2021年10月末 追記
こちらに記載した方法で日本へ帰国しました。友人も、こちらに記載した通りの方法で帰国しました。日本入国に有効な新型コロナウィルスPCR検査陰性証明書は、ロサンゼルス国際空港(LAX)内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)にて取得できます。
ロサンゼルス空港(LAX)で日本入国のためのPCR検査を受ける
新型コロナウィルス感染拡大後の現在、各国は入国・帰国者に入国制限と入国後の行動制限を課しています。日本への帰国も同様に帰国条件が厳しくなり、渡航前に準備することが増えました。
そのひとつが、出国72時間前に行う陰性を証明するため証明書の用意です。
日本が求める検査の証明書は、ルールがしっかり決まっています。日本人であったとしても上陸が認められな方がいらっしゃたという怖い話も聞く、新型ロナウィルスに感染していないことを証明する出国72時間以内に取得する必要がる検査陰性証明書は、一時帰国を前にしての準備の中で大きなストレスのひとつです。
日本が求める要件を満たした検査陰性証明書は、LA周辺の方の出国窓口となるロサンゼルス国際空港(LAX)での検査で、発行してもらうことができます。
先日、我が家の一人が渡航しました。行き先は日本ではありませんが、渡航に際してPCR検査を求められ、日本領事館のリストにあり渡航先の国も認めていた、ロサンゼルス国際空港(LAX)内でPCR検査を行い証明書を発行している Clarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)でPCR検査を受けました。
日本入国の要件を満たしたとされる検査と同じもだったので、ロサンゼルス空港(LAX)にあるClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)の検査結果が日本入国のための検査証明書の要件を満たしている説明と、そのための追加の一手間、全手順、検査体験を、二記事にわたってシェアしたいと思います。
こちらの記事では、ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)の新型コロナウィルスの検査の種類について、発行されるPCR検査陰性証明書が日本入国に際して有効であること、記載事項の不足を補う方法を説明しています。
ロサンゼルス国際空港(LAX)内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)でPCR検査を受けるための全手順(予約、検査、追加の一手間)と体験談については、こちらをご覧ください。
注意
今回は、日本入国のための要件を満たした出国72時間以内の検査陰性証明書をアメリカで取得する場合について記載しています。
アメリカであれば求められる内容は同じですが、アメリカで発行された証明書では認められる特例があります。そのほかの地域の方はご注意ください。
アメリカと同じ条件の国は他にもあります。各国の大使館・領事館のページを確認してください。
目次
LAXで日本入国のためのPCR検査を受ける
LAXの検査機関 Clarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)
① LAXで受けられるCovid-19(コロナウィルス)検査の種類 ② LAXのPCR検査は2種類ある
LAXのPCR検査方法と検体採取方法は、日本が有効と認めている方法
① LAXのPCR検査の検査方法は有効
LAXの検査機関 Clarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)
ロサンゼルス空港(LAX)にて新型コロナウィウルスの検査を行っている医療機関機関 Clarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)は、在ロサンゼルス日本領事館の“厚生労働省書式または同等の内容で72時間以内検査陰性証明書の発行が可能な医療機関”に記載された機関です。
現在、日本が求めている内容を満たす検査証明書の発行が可能な医療機関のリストは、日本領事館のHPで確認できます。(その他の医療機関の証明書でも、日本が求めるも内容を満たしていれば利用可能です)
→ ロサンゼルス領事館: 厚生労働省書式または同等の内容で72時間以内検査陰性証明書の発行が可能な医療機関
(参考→日本領事館:加州で検査・入手したPCR検査証明を日本入国用の所定書式に書き換えることを希望する場合に書換え可能な医療機関)
この中にロサンゼルス国際空港(LAX)内で新型コロナウィルウスの検査を行っているClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)の名前があります。
ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)の場合、厚生労働省書式には対応していないため厚生労働省と同等内容での72時間以内検査陰性証明書となります。
完全に同等の内容にするには、自分で一手間必要になります(後述)。
