先日、伯母の家へいそいそ行ってきました。
伯母の顔を見ること。ごはんをご馳走になること。言葉にできない目的はいくつもありましたが、一応の名目は「ブレンダーを使わせてください!」。
フムスを作りたかったんです!
お買い物中に続けてこのフムスを目にしました。
紀伊國屋、カルディ。西友にもあったかな?(ハーブ味は紀伊國屋のみ)。
フムスは、レバノン発祥のひよこ豆のペーストで、現在はイスラエル・イラク・ギリシャなど中東、地中海沿岸地域に根付いています。そして欧米でも人気。アメリカではどこのスーパーマーケットでも売っているぐらい、人気を通り越して定番化しています。
見たら無性に食べたくなってしまって。買うのもいいけれど、作れば中東系の味も好きな伯母に作り方も教えれるので、伯母の家でフムスを作らせてもらうことにしました。
以前、きちんとしたフムスの作り方を記事にしたことがあります。
これもブレンダーで混ぜるだけだから、本当に簡単です。
でも、この日出た結論は、適当に作っても、フムスは美味しくなる!
何度も作ってみて。先日の妹しろが作っているのをみて。なんとなく思っていましたが、最後のひとおしは、この日作ったこと。
ごはんを作る直前にバタバタしてしまい、材料は目分量もいいところで作ったけれど、それでもちゃ〜んと美味しくなりました。そして食後、持ち帰り用と置いていく用に、やはり目分量で再度作りましたが、どちらもちゃんと美味しい出来上がりでした。
思い返してみると、フムスに失敗したことはありません。過去どんな加減で作ったって、美味しいフムスしかできたことがない。
もちろん塩の入れすぎとかは気にしなくてはならないけれど、適当に作ってもフムスは美味しくなるようです。
フムスを食べたことがない方は、味を知るために一度市販のものを食べてみるか材料を揃えて作ったほうがいいと思いますが、それ以外であれば、適当に作っても美味しいフムスができるはずです!
適当でも美味しいフムスの作り方
【 材料 】
*材料は前述の通りなので、目安です
ひよこ豆 1缶( 400g 内容量240g)
ひよこ豆の汁 大さじ2ぐらい
タヒーニ(ごまのペースト) カレースプーンで大盛り1〜2杯
にんにく 3カケ
レモンの絞り汁 半分〜1つ分
オリーブオイル カレースプーン3杯
塩 適量
(前回入れていたクミンは抜いています。問題なし。)
【 作り方 】
① オーブントースターでニンニクを焼く。(焼かないとニンニクのキーンとした味が主張します。気にならない方はそのままで◯。)
② ブレンダーに全部の材料を入れて、攪拌する。
③ 味見をして、酸味とごまの味の加減、塩加減を確認する。足りないようだったら足して、再度攪拌する。滑らかになったら出来上がり。
塩加減は少し置くと馴染んではっきりするので、少し弱めに感じるぐらいに仕上げると、食べる時ちょうどよくなります。
今回はニンニクは抜いてもよく、逆に、アメリカには色々なフムスが売っているぐらいなので、お好きな他の材料、ドライトマトとかを入れたらその味のフムスになります。
可能性は無限大です。
久々のフムスは、やっぱり美味しねぇ。野菜やお肉と一緒に、パンに塗って。堪能中です。
フムスは、適当に作っても美味しくなる!さらっと作っても満足できます。ぜひ一度、どうぞ。
ごちそうさまでした。
毎年のことなのかアメリカに住む私にはわかりませんが、連日、あの日のことや被災者のその後の人生、被災地のことが報道されています。
あの日アメリカにいた私は、ここまでの情報量を目にするのは初めてかもしれません。胸が詰まり、あの日私さえ感じた不安や恐怖が頭を思い出します。
色々な方、対立する関係の人たち、様々な立場の方の体験を見聞きして。どんな人も、同じ「優しい心のある人」なんだよねと、当たり前のことを改めて感じています。
人に優しく。ありたいな。