5分で作る一番簡単なふき味噌の作り方 電子レンジ編

 

電子レンジを活用 5分で作る一番簡単な蕗味噌の作り

 

「こんなになってたわよ!」と言いながら家に入ってきた伯母が握っていたのは、まさかのふきのとうでした。

 

猫の額すぎる庭?隙間?には確かにふきがはえていますが、東京ではふきは1年中しげっているので気にとめたことはなく。他の種類の草類と混じって生えているので、目に留めたこともなかった場所。そこにふきのとうがなっていたそうです。

 

私も相当食いしん坊なほうですが、アンテナの張り具合はまだまだでした。まさかそんな近くで、ふきのとうがなっていたとは。不覚です。

 

 

「時間が経てば経つほど青色が抜けて茶色くなるから、もうすぐ、もうすぐ、調理しちゃうのよ!」とのこと。その言葉の通り、伯母が家に入ったその足で向かったのは台所。

 

手を洗って、うがいをして。帽子もスカーフもとらずに、そのままふきのとうを念入りに洗い始めた伯母。

 

水気を切ったふきのとうを刻み始め、5分後。まさかの蕗味噌完成でした。

 

 

 

 

 

 

蕗味噌にするふきのとうは、花が咲いていても大丈夫

 

ふきのとうの一番いい時期は、花が咲く前の蕾の状態。

 

3月に入って見つけたこのふきのとうはすでに花が咲き始め、「薹が立って」いました。茎の部分には葉っぱもついていました。(この葉っぱ、春一番の新芽らしくふわっふわに柔らかく、えぐみがあるのはわかっていてもこのまま食べてみたいという欲求がわくほど美味しそうでした。)

 

花も葉もついているから私は蕗味噌にはならないのかなと思っていたら、「お花が咲いていても蕗味噌になるわよ。」と伯母の一言。

 

家庭で食べるものなので、蕗味噌にするふきのとうはお花が咲いていても大丈夫。美味しい蕗味噌になります。

 

ただ花が咲くと土が入りやすいので、水でよく洗ってください。

 

 

 

 

 

 

電子レンジを使えば、5分で作れる簡単蕗味噌

春の味覚ふきのとうで簡単に目分量で作る美味蕗味噌の作り方

 

今回の蕗味噌は、前回習った時もの(上リンク)よりもさらに時短でした。量が少なかったというのもありますが、それにしてもあっという間に出来上がりました。

 

前回のだってなんて簡単なんだ!と思ったのに、今回はそれをさらに上回っていてたのだから驚きました。

 

そして伯母こだわりの完成時の色、緑色さも前回よりも随分と色濃い仕上がりでした。

 

もちろん味は美味しくてごはんおかわり必須の味です。

 

前回よりもさらに時短だった秘訣は、電子レンジを使ったからでした。

 

 

 

 

 

 

電子レンジを使って5分で作る蕗味噌の作り方

recipe

 

【 材料 】

 

ふきのとう 花が咲いていても柔らかい葉がついていても大丈夫。全て使います。

砂糖 仕上がりの色が気になるようであれば、白色の砂糖がいい。

味噌 濃い茶色の田舎味噌より淡い色のお味噌の方が、緑色がよりきれいに出ます。

 

 

参考分量

ふきのとう花つき葉つき 5つ
砂糖 小さじ3〜4
味噌 大さじ2〜3

 

 

 

【 作り方 】

① ふきのとうをよく洗い、ふきんやキッチンペーパーなどで水気を拭き取る。

 

② ふきのとうのつぼみ、花の部分、ふきのとうにつく柔らかな葉っぱ関係なく、全て細かく刻む。

 

③ 刻んだふきのとうを器に入れ、砂糖を加える。

 

④ ③を電子レンジで熱する。ふきのとうから汁気が出てきたらいOK。(ほんの短い時間)

 

⑤ 電子レンジから出した④をよく混ぜる。味噌を加え、さらによく混ぜる。味見をして砂糖がもう少し必要であれば加え、味噌が必要であれば加える。好みの味になったら完成。

 

5分で作る簡単ふき味噌、電子レンジ活用で緑色美しく

 

 

 

 

ゆるっとした蕗味噌

この作り方で作ると、ふきの水分が出るのでとろっとしたゆるいふきみそができます。出来上がりは写真よりもゆるゆるです。(写真は一晩冷蔵庫に入れたもの)

 

その分、前回のものより保存期間は短めです。最初はこのまま食べ(取り出すときはスプーンなどを変えて)、食べ切らない量であれば、再度火を加えるといいです。

 

 

 

砂糖と蕗味噌

正直砂糖が多めの方がおいしいです。またふきと味噌の量は、味噌のバランスが少ないほどふきのとうの苦味と味がしっかりします。味の調節は、⑤で味見しながら行います。

 

味の加減はお好みですが、初心者向けは甘さ強め、味噌ほどほど。

 

でもベースは砂糖と味噌の組み合わせ。どうしたって美味しいので、実は適当でも美味しくできます!

 

 

 

 

 

 

少なく作ればより簡単&時短の蕗味噌作り

5分で作る簡単ふき味噌、電子レンジ活用で緑色美しく

 

あなたたちは電子レンジ使わないでしょ。と伯母に言われながら作ったふき味噌。私は電子レンジを使わないのでこの方法で蕗味噌を作る事はないかなと思いつつ、それでもこのお手軽さは心底驚きでした。

 

蕗味噌は、ふきのとう数個から作れます。数が少なければその分簡単で、あっという間です。

 

当分、東京では外出自粛が続きそうなので、こんなふうに春を感じながら毎日を楽しみたい。小さな春を見かけたら、蕗味噌おいしいですよ!

 

ごちそうさまでした。

 

 

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この記事はもともと2021年の3月5日に更新したものなので、そろそろ日本はフキの時期ですね。今年の冬は寒いようだけれど、それでも東京ではそろそろふきのとうが出てくる頃。

 

 

LAでふきを育てたいと思って、数年経ちます。

 

日本では雑草のように生えているのに、アメリカでは全く見かけないフキ。どこで購入できるのか。

 

ネットで検索するとヒットするんですが、観賞用という感じ。葉っぱが大きかったり、売っているのが種だったり。フキは地下茎で広がるけれど、種でも増えるのかな?

 

 

LAのは火が強く、乾燥するので難しいのかなと思いつつ、私にしてみると生育環境が同じに思えるミョウガはLA(プランター)でも育っているので、育てられそうな気がしていて。

 

試してみたいと思っているんですが。

 

 

今年は手に入れたれたらいいな。

(そうしたら来年蕗味噌が食べられる、はず!)

 

 

 

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