LAXでPCR検査 : Clarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)
ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)で、日本が求める要件を満たした日本上陸に必要な出国72時間以内の検査陰性証明書を取得するためには、
① PCR Test(PCR検査)のみ有効
② Standard / Rapid PCR Test は、どちらでもいい
① LAXで受けられるCovid-19(コロナウィルス)検査の種類
2021年9月末現在、ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)が提供している新型コロナウィルスの検査は2種類あります。
1. PCR Test(PCR検査)$125 / $199
2. Antigen Tests(抗原検査) $80
前出の日本領事館の医療機関リストのClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)の項目には、“RT-PCR 可能。抗原(Antigen)検査は定量検査でないので日本入国用には不適”とあります。
1のPCR Test(PCR検査)のみ、日本入国のための出国72時間以内検査陰性証明書として認められます。2.のAntigen Tests(抗原検査)では日本入国は認められません。
*注 日本が認めている有効な検査方法のひとつにQuantitative Antigen Test(抗原定量検査)がありますが、これはAntigen Tests(抗原検査)とは別物です。
② LAXのPCR検査は2種類ある
ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)には、さらに PCR Test(PCR検査)が2種類あります。
・1-1 Standard PCR Test $125
・1-2 Rapid PCR Test $199
Standard PCR TestとRapid PCR Testの違いは、検査結果が出るまでの時間です。Standard PCR Testは3~5時間以内、もしくは24時間以内に出ますが、Rapid PCR Testは1時間で検査結果が出ます。
証明書の内容には関係がないので、出発72時間以内の検査であればどちらでも大丈夫です。
LAXのPCR検査方法と検体採取方法は、日本が有効と認めている方法
ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)にて受けた、出発72時間以内のPCR検査陰性証明書は、日本が求める検査方法と検体採取方法の条件を満たしています。
①Clarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)の検査方法
RT-PCR-SARS-COV-2(COVID-19)(BIORAD)
② Clarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)の検体採取方法
nasopharyngeal swab(鼻咽頭ぬぐい液)
RT-PCRテストも、nasopharyngeal swab(鼻咽頭ぬぐい液)も、どちらも日本が認めている検査方法と検体採取方法です。
日本入国に必要な検査陰性証明書で心配なのが、検査方法と検体の採取方法です。このどちらか一つでも違えば、日本上陸は認められません。
だからこそ不安だし、「大丈夫」と言われていたとしても自分で納得して出発前のストレスを減らしたい。
上写真左は、今回妹しろがロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)で検査を受けた時のPCR検査の検査陰性証明書です。(個人情報は変えています)
右写真は、厚生労働省 検疫所がHPに掲載している日本入国時に必要な検査証明書の要件について記載されたものです。
この2つを照らし合わせみて見てみると、LAX内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)で受ける検査は、日本が有効と認めた検査方法と検体採取方法であることがわかります。
ここでは、LAX内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)の検査方法と検体採取方法が、それぞれ日本が有効としているものであることを確認します。
① LAXのPCR検査の検査方法は有効
左の検査陰性証明書には、検査方法名としてRT-PCR-SARS-COV-2(COVID-19)(BIORAD)と記載されています。「SARS-COV-2」は原因となる新型コロナウィルスのこと。「RT-PCR」が検査方法を表しています。
右の厚生労働省のHPに掲載されている有効な検査手法の最初、“*下記の方法、もしくは検査手法名を含む方法”と書かれたその下、1つ目にNuclei acid amplification test ((RT)-PCR)とあります。
