした。
えのきを使った普通のなめ茸とは違うのできのこの佃煮と言ったほうがいいのかもしれないけれど、我が家では「なめ茸」と呼んでいて、しめじ、えりんぎ、えのきを煮たものです。
私は色々な国の料理を食べることが好きですが、土台は和食。基本に和食があるから食の冒険ができ、違う味が楽しめます。
ごはん、お味噌汁、ごはんのお供。粗食ともいえるごはんを食べながらほっとする時間は幸せな瞬間で、この感覚を味わうたびに、どこにいてもどこまでいっても自分は日本人だなと感じます。
だから今回のようなごはんのお供は大歓迎!
今回はめがねが作ってくれたものでしたが、私もなめ茸(的なもの)を作ります。
なめ茸はスーパーマーケットで買うものだとずっと思っていたけれど、一度作ったら思った以上に簡単で、美味しくて。きのこ好きなこともあってそれから定期的に作るようになりました。
しめじやえのきが高いアメリカなのできのことは距離があるのに、自分で作るようになったなめ茸は日本に住んでいた頃よりも身近になりました。
私の作るなめ茸はゴロゴロっとした「食べるなめ茸」
私のなめ茸は「食べるなめ茸」と言いたい、きのこがゴロゴロしたおかずにもなるなめ茸です。
お弁当を作っていた時によく作っていたもので、おかず的にも使えるように、食べ応えもあるように、普通のなめ茸とは違ってきのこを大きめに切ります。
そしてなめ茸にしては少しだけ薄めの味付け。
濃い味ではないので日持ちはしませんが、保存を目的にしていないので無問題。早めに完食します。
作っておけば、物足りない時に追加できる便利な一品です。
きのこゴロゴロ食べるなめ茸の作り方
① 好きなきのこを一口大に切る。
② お鍋に酒、醤油、砂糖を加えて火にかける。沸騰したら切ったきのこを入れて煮る。きのこから出る水分を見つつ、足らないようであれば水分を少し足す。
③ 全体がしんなりして汁気がなくなってきたら味見をして、必要であれば醤油や塩で味を整える。
煮物のなどで残った煮汁を使って作るエコななめ茸
先日、めがねが作ってくれたなめ茸は即席のなめ茸でした。
私が作るなめ茸のようにきのこはゴロゴロはしていないけれど、こちらも王道とはかけ離れた一癖ありのなめ茸です。
古き良き日本を感じるといえば聞こえはいいけれど、もったいない精神のたまもの。
ちょっとエコなもの。
煮物のあまった煮汁で作ったなめ茸でした。
残った煮汁ときのこで作るなめ茸の作り方
ちょうどいい大きさに、きのこを切る。
煮物の残り汁を沸騰させ、キノコを入れて煮る。きのこから出る水分を見つつ、足らないようであれば水分を少し足す。
味を見て、お醤油・塩で味を整えて出来上がり。
旨みをたっぷり含んだエコで美味しいきのこのなめ茸
おいしい煮物こそ、煮汁がおいしい。
煮汁には食材の旨味がぎゅっと入っているのを知っているから、お鍋に残った煮汁を捨てる時は良心の呵責を少し感じてしまいます。
煮汁を流しに流すことは、環境にもよくないことだし、、、。
それに真のお料理上手って、端材や余った煮汁も上手に使うんですよね。
うまみのもとにしたり隠し味にしたり、調味料のように使ったり。
YouTubeを見ていてなるほどなと思うこともよくありますが、私には身近なお手本がいて、料理上手の伯母は時々そんな教えをくれる存在。
タンメンのスープを自作する時に冷凍庫に取っておいた何かの煮汁を活用していたことがありました。もう何の煮汁だったのか忘れてしまったけれど、それは間違い無くおいしくだろう思った記憶。
煮豚の作り方を教わった時には、煮豚に使ったたくさんのお醤油のことを「これはシソ醤油みたいなもの。豚の旨みを入れたお醤油だから、炒飯とか炒め物に使うのよ」と教わりました。
実際そのお醤油を使ってチャーハンは絶品でした。
めがねが作ってくれたエコななめ茸に使った煮汁は、お出汁をちゃんととって作った煮物だったので煮汁まで美味しかったのは間違いなく。
私が捨てようとしていた煮汁はこんなふうになったのかと、膝を打ちました。
煮汁にきのこを入れて煮ただけと簡単なのに、味加減の調節をさほど考えなくても美味しいものができる。
調味料を使って一から作るなめ茸よりも味が丸くておいしいのは、美味しさを含んだ煮汁を使ったからでしょう。
残りのものの煮汁で作ったエコななめ茸の美味しいことよ!
捨ててしまうのを躊躇する美味しい煮汁の使い道でした。
最近の野望はきのこを育てたい!!!
アメリカはきのこが高い。
日本の価格を知っていると、インフレでまたお値段が上がったこともあって、なかなか手が伸びません。(特にしめじ)
なんて言いながら、きのこが好きだからついつい買っちゃうのだけれど。(しめじ以外笑)
そんな私はここ数年、きのこを育てたい野望が膨らんでいます。
元々は日本の友達が育てていたこんなきのこを見て感動したのが始まり。植物を特別好んで育てている子ではないけれど、「簡単だよ」と言っていたのも大きかった。
調べてみたら、アメリカでもキットが色々売っていました。
右は椎茸栽培キット。実際はどれぐらい採れるかわからないけれど、お値段悪くないですよね?
去年か一昨年か、YouTubeかInstagramできのこを育てている方を見て、きのこの育て方を調べていた時期がありました。
アメリカAmazonには菌糸も売っていて(→Amazon)、YouTubeを見るとそれを元にガレージや家で育ててる方がいらっしゃる。
私の理想はキットではなくそちらですが、我が家のネックはスペースにあり(で、頓挫中)。
しかし野望は今も沸々と燃えています。
自分で育てたきのこで、きのこ三昧がしたい!
美味しくて、時々エコ。簡単に作るなめ茸2種類
なめ茸(やなめ茸風キノコの佃煮)はきのこのおかず。
朝ごはんは大抵簡単に済ませますが、何かしらの野菜が欲しいと思っているのでそんな時にちょうどいい存在です。
そして作り過ぎても問題なし。
そのままごはんと食べるのはもちろん、身近な日本の味だから使い方もどんどん思い浮かびます。
卵焼きに入れたり、冷奴や野菜に乗せて、和物にしてもいい。
なんならパスタの具にして和風パスタにしても間違いなくおいしい。
ハンバーグの上に大根おろしと一緒にかけて、ボリュームアップにもいいですね。
作り過ぎを心配せずに、使い切れるところも便利な点です。
ごはんのお供で、おいしくて。
簡単に作れて、ちょとしたおかずにもなる。ちょっとエコで、もったいない気持ちも解消してくれる。
きのこがゴロゴロしたなめ茸、おすすめです。
残った煮汁を使うきのこのなめ茸、いいでしょう?
ごちそうさまでした。