春の味覚ふきのとうで簡単に目分量で作る美味蕗味噌の作り方

 

お待ちかね!そろそろふきのとうと蕗味噌の季節です

 

10年に一度と言われる大寒波に覆われた日本列島ですが、来週末は立春。そろそろ春の気配を感じはじめる頃ではないでしょうか。

 

早い人は花粉を感じはじめ(私の友達は年々早く、期間が長くなっています)、野菜売り場にいちごが並び、気がつくと日中の温かさにびっくりする。そしてあっという間に桜の季節がやってくる。

 

温暖化が進む地球。数年前に久しぶりに冬から春まで日本で過ごしたら、東京の春は私が記憶にあるよりも一月ほど早くやってきているようでした。

 

 

だから東京はそろそろふきのとうの季節。

意外と早いんですよね、ふきのとうが出てくるのって。

 

寒いなぁ!と思っている頃にふきの葉っぱがあるところを覗いてみると、お抹茶色した丸っこいふきのとうがなっています。

 

あちこちに、やわらかそうな(美味しそうな!)ふきのとうが顔を出す。日本の早春の景色は、そろそろです。

 

 

 

 

ふきのとうを見つけたら蕗味噌を作ろう!

ふきのとうを見つけたら、どんなお料理で食べましょう。

 

私はふきのとうの天ぷらも大好きですが、、、蕗味噌も大好きです!ごはんに乗せたら何杯でも食べれちゃう苦くて甘くてしょっぱいあの味。たまりません。

 

 

そんな蕗味噌が実は簡単に作れると知ったのは、数年前。コロナ規制で渡航に不自由があった頃、諸事情により日本へ戻り冬を過ごした時でした。

 

いつもは伯母が春に作った蕗味噌を食べる(でLAに持ち帰る)専門でしたが、その時は伯母が目の前で作ってくれました。

 

本当、簡単に。

話しながら手を動かして、チャチャっと。

 

 

伯母が作ってくれた蕗味噌は何度も食べていますが、この時初めて作り方を横で見て、びっくり。

 

蕗味噌って時間はかからないし、至極簡単に作れるものなんですね。

 

なかなかアメリカではふきのとうは手に入らないけれど、手に入ったなら誰でも作れる。それぐらいの簡単に蕗味噌は作れるんです!

 

 

 

 

 

 

シンプル&簡単、目分量でも美味しい蕗味噌の作り方

recipe

 

 

【 材料 】

ふきのとう

さとう

みそ

 

 

 

【 作り方 】

*写真の分量はアメリカに持って帰ることを想定し、出来上がりの容量を少なくするためにふきが多めです。もう少しふきを少なく、またはお味噌を多くしても◯。

 

 

 

① ふきのとうをよく洗い、みじん切りに刻む

 

 

 

② フライパンに油を入れ、ふきのとうを入れて炒める

 

 

 

③ ふきのとうがしっとりしたら砂糖を加え、まぜる

 

 

 

④ 砂糖がふきのとうに混ざったら、味噌を加える

 

 

 

⑤ 味噌が馴染んだら味を確認。

必要であれば砂糖と味噌を足す。

美味しければ出来上がり。

 

 

 

この時作ってもらった蕗味噌は、ふきの味がかなりしっかりしてほろ苦さも強め。

 

これはこれで美味しく強い味が好きな私にたまらない美味しさでしたが(クセになる!)、アメリカに持って帰ってからお味噌をさらに加えたらいいんじゃないと伯母が考えてくれて、ふきのとう多めの蕗味噌でした。

 

仕上がりの容量を気にしないのであれば、上の写真のお味噌の量であればふきのとう5つぐらいでも、ふきのとうの味がしっかりする美味しい蕗味噌ができるとのことでした。

 

 

 

 

 

 

動画で見る蕗味噌の作り方

 

こちらは2023年に私が作ったもの。簡単でしょう?

 

目分量でも、ちゃんと美味しく作れます。

 

 

 

 

 

 

 

蕗味噌を自分好みに味つけるには砂糖が決め手

蕗味噌のふきのとうとお味噌のバランスは、意外と適当で大丈夫。

 

お味噌を入れて味見をして。もう少しふきのとうの苦味が柔らかい方が好みであれば、お味噌をさらに加える。

 

ふきのとうとお味噌のバランスよりも、甘さの加減を自分が好きなバランスにした方がより自分好みの味になるそうです。

 

また甘さ控えめよりもしっかり甘さがあった方が、蕗味噌は美味しいです。

 

 

 

 

 

 

 

ふきのとうの緑色を生かした蕗味噌を作るには

 

伯母がこだわっていたのが、ふきのとうの綺麗な緑色をできるだけ活かすことでした。

 

 

 

ふきのとうの緑色を生かした蕗味噌を作るポイント

 

・ふきのとうを摘んだら、すぐに調理する

・茶色いお味噌よりも色の薄いお味噌を使う

・白いお砂糖を使う

 

 

伯母的ふきのとうの色を活かすポイントはこの3つです。

 

私が付け加えるなら、ふきのとうがたくさん入っている方が緑色はやっぱり濃い!かな。

 

 

 

 

 

 

 

蕗味噌の色と、ふきのとうとフキの葉っぱの蕗味噌と

 

実はこの時、伯母の家から持って帰ってきた蕗味噌は3つありました。

 

上の緑色のものはこの時作ったもの。黒めのお味噌を使っているので全体的に黒い仕上がりとなりましたが、ふきを摘んでから数時間以内に調理しているので、中に入っているふきのとうは緑色が残っています。

 

 

下二つは日本にいる間に食べたらと持たせてくれた、伯母がそれより前に作ったもの。

 

左はふきのとう、右は小さな出たばかりのふきの葉で作った蕗味噌です。味は似ているもの、葉っぱの方はシャリっとした食感が残っていてこちらはこちらで美味しかったです。

 

春一番の柔らかいふきの葉っぱであれば、それで蕗味噌を作っても美味しいです。

 

 

 

 

 

 

 

究極的に簡単に蕗味噌を作るには電子レンジを使う

5分で作る一番簡単なふき味噌の作り方 電子レンジ編

 

その後再度伯母が蕗味噌を作ってくれました。

 

その時は、なん5分で完成。驚いたどころじゃありません。

 

時短&簡単さの秘密は、電子レンジを使ったこと!

 

 

 

 

 

 

 

美味しい春を!ふきのとうで簡単に作る蕗味噌の作り方

 

あまりの簡単さに驚いた蕗味噌作り。これなら私でも作れる!と思えたので、その時が来たらきっとこの日の経験がいきることでしょう。(いきました!)

 

「その時」なのは、フキは日本中コンクリートジャングルの都内だって生えているけれど、アメリカ(LA)では見かけないから。

 

先日訪れた日本のホームセンターには苗(根っこ?)が売っていたのを見てからアメリカでも買えないのかなぁ・・・?LAは乾燥しているからなかなか育たないのか・・・?とネット検索していますが、いまいちヒットせず。

 

ないことはないと思うんだけれどなぁ、、、。

 

 

 

伯母と春の恵みに感謝の蕗味噌。

ちょっと甘くてほろ苦く、美味しいやつ。

 

今年は食べれるかな・・・?

 

ありがとう。

ごちそうさまでした。

 

 

 

日本の皆さま、そろそろふきのとうと蕗味噌の時期ですよ!

 

 

 

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2件のコメント

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