また、こちらの画像はLAXのClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)のPCR検査を予約する時に出てくる画像です。そこには、「この検査はNucleic Acid Amplification Testです」と書かれています。先ほど確認した検査名((RT)-PCR)の直前、Nuclei acid amplification test ((RT)-PCR)と同一であることが確認できます。
ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)のPCR検査方法が、日本が有効と認めている検査方法であることが確認できます。
(PCR検査には、PCR、RT-PCR、Real Time PCRなどがあります。これは新型コロナウィルスの情報採取方法の違いがあります。詳しくはこちら→ワケンビーテック株式会社:COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のためのPCR検査について)
② LAXのPCR検査の検体採取方法は日本入国に有効
左の検査結果の検体の採取方法(Specimen) には、nasopharyngeal swabとあります。
右の厚生労働省の有効な検査証明書と認められる検体の最初にNasopharyngeal Swab/smear(鼻咽頭ぬぐい液)とあり、名前が一致します。
LAX内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)で使われている検体の採取方法は、日本が有効と認める検体であることが確認できます。
LAX内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)で用いられる検査方法と検体の採取方法は、どちらも厚生省のHPに記載されている「有効な検査証明書として認められる要件」を満たしています。
LAXで取得した検査陰性証明に記載されている項目
ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)が発行する新型コロナウィルスに対するPCR検査の検査陰性証明書には、日本が入国に際して検査証明書に記載を求める要件のうち、国籍・医師名・医療機関の印影の3点の漏れがあります。
(次項要参照)
厚生労働省・検疫所が指定している所定のフォーマットがあります。医療機関にこの用紙を持ち込み、ここに記載してもらうのが一番ですが、ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)には、持ち込むことができません。
よって検査証明書へ記載すべき内容が、すべて記載されていることを自分で確認する必要があります。
左は厚生労働省のHPに載っている、検査証明書へ記載すべき内容です。
右は、LAX内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)で、今回妹しろに発行された新型コロナウィルスPCR検査陰性証明証です。
照らし合わせてみると、日本が求める検査陰性証明書へ記載すべき内容16のうち、3点がLAX内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)の証明書には記載されていないことがわかります。
① 氏名、パスポート番号、国籍、生年月日、性別
② 検査法、採取検体(下記2.3に限る=前出の検査法と検体のこと)
③ 結果、検体採取日時、結果判明日、検査証明交付年月日
④ 医療機関名、住所、医師名、医療機関印影
⑤ すべての項目が英語で記載されたもの
赤字の、①の国籍、④の医師名、医療機関印影は、LAX内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)が発行した検査員性証明書に記載されていませんでした。
LAXの検査陰性証明書に記載がない3点について
ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)が発行する、新型コロナウィルスに対するPCR検査の検査陰性証明書に記載がない3点については、
① 国籍は検査対象本人が自分で記入することで、補える。
② 米国で発行された検査陰性証明書は、医師名の記載がなくても認められ、
③医療機関の印影はレターヘッドがその代わりとなります。
日本が入国・帰国に際して検査陰性証明書に求めている要件のうち、ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)が発行する検査陰性証明書には3点不足していますが、それでもLAX内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)の検査陰性証明書で帰国することができます。
2021年3月19日から、検査陰性証明書の要件が一部緩和されました。こちらは、その際在ロサンゼルス日本領事館から2021年3月12日に送付されたメールです。
① 国籍について
