ワンプレート・簡単ごはん

簡単に作るホタルイカのスパゲッティと私の原点

ある日ごはんは、楽しみにしていたもの。

ホタルイカのスパゲッティでした。

 

 

ホタルイカって、アメリカでは全然見かけないもののひとつだと気がついたのは、つい最近。今回の日本滞在中、旬を迎えたホタルイカが店頭に並んでいる姿を見てでした。

 

そう気がついたら、今こそたべどき!と思って手が伸びる回数が増えて。頻繁に口にしています。

 

 

小さい頃から、父が好きだったのでよく食卓に登っていたのは覚えているけれど、私自身としては好きでも嫌いでもなかったホタルイカ。最近は、美味しいなぁとしみじみ思うのだから、大人の味覚になったということなんでしょうね。

 

 

ホタルイカはそのままお醤油をつけて食べるばかりですが、この日はスパゲッティにしました。

 

レシピも見ない、得意の簡単スパゲッティです。

 

 

炒めた玉ねぎとブラウンマッシュルームを、稚貝のスープに入れてひと煮立ちして、ホタルイカをさらに加えてひと煮立ち。(参考→200円で作る絶品海鮮スープは、ホタテの稚貝を使って)。

 

ホタルイカがあくまで主役の塩味のスパゲッティは、うん。間違いない美味しさでした。

 

 

私の母はパスタ好き。

 

私の離乳食が終わった時に「やっとこれで一緒にスパゲッティが食べれる!」と思ったというから筋金入りで、晩ごはんが一週間ぐらいスパゲッティだった記憶もあるぐらい小さい頃から食卓によくのぼっていました。

 

そのせいか、私も昔からよく作ります。

 

料理をそんなにしていた記憶なんてない頃に、兄弟に「くろのスパゲッティは美味しいんだよ」と友達に言われて恥ずかしかった覚えがあるので、昔から作っていたんでしょうね。

 

 

母のスパゲッティと、レシピをみないで作るスパゲッティが、私のひとつの原点。

 

そんなことを思ったホタルイカのスパゲッティでした。

 

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

ホタルイカのスパゲッティの作り方

 

 

【 材料 】(二人分)

ホタルイカ 200g

玉ねぎ 小1/2~1個

マッシュルーム 7個

わさびな(青菜ならなんでもいい)

 

稚貝のスープ 200ml (水でもいい)

 

スパゲッティ

 

塩こしょう

オリーブオイル

 

 

【 作り方 】

① スパゲッティを茹でるお湯を沸かす。お湯が沸いたら塩を加え、茹でる。

 

② 玉ねぎを薄切りにする。マッシュルームを5mmの厚さに切る。わさび菜はよく洗って、適当な大きさに割く。

 

③ フライパンにオリーブオイルを入れ、玉ねぎを炒める。玉ねぎの色が変わったらマッシュルームを加えてさらに炒める。塩をふる。

 

④ 玉ねぎとマッシュルームに火が通ったら、稚貝のスープを入れてひと煮立ちさせる。ホタルイカを入れて人に煮立ちさせす。

 

⑤ 茹で上がったスパゲッティとわさび菜を④に入れて、和える。塩で味を整えたら出来上がり。お好みで、パルメザンチーズやこしょうをかけて、召し上がれ。

 

 

 

 

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アメリカでも日本でも、誰かが観ているから観ることはあっても、自主的にテレビを観ることはほぼありません。

 

特にニュース番組やワイドショーは、日本に住んでいる頃から取材の仕方やコメンテーターのあり方に疑問を抱くことが多く、淡々としたNHKのニュース番組かテレビ東京の経済ニュースのみ観ていました。

 

 

 

そんな私が、ここ数年日本に帰ってくると楽しく観ていたのが、3月末日に終了したTOKYO MXの→モーニングCROSS←でした。

 

東京のケーブル局Tokyo MXの朝のニュース番組で、元NHKアナウンサーの堀潤さんがMC、元フジテレビアナウンサーの宮瀬さんが進行をつとめ、日替わりで二人のコメンテーターが登場。

 


東京都提供のトウキョウインフォメーションがあること。

 

なにかしらの専門家であるコメンテーターが、自分の意見や持論、専門分野についての何かをプレゼンするコーナーオピニオンCrossのコーナー特徴的な番組でした。

 

 

オピニオンCrossで取り上げられるのは、化学のこと。政治のこと。人権問題のこと。法律や税金のこと。メディアのこと。

 

多岐に渡る内容と新たな視点や事実。提起される問題に、気がつくと行動が止まって観入ってしまうほど、ニュースの面白さと世界で起こっていることの現実味がある番組でした。

 

 

ウイグル人問題の詳細を知ったのもこの番組。

 

対中政策に関しては、オバマさんよりトランプさんの方が評価できるという意見。

 

国債、国の借金についてのこと。

 

他の番組は公式発表のみを伝える中、ミャンマーの問題の実状を真っ先に伝えていたのもこの番組でした。

 

このオピニオンは、Nスペの数分バージョンのようで、いろいろな知の刺激と考えるきっかけをもらいました。

 

 

 

もうひとつこの番組が好きだったのは、進行を務める宮瀬さんの立ち位置でした。

 

最近はオリンピック委員会の女性蔑視発言が話題になっていましたが、その問題を取り上げるニュース番組を見てみれば、男性がメイン司会者で女性がそのアシスタントについている番組が多いことに気がつきます。

 

女性は「お飾り」でしかない番組も一定数あります。

 

 

そんな中で、この番組はアシスタントという立ち位置かもしれない宮瀬さんへ、堀さんが「どう思いますか?」と意見を投げかけることが多く、宮瀬さんもコメンテーターの人たちと同じ位置で意見を述べていました。

 

毎日出ている宮瀬さんの意見は、同じテーマの中で変化することもありました。

 

「以前は〇〇だとおもっていましたが、今は・・・」と発信する姿は、完成された意見を持っている方よりも人間らしく、親近感を覚えました。

 

また背伸びをせず意見を発信する姿、違う意見を持っていても臆せず述べる姿が、この番組を魅了的に魅せていた一翼だったように思います。

 

 

 

4月1日からはリニューアルして「モーニングフラッグ」という新番組になり、堀さんはそのまま、TOKYO MXのアナウンサーがアシスタント、Z世代(1990年代以降に生まれた人)の方が中心にコメンテーターとして登場するそうです。

 

好きだった番組だけに終わるのは残念だし、HPに掲載されているZ世代のコメンテーターには惹かれなかったけれど、「知らないことでジャッジしない」を学んだのもこの番組なので、少し観てみようと思っています。

 

 

 

 

知の刺激をありがとう。

 

そう伝えたいモーニングクロス。好きな番組でした。

 

 

 

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