切って盛るだけ、アメリカンダイナー風サラダのレシピ
アメリカのダイナーを訪れると、アメリカに住む前に日本で観ていた映画の世界へ迷い込んだような気分になります。
ハンバーガーやホットケーキなど、アメリカ料理をカジュアルに提供するダイナー。古きよきアメリカの空気が流れ、独特の世界観があって今時なレストランとはまた違った魅力があります。
今回はそんな今も愛されるアメリカンダイナーで提供されているようなサラダのレシピをお届けします。
一見シンプルで素朴なサラダですがアメリカらしい具材を重ね、アメリカ人がみんな大好きなドレッシングをかけ、美味しさのアクセントも加えたサラダです。
今回はゆで卵を加えたので○分レシピとはしませんでしたが、切って盛って、ドレッシングは混ぜるだけなの簡単さ。15分もあれば作れます。
もりもり食べたいアメリカンダイナー風のサラダのレシピ、ぜひ作ってみてくださいね!
美味!アメリカンダイナー風サラダのレシピと作り方
【材料】
ハム 60g(目安 日本6枚・アメリカ2枚)
スライスチーズ 30g(目安 日本2枚・アメリカ1枚)
レタス 3枚
ベビーリーフ 30g
きゅうり 50g
トマト 1/2個
にんじん 30g
オリーブ 6粒
ピクルス 25g
ゆで卵 1個
—A—
ヨーグルト 大さじ1
マヨネーズ 大さじ1
塩 小さじ1/4
コショウ 小さじ1/4
ガーリックパウダー 小さじ1/4
刻んだディル(生) 小さじ2
牛乳のフェタチーズ 小さじ1
パセリ 3枚 (あれば)
【作り方】
ハムとチーズを重ねて切る
1枚のチーズを2枚のハムで挟むように、ハム・チーズ・ハムと重ねる。チーズとハムの枚数分作り、最後に全てを重ねる。
ハムとチーズを全て重ねたら、半分に切って重ね、1cm〜1.3cm幅の短冊切りにする。
野菜を切る
レタスは太めの千切りに、ベビーリーフは大きければ適当な大きさに千切る。きゅうりとトマトは半月切りに切り、にんじんは千切りにする。ゆで卵は皮を剥き、縦に1/2に切る。
ドレッシングを作る
ディルとパセリを刻み、他のAの材料とともにボウルに入れ、フェタチーズを潰すようによく混ぜる。
盛り付ける
器に切ったレタスとベビーリーフを入れて軽く混ぜる。切った野菜、オリーブ、ピクルス、ゆで卵を上に乗せる。
ドレッシングをかけて、出来上がり。
動画で観るアメリカンダイナー風サラダのレシピと作り方
アメリカンダイナー風サラダを美味しく作るTIPS
ハムとチーズのバランスが大切!
このアメリカンダイナー風サラダのポイントの一つはハムとチーズのバランス、ハム2:チーズ1が美味しいです。これが1:1になると物足りない!
製品によって重さが違うのできっちりレシピ通りの重さである必要はありませんが、ハム2:チーズ1のバランスを目安にしてください。
ハムとチーズを重ねる時にどちらかが余分に余ったら、一番外側に重ねてください。
ハムについて
アメリカンダイナー風サラダに使うハムですが、ターキーハムを含めた大抵のハムで美味しく作れます。
向かないハムをあえてあげるとすれば、ヨーロッパに多い?生っぽさのあるハム(ピスタチオ入りのモルタデッラのようなタイプ)。不味くなることはありませんが、出来上がりのアメリカンな雰囲気は減少します。
野菜について
今回のアメリカンダイナー風サラダはモリモリ野菜が魅力のひとつ。レタス、ベビーリーフ、きゅうり、トマト、にんじんが入っています。
5種の野菜を揃えるのが難しい場合は、ベビーリーフをレタス一枚に変えてください。
他の野菜は加えたほうが美味しいけれど、1種類ぐらいなら省いても大丈夫です。
ドレッシングの材料について
今回のアメリカンダイナー風サラダのドレッシングは、ランチドレッシングをイメージしています。このドレッシングも美味しさの秘訣のひとつ。
ランチドレッシングの味の決め手はディルとニンニク、そして少しのチーズ味。そのためディルとガーリックパウダーとフェタチーズを加えています。
・ディルのこと
ディルの香りは独特、他の材料で代用はできません。
レシピでは生のディルを使っていますが、ドライディルでも可。その場合は、小さじ1に減らしてください。
・フェタチーズのこと
フェタチーズは小さじ1と少量ですが、あるかないかでドレッシングの味が大きく変わります。だから是非とも加えてほしい。
もし手元にフェタチーズがなかったら、省かずにお家にある他のチーズを何かしら加えてください。ブルーチーズやシェーブルのような強い味がしないチーズをね。
混ぜる時はチーズを潰すように混ぜ、他の材料と混ざるようにするのがポイントです。
・少しでも時短がしたい?それなら・・・
ここだけの話ですが、、、。
少しでも時短&楽で行きたければ、市販のランチドレッシングを使うのもひとつ。野菜を切って盛るだけでアメリカのデリ風サラダの完成です。
オリーブとピクルスについて
味を洋風に寄せるオリーブとピクルスは、あったほうが美味しく、アメリカンダイナー風の雰囲気が出ます。
オリーブは缶詰のオリーブでも瓶詰めでも、グリーンオリーブでも、ブラックオリーブでも、カラマタオリーブでもなんでもいいです。
ピクルスも形は気にせず、どんなものでも大丈夫。
美味しいアメリカンダイナー風サラダを作ってみてね!
レシピ アメリカンダイナー風サラダは、昔ながらの雰囲気漂うアメリカンなサラダです。
野菜を切って盛っただけの素朴さで、捻りはない。映えもない。けれど具材の組み合わせの妙でしっかり美味しいのはさすがダイナーの味。
チーズとハム、冷蔵庫によくあるの野菜の組み合わせ、オリーブとピクルス。アメリカ人が大好きなランチドレッシング。この掛け算が美味しいです。
アメリカンなごはんの時は、簡単にいつもと違ったサラダを食べたいときに、ぜひ作ってみてくださいね。
ごちそうさまでした。