鶏つくねのトマトあんかけ
ある日のお夕食は、いつものつくねをちょっとアレンジして、トマトあんかけに仕立てました。
最初に言ってしまいます。
これ、とっても美味しい!!!
先日のサバの味噌煮を使ったパスタを作った時にも思いましたが、トマトって和風の味付けとあうんですね。
トマトの柔らかな酸味がお出汁の味の中で時に主張する味の加減は、おだしとトマトの組み合わせだからのもの。トマトの甘さが消えて、トマトの酸味が際立ち、お酢の酸味とは違う柔らかな味なので、その酸味もすっと和食になじんでいます。
また、笠原さんのつくねも本当に美味しくて、惚れています。
すりおろした玉ねぎを絞ったものが入るせい?
弱火でゆっくり火を通すからでしょうか。
ふんわり柔らかな食感は絶品です。
お出汁の味と鶏肉の旨味があいまって、そのまま食べても美味しいし、照り焼き風にしてももちろん美味しい。応用もきくので、我が家で何度も作っています。過去記事→ホールフーズのお肉を使って お家焼き鳥ディナーは笠原さんレシピのつくねが美味!
年末のポットラックに作って欲しいと言われたので作ったら大好評。
年齢問わず人気の鶏つくねのトマトあんかけです。
笠原さんのレシピの鶏つくねのトマトあんかけの作り方
レシピは愛用中の笠原将弘さんのレシピ本、「和食道場」から。
【 作り方の流れを簡単に 】
水気をしぼった玉ねぎのすりおろし、卵、片栗粉、醤油、砂糖、お塩を鶏ひき肉に入れてよく混ぜる。
お水、昆布、お醤油、みりんを鍋に入れ、一煮立ちさせたら、鶏肉団子を入れる。数分弱火で煮て、浮いてきたら取り出す。
鶏肉を煮たお出汁のを半分ぐらい鍋に入れ、湯むきしてザク切りにしたトマトを入れて一煮立ちする。水で説いた片栗粉を入れててあんかけを作り、鶏つくねにあんかけをかけて完成。
あんかけにするまでの、鶏つくねのレシピはこちらで見れます。→ふわふわ&ジューシー!予約の取れない和食店の絶品鶏つくねがおうちでできる! by Esse←
トマトは余熱で火が通るので、柔らかくなるまで煮てしまうと、食べる頃にはトマトがとけてしまうので、トマトが硬いうちに火をとめたほうがいいです。
鶏つくねのトマトあんかけ、また作ります!
多めに作ったので、翌朝めがねに残り物があることを伝えると「あれは美味しかった!とっても美味しかった!」と、声を張り上げていました。
そして朝からご飯をおかわりしていました。
気に入ってもらえて、良かったです。
また作ること間違いなしの(もう何度も作っている)、鶏つくねのトマトあんかけ。
ごちそうさまでした。
今回のレシピが載っているのはこちらのレシピ本です。
今回初めて、写真を撮りながら、相性のいい器に盛ることができたなと思いました。
木の茶色に藍色が映えて、わーきれい!わーきれい!と内心叫んでいました。
藍の器が好きです。
濃淡のある青や、滲むように青で描かれているお皿に惹かれます。それは古今東西どこの器でも。
高級食器の代表格ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドは憧れだし、
北欧食器のロールストランドのモナミシリーズの青色も好き。
東南アジアの土っぽい、ベトナムの染付も好き!
そして日本の食器も好きです。特に古い感じのするものに惹かれます。
写真を見返して、でてきた写真。
長野の別荘的な家で、伯母が買ってきてたとうもろこしを茹でてくれて、それを古い大皿に盛ってくれたもの。
大皿の余白をいかしてこんな風に使うのと思ったのと、藍色に黄色が映えて美しくて、この写真を撮った記憶があります。
まだまだ食器まで頭が回らないことが多いけれど、少しずつ上手に使えるようになりたい。そう強く思った、鶏つくねのトマトあんかけを作った日。
・・・美味しかったなぁ笑