香港のおみやげ 大絶賛の美味しいエッグタルト

 

もらって嬉しい香港土産 大絶賛の美味しいエッグタルト

 

ある日の香港から届いたのは、エッグタルトでした。

 

これがとっても美味しくて!ご無沙汰だった世界のどこかのお土産記事復活です。

 

 

これは美味しい。

また食べたい。

誰かにおすすめしたい!

 

覚えておきたい。

 

大絶賛のエッグタルトです。

 

 

 

 

 

 

実はエッグタルト苦手です、、、。

 

そんなことを言っていますが、私のエッグタルトへのイメージはあまり良くありません。

 

エッグタルトの経験値は高くないけれどと前置きしつつ、美味しいエッグタルトの記憶を探って出てくるのはひとつふたつだけ。

 

エッグタルトは世間一般で言われるほどは美味しくないし、「美味しいと聞いたものは程々で、イマイチなもはたくさんある」という印象があります。

 

時々どうしようもないぐらい不味いものに出会うから、余計なのかも。

 

学生の頃初めて訪れた香港でいそいそエッグタルトを買いに行ったというのに、今ではエッグタルトを食べたいと思わなくなりました。

 

 

だからこの香港土産のエッグタルトをもらった時の私の反応も、しらーとしたものでした。私の機嫌も悪かたしね笑。

 

生物だからすぐに食べなくてはとは思ってはいたけれど、家族がひっきりになしに「写真は撮った方がいいと思う」「食べたの?」「早く食べてみて」「ブログ記事にした方がいいんじゃない?」とあまりに(あまりに!)言うので、面倒くささ半分で写真を撮りました。

 

そのついでにひとつ手に取りお皿も出さずにかぶりついたら、これが美味しくて!!!

 

こうしてケロリとブログ記事にしています。

 

 

 

 

 

 

 

エッグタルトは香港風とマカオ風の2種類あり

 

エッグタルトとは、香港、マカオ、中国を中心に食されるタルト(クッキー)生地かパイ生地にカスタードを乗せた焼き菓子です。

 

タルト(クッキー)生地にカスタードが乗りツルッとした表面のものと、パイ生地にカスタードが乗り焦げ目がつくぐらい焼いたもの、2種類あります。

 

 

 

 

香港風エッグタルトとは

 

タルト(クッキー)生地が使われたツルッとした表面のエッグタルトは、香港・中国でよくみられるエッグタルト。飲茶のひとつとして提供されるので、こちらの方がLAでは認知度が高いかもしれません。

 

1920年代、当時中国唯一の国際港だった広州のデパートが顧客獲得のためにイギリスのカスタードタルトを元に作ったのが始まり。当時バターが高価だったためタルト生地にはラードが使われ、カスタードは中華料理の牛乳入り茶碗蒸し(燉蛋)に近いものだったとか。

 

1940年代には香港の高級レストランで提供され、1960年代から香港の茶餐廳(ちゃさんちょう、香港風カフェ)で食べれるようになり一気に香港での人気が広まりました。

 

現在では香港の定番デザートとして知られ、香港の無形文化財の一つにもなっています。

 

 

 

 

マカオ風エッグタルトとは

 

対してパイ生地が使われ焦げ目がついたエッグタルトはマカオを中心に食され、こちらはポルトガルの伝統菓子Pastel de nata(パステル デ ナタ)をルーツに持ちます。

 

マカオのレストランで働いていた英国人アンドリュー・ストウ氏がポルトガルで出会ったPastel de nata(パステル デ ナタ)を自己アレンジを加え再現したのがはじまりで、1989年にLord Stow’s Bakery(ロード ストウズ ベーカリー)をオープンしこのエッグタルトを販売したところ大人気になりました。

 

その後ストウ氏はレシピをKFC(ケンタッキー フライドチキン)に販売。KFCはシンガポールや台湾を含めたアジア圏を中心にマカオ風エッグタルトを販売したため、一気にマカオ風エッグタルトの認知が広がりました。

 

それまではマカオでも香港/広州風のエッグタルトが主流でしたが、今では焼き目がついたエッグタルトが「マカオのエッグタルト」と呼ばれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番美味しい香港のBakehouse(ベイクハウス)のエッグタルト

 

家族が持って帰ってきてくれた香港のエッグタルトは、Bakehouse(ベイクハウス)のものでした。

 

