ドライトマトの戻し汁を使って簡単スパゲッティ
先日のお昼ごはんは、得意の適当スパゲッティでした。
前日にドライトマトを使って出た戻し汁を使いたくて「適当」に作ったけれど、味は折り紙付きです。
ドライトマトの戻し汁。
ドライトマト使用時の副産物でしかないはずなのに、なぜあんなに美味しいのでしょう。旨味たっぷりだから、隠し味のようにちょと加えるだけで、味がいつも以上のできになる。
美味しいですよねぇ!
大抵のレシピでは、ドライトマトの戻し汁は使わないか、使っても少ししか使わないことが多いから余りがちだけど、ドライトマトは戻し汁まで活用して合格だよね。なんて思っています。
エコだとか、サステイナブルだとか、今のご時世を考えたら、流しのそのまま流すのではなく、余計に使い切って終わりたいですよね。
ドライトマトの戻し汁の使い方2通り
ドライトマトの戻し汁を使う時、そのまま戻し汁だけ使うのがひとつ。
例えばスープとか、煮物とか、お味噌汁に入れてしまいます。ドライトマトの戻し汁は旨味がたっぷり入っているし、そこまで味が強いものではないので、和風でも意外といけます。
もうひとつよくするのは、ドライトマトの戻し汁を使うためにドライトマト本体をその戻し汁で、またドライトマトを戻して使うこと。
戻し汁には旨味はたっぷりだけれどドライトマト独特の甘さのある酸味は残っていないので、ドライトマトを再度加えることで味のアクセントにもなります。
戻し汁を美味しくたべるためのドライトマトなので、ドライトマトは少しだけ、2〜3枚で十分です。
本当はお料理の時に全て使ってしまうのが私には理想だけど、レシピを参考にしたり、汁気があまり必要でない料理の時は、こんなふうに使います。
今回のスパゲティは、後者の方法で。
ドライトマトの味をたまのアクセントにすべく、残っていた戻し汁で数枚戻して、戻し汁と一緒に使いました。
ドライトマトの戻し汁を使ったスパゲッティの作り方
【作り方】
鶏もも肉、たっぷりのきのこ(マッシュルームとエリンギ)をニンニクの香りを移したオリーブオイルで炒め、刻んだドライトマトとタイムを入れて炒める。
塩で味を少しつけたら、ドライトマトの戻し汁を入れる。くつっとしたら弱火にして、スパゲッティが茹で上がるのを待つ。
ほんの少し硬めに茹でたスパゲッティを、具が入ったお鍋に入れてひと煮立ちさせる。塩と、お好みでこしょうで味を整えたら出来上がり。
最後にチーズをふっても○。
今回は冷蔵庫の中を見て具を決めましたが、大抵ものは美味しいです。魚介もいい。味付けも今回は目の前にタイムがあったのでそれを使いましたが、和風でも(意外と醤油味と相性良し)、ハーブをバジルに変えても美味しいです。
スパゲッティをドライトマトの戻し汁と合わせる時は、最後にくつっとさせるのが好きです。
ドライトマトの戻し汁は旨味たっぷり!活用しましょ
ドライトマトの旨味をきのことスパゲッティが吸って、太陽を感じる味。頑張った味ではないけれど、美味しくできました。
ドライトマトとその戻し汁は、生のトマトとも缶のトマトとも、トマトペーストともちがう味がします。
少し大人っぽく異国を感じる味加減は、いつもの食事とは方向性を変えてくれるところも、好きな理由のひとつ。今回も評判がよかったです。
トマトの戻し汁を、あさりと共に炊き込みご飯にするとあったのは、誰のレシピだったかな。
リゾットに一時期ハマっていた時は、ドライトマトの戻し汁を多用していたし、スープに入れて、煮込みに入れるのも好き。
干し椎茸や干し海老の戻し汁と同等の美味しさがあるから、ドライトマトの戻し汁は美味しいので、捨てちゃだめ!
我が家ではドライトマトの戻し汁まで、美味しくいただきます。
ごちそうさまでした。