めがねが大好きな冷やし中華なのに今年は食べていなかったと気がついたのは、日本に戻ってから。
今年初めての冷やし中華は9月に入ってから、日本でいただきました。
家ごもりが長くなって季節の感覚が薄れていたのか。
買い物時間を短縮していたから目が向かなかったのか。
夏の風物詩の「冷やし中華」が、自分の中からこぼれていたようです。
テレビで冷やし中華が紹介されて、まだ今年は冷やし中華を食べていないぞ!とやっと気がつきまして、その直後のお買い物の際に、慌て気味に冷やし中華を一つ購入しました。
ギリギリセーフ!
そういえば、しろが「ごまだれで!」と言っていたけれど、食べたのは普通のタレのものだったと今思い出す。
今年はなんだかのんびり。ぼんやり?しているようです。
冷やし中華に乗せたのは、そぼろ、いりたまご、紫玉ねぎのピクルス、おくら、きゅうりのスライスの塩もみ、ミニトマト。
紫玉ねぎは、昨日の記事にしたものです。
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実は、ぼんやりは具にも及んでいます。
冷やし中華に蒸し鶏をのせようと、麺と一緒に鶏胸肉を買ってきていたのに、出来上がってびっくり。そぼろになりまた。
美味しかったからいいのだけれど、どうも今年は冷やし中華と相性が・・・、ねぇ。
小さな失敗は別にして、このお昼ごはんはとても気持ちいい時間でした。
理由はただひとつ。
庭にテーブルを出して食べた、外でのごはんだったから。
普通の冷やし中華がことのほか美味しかったのはもちろん、何よりも開放感があって心地よかった。
木漏れ日。
肌を優しくなでる風。
いつもよりはっきり聞こえる、自然の音。
五感で自然を感じることは、閉塞感が日常につきまとっている今だからこそ、とても大切なこと。
自分の感覚を優しく癒すように、手当てするかのように。外で、自然の中で食べるごはんは、優しい時間をもたらしてくれます。
大きな公園だとしても同じこと。
日本に帰ってくる前。ロサンゼルスの新型コロナ感染者の数が、すごいことになっている時がありました。(また増えていますが・・・。)
陽性率もあがり、病床数もみるみる増加。お隣のオレンジカウンティの病院にお勤めする方から、「もう限界がくる」と聞いていた頃。
我が家は、家中心の時間が続いていました。
そんな時に、用事があり外出。帰りに家の近くの大きな公園で、レストランでお持ち帰りをし食べました。
その時のリフレッシュさといったら。
今思い出してもすっきりするぐらい、気持ちがいい時間となりました。
自然を肌で感じること。
心地いいい場所へ身を置くこと。
どこにいたとしもて、獲れる幸せな空間です。
同時に場所によっては、自分で得にいかなければ触れることができないものでもあります。
お庭でも、ベランダでも、近くの公園でも。
風が通る、日差しを少し感じるところで食べるごはんは最高です。
自然は人を癒すことがあるから。
そんな空間で食べるごはんは、最高ですって。
少しのこと。
小さなこと。
視点をかえて。
日々の幸せを見つけ楽しむ。
自分で得に行く豊かな時間を通して、改めて感じたことでした。
お庭での冷やし中華、極上でした。
これで私のぼんやりも、帳消し、なはず!笑
ごちそうさまでした。