日本米とおうち食材で作る本格中華粥、決めては放置

 

 

コトコトゆっくり、家で作る中華粥

 

ある日のごはんは、工程は少ないけれど時間をかけた一食、中華粥でした。

 

家にある懐かしの周富徳さんのレシピ本曰く、「白がゆはお店の知恵。家庭のおかゆは具を炊き込むのが原則」とのこと。ほぐれなかったひき肉と、貝柱がなかったので干しエビたっぷり入れて炊きました。

 

 

日本のおかゆとは違うお米の質感です。

 

中華粥もよく作る伯母いわく「中華粥は弱火でじっくり、かき混ぜないで炊くのよ。上手にできたらお花が咲く(=お米が割れてふわっとすること)からね。」と言っていましたが、上手にお花が咲きました。

 

 

中華粥は日本のおかゆとは違い、さらりとしているのが特徴。

 

このさらっとさのためには、かき混ぜては絶対ダメ。焦付き防止のために心配であれば鍋肌をこそげる程度まぜますが、他は触らず作ります。特に日本米は粘りが出やすいからこれは厳守。

 

そうすれば、日本米で、今家にあるお米で、美味しい中華粥が作れます。

 

 

 

 

 

 

 

ことこと、おうち中華粥の作り方

【 作り方 】

お米をさっと洗ったら浸水させ、少なくとも30分は水切りする。30分後、お米に油とお塩をまぶす。こうするとお米が割れやすくなる。

 

沸騰したお湯に、お米、干しエビ、干しエビの戻し汁、お肉を入れたら、お米の12倍のお水で(これはもう少し少なくてもいいかもしれない。少なければ途中水を足す)蓋をせず、弱火から中火の弱めの火でじっくり炊いていく。

 

(必要であれば、たまに鍋底が焦げないようにやさしくかき混ぜる。かき混ぜるごとに粘りが出るので極力かき混ぜない。)

 

花が咲き炊き上がったら、出来上がり。トッピングを乗せていただきます。

 

 

中華粥が美味しいと評判のお店のものは、もっととろっとしていてクリーミー。まるでお米のミルクのようです。それと比べると、それよりあっさりさらっとしている一般的な中華粥に近い。家で食べるには、こちらのほうがちょうどいいです。

 

 

 

 

 

 

おうち中華粥、具は何にする?

 

今回はお肉と干しエビを入れましたが、具は何でも、家にあるものでどうぞ。

 

例えば魚介類(最初に入れると硬くなるので最後に入れること)。エビ、ほたて、いか、白身魚、どれも専門店でも見かける具材です。

 

お肉ももちろん美味しくて、豚や鶏肉と相性よし。ひき肉もいいですし、小さめに切ったお肉もよし。

 

ピータンもよく見ます。

 

 

また私が以前食べて美味しいなと思ったのは、五目的なお粥。刻んだたけのこ、椎茸、豚肉のひき肉が入っていたお粥も美味しかった!

 

 

また干しエビより貝柱の方が本格的。ですが干しエビも貝柱も入れないレシピもあるので、なしもあり。

 

 

おかゆは家庭料理なので、臨機応変でいきましょう。

 

 

 

 

 

 

中華粥のトッピング何にする?

 

中華粥にいろいろ入れて炊くのもいいですが、今回は香港へ行った時のホテル朝食を参考にしながら、冷蔵庫と相談して、トッピングも用意しました。

 

塩ピーナッツ(家にあったものを再度いって、お塩をしました)

チャイブ

伯母が持たせてくれたザーサイ。

中華の塩漬け卵、シエンタン。

 

煮る時は出汁になるものを入れて、トッピングはアクセントになる塩っけのあるものを用意しました。

 

 

 

 

 

 

おうちで中華粥、年末年始におすすめです

 

香港で食べたおかゆを思い出して作った、中華粥なごはん。

 

ゆっくり炊くので時間はかかるけれど、たくさんの量が一度に作ることもできる。用意も少なく前夜のうちにすむので、おもてなし料理にもいい。

 

おかゆのお鍋をテーブルの上に置いて、トッピングを用意して。皆好き好きに食べる。休日のあさごはんや、これから家族が集まるシーズン、特に盛り上がった翌日の朝ごはん。各々のお腹の状態で食べるのにちょうどいいです。

 

 

きちんと花が咲いて上手にできて、美味しかった中華粥。

 

いいごはんでした。

ごちそうさまでした。

 

 


 

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先日、母の従兄弟に会いました。

 

母と年が離れているので小さい頃に会った時の印象は母と同じ年代ではなく、「お兄さん」という印象だった母の従兄弟。背がほどほどで、母の家系の誰かがその奥から滲み出てくるその顔は童顔で、髪の毛は白髪知らず。小さい頃の印象は今も継続中です。

 

母の従兄弟は最近日本に本帰国しましたが、長いこと海外生活を送っていた人。社会人になり早い段階で海外生へ行っているので、私が小さい頃は会ったことがあるようですが、私の中の一番古い従兄弟の記憶はシンガポールで会ったときのもの。母の従兄弟はそこから上海に移り、ここで日本に本帰国しました。

 

だから私との接点はほとんどなかったんですが、今、母の従兄弟に興味津々です。

 

 

シンガポールと上海。出張でタイなどのアジア圏を都市圏郊外と何度となく訪れているので、その地域の料理に詳しい。こだわりもある。料理もする。

 

私が使ってみたいと思っている醬の話が出てきたり、常々深掘りしたいと思っている中華の話があがったり、お茶の話を聞いたり。

 

料理の話もその他の話も面白すぎて。私は出かける予定だったのに結局コートを脱いで話に聞き入り、メモを取りまくり、質問もたくさんして、話に引き込まれて抜け出せませんでした。

 

 

 

そんな母の従兄弟が日本でアジア食材を見に行くのは、アメ横だそう。お店の名前までは聞きませんでしたが、ネット検索してみて「アメ横地下食品街」な気がしています。

 

ディープな雰囲気ですが、今度上野に行った時は覗いてみたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

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