ジョージア旅行:首都のトビリシってどんなとこ?

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ジョージア(国)の首都 トビリシはどんなところ?

 

以前はグルジアと呼ばれていたジョージア🇬🇪。

 

西に黒海、北にロシア、南にトルコ、アルメニア、東南にアゼルバイジャンと接し、西はヨーロッパ、東は中央アジアに挟まれたコーカサス地域の国です。

 

アメリカのジョージア州ではありません、念のため。

 

 

 

旧ソ連崩壊後の独立から30年。

 

2015年にグルジアからジョージアへと国名が変更された経緯もあるし、国名さえ知らない方も多いでしょう。実際、LAXのイミグレーションの方でさえ通じず、アメリカのジョージア州と混同していました。

 

 

そんなジョージアの首都トビリシは国名よりさらに知名度が低く、私は今回の旅行で初めて知った地名です。

 

 

 

 

トビリシの基本情報

 

 

正式名 トビリシ(ジョージア語: თბილისი, 英語: Tbilisi )

 

人口 約 117万人(参考:ジョージア全体の人口 約400万人)

面積 729㎢

標高 380〜772m

 

 

ジョージア東部の都市で、ジョージアの首都

 

 

写真中央に見えるのが、ムトゥクバリ川(別名クラ川)。両岸に街が延びているのがわかります。

 

ムトゥクバリ川(別名クラ川)が作り出した渓谷にあり、川の両岸に街が広がる。三方を山や丘に囲まれている。

 

 

 

 

 

 

 

トビリシの街の名前の由来と始まりは温泉から

旧トビリシの温泉街、アバノツバニ。ドームの下は浴場になっている。わんちゃん3匹はお昼寝中。

 

ジョージア語の古語で「温かい所」を意味するトビリシの街の由来は、トビリシに湧く温泉にあります。

 

5世紀に活躍したジョージア東部にあった王国 イベリア王国のヴァンフタング・ゴルガサリ王がトビリシで鷹狩りをしたとき、キジを捕まえた鷹がアバノツバニの温泉に落ちて死んでいました。

 

王はこの温泉をいたく気に入ったためここに町を築き、王の死後、王の意思を継いだ息子ダチがムツヘタからトビリシへ還都。ジョージア東部のイベリア王国の首都となりました。

 

参照; 地球の歩き方 Plat ジョージア, ウィキペディア

 

 

旧市街地の温泉街アバノツバニにあるトビリシの街の始まりを表す鷹とキジの像。

 

鷹が落ちたアバノツバニは、現在の旧市街の温泉エリアのこと。アバノツバニはジョージア語で湯治街という意味です。(参照;ウィキペディア

 

旧市街の温泉施設前の広場には、街の始まりを表すキジを捕まえた鷹のモニュメント(上写真)。

 

 

川を挟み旧市街地・温泉街向いに建つメテヒ教会。左の男性の像が、ヴァンタング・ゴルガサリ王の像。

 

そして旧市街地を見守るように、川を挟んで向かいに建つMetekhi Church (メテヒ教会)に、トビリシを築いたイベリア王国のヴァンフタング・ゴルガサリ王の像があります。

 

 

王と鷹は向かい合っているので、鷹は王を待っているように、王は旧市街地へ向かっているように見えました。トビリシの街の始まりを表す2つの像です。

 

 

温泉街を上から眺めた図。

 

ジョージアに、トビリシに天然温泉があるなんて!と最初は驚きましたが、街の由来にもびっくり。どこかで、日本の温泉街の由来で、聞いたことがあるような街の始まりですね。

 

ちなみにこちらの温泉、硫黄の匂いがする温泉です。

 

 

 

 

 

 

小さい街トビリシ、渓谷の街で坂の街

 

トビリシに着いた日。滞在した部屋にあったトビリシの地図を見て、在ジョージアのお友達がそれぞれのエリアを教えてくれました。今いるエリア、旧市街地に当たる部分、飲み屋さんが多い場所。おしゃれなエリア。

 

そう聞いていると広い都市に思えたけれど、トビリシは小さな街でした。

 

 

今回この記事を書くにあたって、トビリシの面積を調べました。トビリシの面積は729㎢とのこと(ウィキペディア)。そして東京23区の面積は627㎢ (google)。こう見るとトビリシは広く見えますが、この広さに東京市区町村地域、高尾山などの地域までを含めた感じなので、実際はずっと狭く感じます。

 

地図で見ているとどうかなと思っていた移動も、歩いてみるとあっという間に辿り着く。特に観光客として訪れた私たちが行動するのはトビリシの中心部がほとんどなので、余計でした。

 

行きたいところへ短時間で移動できることは、時間と体力とお金を上手に使うこと。旅行者にとって動きやすい街でした。

 

 

ただ渓谷にできた街なので、時々、地図ではわかりにくい坂というトラップはあったけれど!

