【レシピ】和食とも合う青トマトや大根で作るカレー味のピクルス

柔らかなカレー味の青トマトや大根ピクルスレシピ

カレー味がアクセントの青トマトや大根ピクルスのレシピ

日本と同じく、今年のロサンゼルスはエルニーニョの影響で暖冬です。

1月後半の冷え込みでやっと冬の景色になりましたが、それまで街は秋。柿の木から葉は落ちず、早春に花粉を飛ばす木やメープルの街路樹は紅葉真っ只中。

季節がひとつずれている光景が続いていました。


暖かすぎた秋から冬。

我が家の勝手に生えてきた(正しくは一昨年に植えたけれどうまくいかず、と思っていたら昨年生えてきた)ミニトマトも枯れもせず、冬なのに実をつけています。現在進行形で。

けれど日照時間が足りないのでしょう、なるのは青くて硬いミニトマト。

熟さずとも毒性はないけれど、そのままでは食べれないのでふんわりカレー味のピクルスにしました。


カレー味のピクルスは硬さのある青いトマトの他に、大根やレンコン、カリフラワー、オクラで作っても美味しいです。

青いトマトや大根で作るカレー味のピクルスの作り方

recipe

【材料】

青ミニトマトや大根などの野菜 適量

—ピクルス液—
酢・水 各50ml
砂糖 大さじ1
塩 少々
カレー粉、またはガラムマサラ 少々
ローリエ 2枚
黒粒コショウ3粒
お好みで唐辛子やマスタードシード

硬い青いトマトや大根で作るカレー味のピクルスの作り方の材料、赤くならなかった青いままのミニトマト
我が家でなった熟さなかった青いミニトマト。

【作り方】

ピクルス液を作る

お鍋にピクルス液の材料を全て入れ、火にかける。一煮立ちして砂糖が溶けたら、火を止めて冷ましておく。

野菜を適当な大きさに切る

野菜を食べやすい大きさに切る。青いミニトマトを使う場合、大きいものは半分に切る。

瓶に入れる

野菜を保存瓶に入れ、冷めたピクルス液を注いで完成。
翌日から食べられる。

ピクルスにした直後の青いミニトマト

動画版カレー味のピクルスの作り方

カレー粉の量は入れすぎです・・・。

柔らかカレー味のピクルスレシピは和食とも好相性

柔らかカレー味のピクルスレシピはお蕎麦や和食とも合う
お蕎麦やさんで出会ったほんのりカレー味のピクルス。

日本に一時帰国中、今どきなお蕎麦屋さんの箸休めとして出会った青いミニトマトのカレー味のピクルス。

お蕎麦にピクルスなんて面白いと思ったけれど、天ぷらも頼んでいたのでピクルスのさっぱりさがちょうどよく、相性良しでした。

ほんわりカレー味だと他の料理を邪魔することもないから、お蕎麦であっても問題ない。柔らかなカレー味のピクルスの魅力を、この日知りました。

今までもカレー味のピクルスを食べたことがありますが、どれもカレーの主張がしっかりしているものでした。

それはそれで美味しいけれど、お漬物ように、和食の食卓とも相性がいい柔らかなカレー味のピクルスもいい。

だからこのレシピはカレーパウダーは「少々」、強くきかせていません。

とはいえ、ピクルス液にずっとつけておけば日が経つごとにカレー味は強くなります。それはそれで美味しいので、つけてすぐのものと少し時間が経ったものをぜひ食べ比べしてみてください。

カレーパウダーの目安

レシピには「少々」と書きましたが、カレーパウダーの目安は、瓶入りカレーパウダーで穴ありの中蓋つきなら、二〜三振りぐらい。ほんのちょっとだけ。

少しの量でも、翌日になるときちんとカレーの風味がします。

気分でカレー味多めでどうぞ

気分でカレー味増し増しもあり。

そんな時はカレーパウダーは多めに振ってください。倍ぐらいかな。

しっかりカレー味のピクルスは、ハンバーグやナポリタンなど、味が強い洋食に添えるのがおすすめ。あとは晩酌のおともとかね!

野菜の量の目安

レシピでは適量とした野菜の量ですが、ピクルス液は合計100ml(1/2カップ)。そんなに多くの量はつけられません。きゅうりなら2本ぐらいでしょうか。

倍量で作ってもいいですが、私は都度(青いミニトマトはそんなにならないので)野菜を変えて作ります。

少し少なかったと思うぐらいの量が、ピクルスにはちょうどいい。

このぐらいの量だと、使い終わったピクルス液の処理も簡単なのもいいところです。

青ミニトマト以外の食材を使ったカレー味のピクルス

青トマト以外の食材を使ってカレー味のピクルスを作る。こちらは大根のカレー味のピクルス。
大根で作った柔らかなカレー味のピクルス。こちらも美味でした。

今回は青いミニトマトを使ってカレー風味のピクルスを作りましたが、他の野菜でももちろん美味しく作れます。

例えば大根、蓮根、カリフラワー。どれも冬野菜だから、今の時期のピクルスとしてもちょうどいい野菜です。

ピクルスの定番きゅうりやにんじんは、濃いめカレー味の方が美味しいかなと思ったり。

出来上がりのピクルスの色のこと

出来上がりのピクルスの色のこと、仕込んだ直後の青いミニトマトのピクルス

ピクルスを作る時、紫キャベツや紫玉ねぎなど、食材によって色の出方を重視する時があります。

青いトマトをピクルスの材料にするとき、トマトの青さを残したいならカレーパウダーではなくガラムマサラを使用します。そしてお砂糖は白いお砂糖や色の薄いお砂糖がいい。

カレーパウダーを使うと1日目はまだ緑色が強いですが、2日目から黄色が強くなります。


大根や蓮根やカリフラワーなど白い野菜を使う場合は、黄色が入るカレーパウダーを使います。お砂糖の色は気にせずで大丈夫。

日が経つごとに、薄い黄色さが少しずつ強くなります。


*この記事のピクルスは、全てカレーパウダーを使って茶色いお砂糖を使ったものです。

使い終わったピクルス液の活用法

使い終わったピクルス液の活用法

使い終わったピクルス液、家で作ったものは原材料がわかっているから捨ててしまうのは勿体無い。

我が家ではドレッシングや煮物に使います。

ドレッシングはオリーブオイルとディジョンマスタードを加えて混ぜる。お好みでハーブやニンニクもどうぞ。

煮物は、ピクルス液とお醤油、酒を鍋に加え、煮立たせたところに鶏肉(手羽元や鶏もも肉)を加えて煮ます。野菜で作っても美味しいです。

他にどんな使い方があるのか検索してみたところ、スープに加えて酸味のあるスープを作ったり、南蛮漬けの漬けだれに。お肉をマリネするなどがありました。

確かに、いいアイディア!

青トマト/大根の柔らかカレー味のピクルスのレシピ

和食にもあう、青トマト/大根のふんわりカレー味のピクルス

秋、時期外れの青いミニトマトが実り始めたのを見て、これから君たちは大きくなれるのか?と思っていたけれど、カレー味のピクルスにして美味しく頂きました。 


ふわりと柔らかいカレー味だから、和食にも合う。

ちょうどいい塩梅のピクルスです。

ミニトマトが熟さず青いミニトマトがなったなら。お漬物の代わりに。箸休め的なちょっとしたものが欲しいとき。

柔らかいカレー味のピクルスはいかが?

ごちそうさまでした。

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