厚生労働省の検査証明書について(Q&A)には、こうあります。この文章によれば、氏名、生年月日、パスポート番号は必ず記載されている必要があるが、その3点があれば、国籍については記載されていなくても有効とみなされるようです。
また2021年の3月に日本の水際対策が強化された際、検査証明書の要件の一部が緩和されました。その際、在ロサンゼルス領事館からの送付されたメールにはこうあります。
“医療機関等が発行する検査証明書に「パスポート番号、国籍、生年月日、性別」の記載が無い場合には、検査証明書の余白に当該医療機関又は検査証明の対象となっているご本人が手書きでこの情報を記載することも可能です。”
ロサンゼルス国際空港(LAX)内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)が発行するPCR検査の検査証明書には、日本が求める記載事項のひとつ、「国籍」が記載されていません。ですが、検査を受けた本人により「国籍」を記入することで、補うことができます。
② 医師名について
同じ厚生労働省の検査証明書について(Q&A)には、医師名・医療機関印影についての記載もありました。アメリカで取得されて検査陰性証明書は、医師名の記載がなくても有効な証明書としてみなされます。
よって、ロサンゼルス国際空港(LAX)内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)で受けたPCR検査の検査証明書に医師名が記載されていなくても問題ありません。
③ 医療機関の印影について
医療機関の印影いついては、②の医師名と同じQ&Aの欄に、“検疫官の判断により、有効な証明とみなすことがあります”とあります。
また2021年の3月に日本の水際対策が強化された際、検査証明書の要件の一部が緩和されました。その際、在ロサンゼルス領事館からの送付されたメールにはこうあります。
“医療機関等のレター・ヘッド及び氏名の印字があれば、印影や署名がなくても有効な証明として取り扱う”また、“医療機関名・医師名、印影について、米国においてはレター・ヘッド及び氏名の印字があれば有効な証明として取り扱われます”とあります。
LAX内のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)が発行する検査証明書には、ラボの名前とレターヘッドの記載があるので、この要件を満たしています。
その他の参考次項 厚労働省のQ&Aから
今回の記事を書いたきっかけは、ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)にて、妹しろが新型コロナウィルスのPCR検査陰性証明書を取得したことですが、ここまでくわしく書いたのは自分のため。日本への一時帰国が念頭にあるので、そのために調べました。
調べている中で基本情報とは別に参考になったのが、厚生労働省HP上にある2021年8月25日付のQ&Aです。これから新型コロナウィルスの検査陰性証明書を取得される方、とくに厚生労働省書式ではない任意のものを用意するつもりの方へ、一読をおすすめします。
同ページから、いくつか気になった部分をこちらに貼っておきます。
任意の書式について
検体と検査方法の確認。
検査証明書の記載内容の確認。
必要事項には、マーカーを引く。
電子検査証明書について
電子検査証明書でもいい。
有効と認められる要件は、厚生労働省の要件と同じ。端末に表示するか紙に印刷し、目視できる状態にしておく。
決まった書式はないが、不鮮明なものは無効となる。
LAX以外の有効な検査陰性証明書の発行が可能な機関
今回はロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)が発行する出発72時間前の検査陰性証明書についてでしたが、他の医療機関でも日本帰国へ有効な検査陰性証明書の取得はできます。
日本領事館がまとめた検査陰性証明書のリストに載っている医療機関は、その一例です。
→ ロサンゼルス領事館: 厚生労働省書式または同等の内容で72時間以内検査陰性証明書の発行が可能な医療機関
(参考→日本領事館:加州で検査・入手したPCR検査証明を日本入国用の所定書式に書き換えることを希望する場合に書換え可能な医療機関)
他に、HISからきたメールによれば、HISロサンゼルス店では出発72時間前のPCR検査を実施(LAXと同じRT-PCR、唾液採取)。厚生労働省のフォーマットで証明書を出してくれるそうです
→HIS: ロサンゼルスPCR検査センター Los Angeles PCR Testing Center
今年の一月、用事があり日本へ一時帰国しました。私は出発72時間前の検査を必要とする前日に日本に到着したので、日本入国のための出発72時間前の検査は受けませんでしたが、その直後に帰国されたtomokoさんとtiara7さんから、検査についての情報をお寄せいただきました。
tomokoさんの検査証明は、任意のフォーマットで、完璧な証明書だと検疫官のかたから言葉があったもの。tiara7さんの検査は、今回記事にしたLAXでのPCR検査。
参考までに、その記事も貼っておきます。
日本帰国のためにLAXでPCR検査、最終確認は自分で!