Bakehouseは、Grégoire Michaud(グレゴワール ミショー?)氏が2018年に香港の湾仔(ワンチャイ)に開いたベーカリー。2023年現在、湾仔(ワンチャイ)赤柱(スタンレー)中環(セントラル)尖沙咀(チムサーチョイ)銅鑼湾(ゴーズウェイベイ)に、5店舗あります。

 

 

サイトInstagramの写真を見ましたが、エッグタルト以外にも美味しそうなパンやペストリーが並んでいます。

 

どれも美味しそうだし、美しい。

 

それもそのはず。スイス人のGrégoire Michaud(グレゴワール ミショー?)氏は15歳でパン職人の修行を始めて以降、世界の有名レストランやホテルで腕を振るい、香港に三十年在住。そのうち15年はフォーシーズンホテル香港に勤めていたそうです。

 

 

そりゃこのエッグタルトは美味しいわ。と先ほどBakehouse(ベイクハウス)のサイトを見ながら思いました。

 

 

 

 

 

 

 

Bakehouse(ベイクハウス)のエッグタルトは生地も中身も美味

パイ生地にはサワードウが使われているそうですが、全く気が付かずでした。

 

香港土産だったBakehouse(ベイクハウス)のエッグタルトは、タルト部分にクロワッサンを思い出すパイ生地が使われています。焦げ目もしっかりある。香港風エッグタルトよりもマカオ式エッグタルトな見た目です。

 

香港でエッグタルトを買ってきてくれた家族曰く、「焼きたてが最高!外側のパイのパリパリが口の中で弾けてる!そこにトロッとした甘さが加わって、、、美味しいことと言ったら!焼き立てが手に入ったらすぐかぶりついてほしい!」とのことです。

 

我が家はLAですので、届いた時はパイ生地のサクサクはありませんでしたが(オーブンで焼いてみたりしたけれど、復活せず)、パイ生地からはクロワッサンのようなバターの香りがして、サクサクの食感はなくとも香り豊かでした。

 

またカスタードフィリングも甘いだけじゃなく、冷めていたからでしょうか、チーズケーキのような雰囲気もあって、また美味しかったです。

 

これが焼きたてだったら、、、。想像だけで涎が出そう笑。

 

 

エッグタルトかどうかを別にしても、ペストリーとして最高に美味しい。とっておきにしたい美味しさでした。

 

 

 

 

 

 

 

家族からのBakehouse(ベイクハウス)の店舗情報

Bakehouse(ベイクハウス)本店 湾仔店
Bakehouse(ベイクハウス)本店 湾仔店の様子です。

 

夜だと売り切れているので、行くのはお昼がいい。

 

大体並ぶから、時間に余裕を持って。

 

この間は、16時に行ったら売り切れで、16:30に焼き上がるとのことだったので予約しました。

 

予約する場合は6個単位の購入。お店に並んで買えば一個から購入できる。

 

店舗によってはイートインあり。(イートインは湾仔と赤柱(スタンレー)にあります)

 

 

とのことです。

 

 

 

 

 

 

 

香港を訪れたら一度は食べたいBakehouseのエッグタルト

 

時々記事を更新する「おみやげシリーズ」。スーパーマーケットで購入できるものからガイドブックに載っているようなものまで、世界のどこかのお土産について好き勝手感想を述べている記事シリーズです。

 

コロナ2019(Covid-19/新型コロナウィルス)の感染が拡大し移動自体が減ったし、気持ちが乗らなかったりでずっと更新していませんでしたが、久々に!!!これは記事にしたい!!!いつか機会があったらまた食べたいし食べて欲しい!!!と重い腰があがり、こうして記事にしてるぐらい美味しいエッグタルトでした。

 

生物なのでなかなかお土産にはお願いできないけれど、香港の中心地に店舗はあるし、冷めても十分美味しいので機会があったら食べてほしい。

 

私のようにエッグタルトってイマイチだよねと思っている方にこそ。

 

きっとそのイメージが覆り「エッグタルトはおいしいのね」と思うはず。それぐらい美味しいです。

 

 

 

一口で惚れた香港土産、Bakehouse(ベイクハウス)のエッグタルト、また食べたい!!!

 

ごちそうさまでした。

ありがとう。

 

 

 


 

参照

Bakehouse

香港経済新聞; 自家製ブレッドと菓子が人気の「Bakehouse」が2号店 SOHOで朝7時から

Wikipedia; Egg Tart

Wikipedia; エッグタルト

Precious JP;平成11年にブームになったスイーツは…「エッグタルト」!平成が生んだ流行スイーツの秘密

 


 

 

 

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