トレジョで買えるPaddy’sの調理済みコンビーフ
あと一週間ほどで、セントパトリックスデイ。
聖人聖パトリックの命日でカトリックの祭日、アイルランドでは祝祭日の1日。アメリカでも広く親しまれており、緑とクローバーとハットが象徴の日です。
LAでは個々で楽しむ様子で当日のお祝い感はそこまでありませんが、セントパトリックスデイが近づくと食品を扱うお店ではセントパトリックスデイ関連の商品が増えます。
アイルランドの祝祭日なので、アイルランド由来の食料が目を引くように置かれます。
コンビーフ、ソーダブレッド、アイリッシュソーセージ。
この時期だけの商品だから楽しみにしている人も多く、私のそんな1人。キリスト教徒ではありませんが、この時期だけ出会える商品を心待ちにしています。
先週ブログ記事にしたTrader Joe’s(トレーダージョーズ)のあとは煮込むだけコーンビーフも、そのひとつ。缶詰のコンビーフしか知らなかった私がコンビーフの美味しさを知った商品です。
先日、Trader Joe’s(トレーダージョーズ)でこのReady to Cook(後は煮るだけ)のコンビーフを買おうとしたところ、横に並んでいた別のコンビーフが目に止まりました。
今年はそちらのコンビーフを買ってみました。
トレジョで購入 Paddy’s Full Cooked Corned Beef
Meat District Paddy’s(ミート ディストリクト パディーズ)
Fully Cooked Uncured Corned Beef Brisket
(フル クックド アンキュアード コーンド ビーフ ブリスケット)
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)の店頭で目移りして初めて購入してみたのは、トレジョマークではなく、Paddy’sというメーカーのコーンビーフでした。
お肉とたっぷりのスパイスが、パウチに入っています。
こちらは先週ブログ記事にした煮込むだけコンビーフとは違い調理済みのコンビーフなので、温めるだけでいただけるReady to Eat(すぐ食べられる) 商品でした。
Paddy’sのコンビーフの温め方 2通り
パッケージ書かれているコンビーフを温める方法は2つありました。
電子レンジを使う方法
中のパウチに穴を開け、トレイに乗せる。1100wの電子レンジで8分、もしくはお肉の温度が華氏165°F(摂氏73.8℃)になるまで温める。
そのまま1分おいたら、出来上がり。
コンロで温める方法
全てのパッケージを取り除き、お肉を汁とともにお鍋に入れる。蓋をして弱火で30分、もしくはお肉の温度が華氏165°F(摂氏73.8℃)になるまで温める。
火を止めてそのまま1分おいたら出来上がり。
我が家は電子レンジを処分してずいぶん経つので、お鍋で温めました。すぐ食べれるよと言っているのに、温めにるのに30分もかかるのねぇ・・・と言いながら笑。
30分後。焦げはしませんでしが、水分量は割とギリギリでした。あと5分火にかけていたら、焦げていたことでしょう。お鍋で温める場合は火加減と水分量にお気をつけて。
そしてやっぱり、コンビーフはしょっぱく仕上がりました。
トレジョで買えるPaddy’sのコンビーフのお味は?
パンデミック後は外出自粛やアメリカにいなかったりで、数年コンビーフを食べていません。と、きちんとお伝えした上で。
Paddy’sのコンビーフは、ちゃんと美味しいコンビーフでした。
色もいちから作る自家製では出せないピンク色(生といことではありません)。スパイスの香りは強めで、しっかりした肉質はコンビーフらしく締まっています。
手作りよりも市販品の味という印象でした。
とはいえ、缶詰のコンビーフとは別物で、生っぽい匂いはありません。
お肉の味がちゃんとする、普通に美味しいコンビーフでした。
自分で煮るトレジョのコンビーフと比べて
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)のReady to Cook(あとは煮るだけ)商品のコンビーフと比較すると、私は今回のPaddy’sのものよりもReady to Cook(あとは煮るだけ)のコンビーフの方が好きでした。
パッケージの通りに温めたので火加減の失敗ということはないと思いますが、自分で煮た方がよりほぐれやすく柔らかな食感に仕上がります。今回買ったPaddy’sはギチっと詰まった感じ。
コンビーフは本来Paddy’sの方の食感に近いのかもと思いつつ、好みですが私は柔らかい方が好きかな。
味も、Ready to Cook(あとは煮るだけ)商品のコンビーフの方がフレッシュで美味しい。Paddy’sのコンビーフはお肉の味がしっかりめ、奥深くに内臓っぽい味を感じました。アレンジせずそのまま食べた時は、それは口に残って気になりました。
Ready to Cook(あとは煮るだけ)よりも缶詰の雰囲気を感じる味でした。
一番気になったのは、スパイスの硬さです。
Paddy’sのコンビーフには、たっぷりスパイスが入っています。その中には固さのあるコリアンダーシードも入っていて、特に考えず一緒に使ったら口の中でゴリゴリと主張しました。私はこの食感が嫌だったので、その後使った時はスパイスを取り除きました。
Paddy’sは利便性よし!
なんだかんだ言っていますが、Paddy’sのコンビーフは調理されているところが利点です。
4時間煮て食べられるコンビーフと、電子レンジで8分、お鍋で30分煮ればいいコンビーフ。手に取りやすいのは断然Paddy’sのコンビーフです。
これがPaddy’sのコンビーフの魅力です。
ちょっと手間でちゃんと美味しいコンビーフが食べられると考えたら、Paddy’sのコンビーフもなかなかいいと思います。
利点はすぐ食べれること。トレジョで購入の調理済みコンビーフ
ほどほどの手間でそれなりに美味しいコンビーフが食べれる、Trader Joe’s(トレーダージョーズ)で購入できるPaddy’sのコンビーフは、すぐ食べれるのが利点です。
自分で煮込むものと比べるとあちらの方が好きと思う方もいると思いますが、それでも缶詰のコンビーフにつながるこのコンビーフらしい味が好きな人も多いはず。
アメリカらしい市販のコンビーフが好きな方。お肉の味が強いのが好きな方は、自分で煮込むものよりもこちらの方が好きだと思います。
逆に、自分で煮込む楽しみを知っている方。ほろっとした食感と手作り感のあるコンビーフが好きな方は、自分で煮込むトレジョのコンビーフの方がおすすめです。
すぐ食べたい時。
4時間に混むなんて無理だけど、それなりに美味しいコンビーフが食べたい時。
そんな時や、忙しい方へおすすめの、ある意味コンビーフらしいコンビーフです。
ごちそうさまでした。