今年の一月に日本へ一時帰国した時は、出発72時間以内の検査の義務が地域別に始まった頃で、カリフォルニア州がそこに含まれるかどうかという時期でした。日本領事館に電話をしても明確な答えはなく、情報が少なすぎて右往左往しました。結局ギリギリ検査なしで帰国できましたが、どうなるか様子を伺っていた数日間は気が気ではありませんでした。
あの頃と比べたら、今は随分楽です。
日本が求める検査証明書は一部緩和されました。有効な検査方法も増え、厚生省のQ&Aを見ればわかるように、かなり柔軟性があります。(検査方法と検体採取方法が有効であれば、あとはなんとかなりそうと思うぐらい。)
何より、今は求めれば情報があります。厚生労働省のHPの表示も改善・わかりやすくなり、こんな時はどうすればいいか、有効なのかということも調べればわかる様になりました。体験談も増え、自分がアクセスすればそれを見ることができます。
「入国を認められない」という言葉のインパクトが強いけれど、有効でない証明書への対処が厳しくなっただけ。有効な検査証明書を持っていれば、何事もなく帰国できます。それは、難しいことではない。特にアメリカで取得するのであれば。
無事に日本へ帰国するために、必ず、自分で日本が求める要件を確認してください。
お友達などの情報もいいですが、厚生労働省、航空会社、旅行会社、検疫、日本領事館などに、最新の情報を把握しているところで、是非最新情報の確認を。
新型コロナウィルス関連の情報は日々更新されます。先日はついに隔離期間が変更されました。14日間の隔離だったものが、10日目にPCR検査を受けて陰性であれば隔離が終わります。日本では緊急事態宣言が解除されたので、また入国についての要件も変化するでしょう。
(参考→ 新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(ワクチン接種証明書保持者に対する入国後・帰国後の待機期間について))
無事に入国するために、日本帰国のための情報確認はご自身でしっかりと!をお忘れなく。
最後に 厚生労働省書式か、任意のフォーマットか
どこでPCR検査を受けるか、迷います。私も日本からアメリカに戻る時、これから日本への一時帰国の予定があるのでアンテナを張っていました。
アメリカから日本へ帰国するための出発72時間前の検査陰性証明書をどこで取得するか迷ったら、厚生労働省書式か任意のフォーマトか、自分に合った方を選ぶのが一つの選択の仕方だと思います。
厚生労働省のフォーマット
例えば、我が家のめがねが一人で日本へ帰国し、私たちがヘルプできない状況であったなら、厚生労働省書式で検査陰性証明書を日本語で用意してもらえるとこで取得するのがベストだと思います。
また、調べる時間がない方。インターネットへのアクセスが苦手な方。面倒臭いのはなし!100%の確実が欲しい方も、厚生労働省書式で検査陰性証明書を発行している医療機関で、出発72時間以内の検査陰性証明書を取得するのをおすすめします。
任意のフォーマット
逆に、今回のブログのように、ある程度自分で調べることができる方。それに納得して、任意のフォーマットでも大丈夫だと結論を出せる方であれば、任意のフォーマットを使った医療機関でも大丈夫。
任意のフォーマットが日本入国に有効であるかを確認する時一番参考になるのは、その医療(検査)機関が発行した検査陰性証明書。日本で有効であるかどうか、漏れがあれば補えるものか。一番わかりやすく確認できます。
私は日本への一時帰国を予定しています。LAXは行動範囲内なので、地理的にも都合が良く、また今回のブログ記事できちんと把握ができたので、ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)で出発72時間前の検査陰性証明書を取得するつもりです。(そのために、ここまで調べました笑。)
日本帰国を予定されている方のストレスが、少しでも緩和されますように。
みなさま、良い旅を!
今回の記事では、ロサンゼルス国際空港(LAX)のClarity Mobile Labs (クラリティ モバイル ラボ)にて、日本入国に有効な出発72時間前の検査陰性証明書を取得できることを、深掘りしてお伝えしました。
こちらの記事では、サイトへの登録・予約・検査・証明書取得後一手間など、日本入国の検査証明書を取得する全手順と体験談をご紹介しています。よろしければご覧ください。
【 一時帰国 羽田着 】 新 検査 方法での手順と注意点(2020年8月)
コロナ禍の渡米 羽田発 LAでアメリカ入国、自主隔離(2020年12月)
(2021年1月)
LAX→羽田 日本入国記③ 羽田空港のコロナ検疫の流れと詳細
LAX→羽田 日本入国記④完 レンタカー・羽田空港・自宅待機
(2021年10月)
参考
→厚生労働省:日本へ入国・帰国した皆さまへ 「14日間の待機期間中」のルール
→厚生労働省: 検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書の提出について
→厚生労働省: スマートフォンの携行、必要なアプリの登録・利用について