副菜

家庭のポテトサラダの完成形、じゃがいもの質感がキモ

日本入国後の自宅待機中です。

 

到着翌朝のレンタカー返却以降、歩いて10歩ぐらいのゴミ捨ての他は、もちろん家にいます。

 

本当に家から出ていないので、ポストに郵便物が溜まっていることに気がついたゴミ捨て帰り。寒くてみてみぬふりをしたので笑、この後出さなくちゃ。

 

 

 

そんな私の食料は、ありがたいことに家族が家に置いておいてくれたものと、一度家族が届けてくれたもの。

 

一人おこもりのくせに、なかなかグルメな食生活をしております笑。

 

 

家庭のポテトサラダの完成形、じゃがいもの質感がキモ

 

 

家族が届けてくれたものの中には、みんな口を揃えて美味しい!という伯母のポテトサラダも入っていました。

 

 

伯母のポテトサラダはいわゆる家庭のポテトサラダですが、一般的なものを中心とすれば、そこからは外れた場所にあります。

 

だからといってお店の味なわけではなく、ちゃんと家庭のポテトサラダの範疇内。

 

 

形容し難いのだけれど、ぽってりとした重いポテトの質感と味の丸さが特徴的で、一般的な家庭のポテサラよりも一段も二段も飛び抜けた味なんです。

 

 

コンビニでポテトサラダサンドイッチを見かけますが、家庭のポテサラをサンドイッチにしてもそこまで美味しくはなりません。

 

でも伯母のポテトサラダはサンドイッチの具にしてもパンに負けません。逆にパンと対等に肩を並べ、美味しい「ポテサラサンドイッチ」になるんです。

 

家庭のポテトサラダの完成形、じゃがいもの質感がキモ

 

秋に伯母に事細かく聞いたところ、美味しい工夫はいろいろあれど、一番はやっぱりポテトの扱い=質感にあるようです。

 

 

 

 

美味しいポテトサラダのポテトの秘密

 

① じゃがいものは皮ごと茹でる。

 

② スッと竹串が通るぐらいになったら、皮を取り、木べらで潰す。

 

③ そこにエマルジョン効果(保水効果)のために砂糖少々、お酢を入れる(おおきなじゃがいも3つぐらいならお酢大さじ1ぐらい)。

 

④ が〜〜〜と混ぜる。

 

家庭のポテトサラダの完成形、じゃがいもの質感がキモ

 

* ここまではじゃがいもが茹で上がってすぐに行うこと。

     このあと具を入れ、味をつけます。

 

 

 

随分昔から、伯母の口から「エマルジョン効果」ということが出てきます。要は分離しやすい水と油が混じり合うこと、乳化することです。

 

 

茹でたじゃがいもは、茹でたかぼちゃやサツマイモと比べると、じゃがいもが含む水分量が少なく、かぼちゃやサツマイモより粘りが少ないです。

 

これが、じゃがいもがホクホクする理由。

 

 

ホクホクじゃがいものでポテトサラダを作るのもこれはこれで美味しいんですが、茹で上がったじゃがいもに砂糖を加え滑らかな質感にすると、また違った美味しさが生まれます。

 

砂糖を加えてがーと混ぜることで、じゃがいものキンとした尖った味が丸くなり、水分を多く含んでべっちゃりとするのとは違った、しっとりもったり質感に。

 

 

この質感とまろやかさが、このあとたす味と他の材料をうまいこと抱き込んで、大きな一つの美味しさを作ります。

 

 

ちょっとした工夫なんですが、いつもとは段違いでポテトサラダが美味しくなるじゃがいもの下準備です。

 

 

家庭のポテトサラダの完成形、じゃがいもの質感がキモ

 

一度試してみて欲しい、もったり完成形の家庭のポテトサラダ。

 

美味しいですよ!

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

ちなみに、具にはきゅうり、玉ねぎ(多分軽く炒めてある=甘味と香ばしさをプラス)、茹でたにんじん、卵が入っていました。

 

 

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家の冷蔵庫には、私が好きな数の子が入っていました。

 

やった〜!大好物!と思わずつまみ食いしたら、我が家のおだしの味がベースになっている数の子とは全然違う味がしました。

 

 

甘酢漬けのような、甘さが特徴的な味つけ。

 

これはなんだ!?と家族にLINEしたら「人工の味です」と一言返信。家で味つけたのではなく、味付きのものを買ったそうです。

 

 

酸味を感じたように思って聞けば酸味はなかったらしく、「傷んじゃったのかしら?」なんて言葉も。

 

全部食べてもおなかもどこも元気なので、私の思い違いだったのかな?

 

 

甘酢?味の数の子が美味しかったので、来年の数の子は甘酢っぽい味付けもいいなと思っています。

 

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