 

思わぬところに運動不足の私の心臓を破ろうとする坂がある、それがトビリシ。

 

この坂、長くて急な坂でした。おじいさんおばあさんが並んで仲良く登っている後ろから、私たちはへーへーいいながら登っていました。最後おばあさんが力を振り絞ったのか、おじいさんを置いて歩き始めた瞬間がこちら。

 

 

 

 

 

 

緑の街トビリシ、それが私の第一印象

 

ジョージアに着いた後、空港から滞在先へ。そして荷物を置き晩ごはんへ出かけました。

 

トビリシの街を最初に歩いたこの時、レストランへの道中に感じたのは「緑」の豊富さ。

 

この日は雨が降ぱらついていて。曇天の空の下、潤う緑色は濃くて生き生き。私たちが滞在したのはトビリシの中心地でしたが、街路樹の幹の太さに驚いた記憶は鮮明です。

 

 

緑の街。それが私のトビリシの第一印象。

 

緑の少ないカラカラの街LAに住んでいるから、その緑が余計に気持ちよかったのかもしれません。

 

くわの実がたわわに実っている時期でした。日本は低木なイメージの桑もジョージアでは大木!人が触れられる部分だけ実がなくなっていることに気がついたのは妹しろ。誰かが食べてると見た! 市販のくわのみも美味しかったです。

 

常に視界に入ってくる緑。夏は暑くなるトビリシで日陰を作り、人に束の間の癒しを与える木々に溢れていました。

 

緑を浴びる街でした。

 

 

(その後カズベキやクタイシへ出かけて、トビリシだけが緑の街なわけではなくジョージア自体がが緑の国だと知りました。)

 

 

 

 

 

 

 

親近感!トビリシのシンボル トビリシタワー LOVE

 

いくら歩いても(暑くなければ!)、昨日歩いた場所でも、心惹かれる景色に次々出会うから歩く速度は遅くなり、ついに足を止めて写真を撮る。トビリシではそんなことがよくありました。

 

その中でも日本人とすると赤と白の色の組み合わせが「東京タワー」と言いがちなトビリシタワーの写真は、何枚撮ったことでしょう。

 

 

ジョージア情報を調べている時、SNSやインターネット上で「傾いた東京タワー」と表現されている方がいらっしゃいましたが、左の写真を見ると確かに倒れそう?

 

角度を変えると、ちゃんと立っているトビリシタワー。右側の写真のが正面から眺めた図なのかもしれませんね。

 

 

夜はライトアップされていたトビリシタワー。東京タワーのように1日同じ色のライトアップではなく、くるくると周期的にライトアップの色が変わっていました。

 

色が変わるたびに目新しくて。

そりゃ、トビリシタワーの夜の写真が多いわけだ。

 

 

我が家揃って東京タワー好きなので、トビリシタワー贔屓になりました。そんなトビリシタワーを擁するトビリシの街には親近感も湧いちゃいます。

 

マクドナルドの上からニョッキリ、トビリシタワー

 

街中の至る所から見えるトビリシタワー。

 

トビリシの方に聞いたわけではありませんが、トビリシタワーはトビリシのシンボル、ということでいきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

ジョージア(国)旅行の始まりは、トビリシから

トビリシの街並みは、一見ヨーロッパ。

 

ジョージア旅行記、さて何からブログ記事にしようか。

 

楽しい記憶が鮮明で、書きたいことがありすぎて、頭の中は飽和状態。どこから始めるか迷ってしまいました。

 

一緒に旅をした家族に聞いてみてもそれぞれ違う答えだし、ピンポイントすぎる答えと一番には持って来れないような内容で参考にならず。ヒントを得ようとして写真を見返しても、写真を見ているのが楽しくて(だから写真整理なんて進むわけがない!)時間が過ぎてしまう。

 

迷いすぎて時間ばかり経ってしまうから、決断。

 

やっぱり首都からよねということで、ジョージア旅行記はジョージアの首都トビリシから始まります。

 

 

ジョージアの空の窓口は、トビリシにあるTbilisi International Airport(トビリシ国際空港)。多くの国際便がここに降り立ちます。

 

実際、我が家もトビリシ国際空港に降り立ち、トビリシから始まりました。

 

だからきっとこれが順当なスタート。

 

 

トビリシってこんなところです。

 

 

つづく

 


 

参照・参考

 

ウィキペディア ; ヴァフタング一世 

ウィキペディア;トビリシ

外務省;ジョージア

 

 

記事内で参照している“地球の歩き方 Plat ジョージア”は、今回唯一購入したガイドブック。

 

 

なんせ未知の国。何も知らないところから始まったので、私たちは電子書籍版を購入して事前に読み込みました。ここまで活用したガイドブックは初めて!と言えるぐらい。

 

言いたいことはあるけれど、足りない部分もありますが、あってよかったガイドブック。これがなかったらどうなっていたことかと思います。

 

満足できるガイドブックです。

 


 

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