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5日で食べられて簡単すぎるもやしの栽培はじめました

家で簡単に育てられるもやし栽培始めました

 

日本だと安い食材の代名詞ですが、アメリカだと量が多いこともあってそこまで破格の印象はないもやし。

 

また一袋が日本のものより量が多いため意識していないとダメにしてしまうこともままあって、もともとそこまで食べる食材ではなかったせいか、いつのまにか買わない食材になっていました。

 

 

ですがアジアごはんにハマってからは、よく購入しています。

 

トムヤムヌードル、フォー、コウケンテツさんの絶品ナムル。どれもこれももやしが必要だったり、もやしを具に入れると美味しいので、もやしを買うことが増えました。

 

 

そして今年は初めてプランター菜園を始めました。

 

突然決めて日本へ帰ることがよくあるので、放置で育つ頑丈な子以外の植物はなかなか手がでませんでしたが、短期間で完結できる植物を育てればいいんだ!最後に食べちゃえばいいね!と思いつき、スパンが短い野菜 ラディッシュなどを育てはじめました。

 

 

 

そんなタイミングで思い出したのが、家で育てられるもやしのこと。

 

5日ほどで食べごろになるもやしは、とっても簡単に、台所の片隅で栽培することができます。

 

 

 

 

 

もやしの栽培に必要なもの

もやしを育ているのに必要なのは、種となる豆以外、家にあるもので揃えることができます。

 

 

必要な道具

 

種となる豆

もやし育てる容器

豆が外へ流れ出ないための網や布

網を止めるための紐やゴム

 

 

 

 

 

 

豆について

大豆や黒豆でもいいそうですが(ネット検索すると色々な豆でもやしが作れることがわかります)、今回は韓国系スーパーマーケットで購入したWhole Mung Beans (緑豆)を選びました。

 

緑豆もやしと聞くその緑豆です。

 

 

正直その量に二の足を踏みました(一回40gで作っています)。が、やってみたい気持ちが強すぎて購入しました。後悔はありません笑。

 

 

次回はオーガニックのものがいいなと思っています。


こちらはオーガニックでカリフォルニア産の緑豆です。使い方にももやしのことが書かれているし、量もちょうどい良さそうかな?

 

 

 

 

もやしを育てる容器、網、ゴムについて

 

もやしを育てている容器、私は家にあった肩なしの瓶(500ml弱)を使っています。

 

 

普通の瓶の形の肩ありのものも使ってみましたが、どちらでもちゃんと育ちます。ですが肩がないほうが最後取り出しやすいので、今は肩なしの瓶が空いていいたらそちらを使うようにしています。

 

また、牛乳パックでも作れます(後述参照)。

 

 

 

瓶には、ニンニクが入っていた網をかぶせ、ゴムで止めています。

 

網は私のように家にあるものを使ってもいいですし、メイソンジャーの場合は専用の蓋もあります。種類があるのも面白い。



(楽天にもあります→銀色のもの →プラスチックのもの  ですがお値段は立派です。)

 

 

薄い布や布巾、チーズクロス(→Amazon楽天)でもいいですね。

 

 

 

 

 

 

 

家で育てる!もやしの栽培のやり方

 

もやしの育て方

瓶に緑豆を入れる。

 

瓶に温かいお水を入れ、遮光して一晩おく。

 

翌朝、中の水を全て捨て、遮光して保存する。

 

1日2(〜3回)、各5分ほど瓶に水を入れ豆を水に浸し、水を捨てて、遮光して保存するを繰り返す。

 

もやしが程よく育ったら(豆が割れて葉が出てくる前、5日前後)、容器から取り出し、水で洗いながら豆の皮を取る。

 

収穫完了!

 

 

 

 

瓶と入れる緑豆の量の目安

瓶に対する緑豆の目安は、1Lの容器で70g〜80g、500mlの容器で30g〜40g。

 

緑豆が少ないとひょろひょろのもやしが育ち、多いと短く育つようです。が、何度か試してみて、容器と水あげでも変わる気がしています。

 

今は500ml弱の瓶(メイソンジャーの肩なし)で、40gが私にはちょうどいいバランスです。

 

 

 

 

緑豆を浸す水のこと

最初は、普通の冷たい水で5分置き、水を切り、を繰り返していました。ですがあるとき最初にちょっと温かめのお水(お湯ではありません)に一晩つけてみたところ、最初の育ち方が格段に早まるのがわかりました。

 

以降、初回はこの方法にしています。

 

 

お豆を浸すのは1日5分とありますが、もちろんそれよりも長くてもいい。

 

逆に、私は1回の栽培で1〜2度、お豆をお水に浸すのが1日1回になる時があります。そんなときは次回かなり長めに(ごはんを作っている間中とか)、水につてけておいたりと工夫しています。

 

総合的に緑豆が水に浸かっている時間がたっぷりあれば育ちます。こんなゆる〜い感じでも育ちます。

 

 

*浸す時間は5分とありますが、お水に長く浸かっている方が成長は早い気がします。

 

 

 

 

牛乳パックを容器として使う場合

牛乳パックを容器にするのも一つの方法です。もやしの栽培に大切なのは水と遮光ですが、牛乳パックは何もしなくても遮光ができるので便利。

 

牛乳を使う場合、牛乳パックをよく洗い、上部に空気孔と水を入れ替えられる穴を開けます。日本の牛乳パックであれば、片側は空いているのでそのままの状態でいい。

 

1Lに70g~80gの緑豆を入れ、瓶で育てるのと同じ方法で育てます。

 

収穫するときは、牛乳パックを開いて取り出します。

 

 

牛乳パックだと同じバランスでも、瓶で作るよりも根が伸びず短く太いもやしになるそうです。不思議ですね。

 

 

 

 

臭いはありません

アメリカに来たばかりの頃、韓国系の方に教わったもやしの育て方。それを思い出し、今回は緑豆を韓国スーパーマーケットで購入しました。(アジア系スーパーマーケットであれば売っているようです。)

 

その時もやし作りをやめた理由は、水抜きがうまくできなかったのか、容器が悪かったか。水の臭いが気になったからでした。

 

確か使わなくなったル・クルーゼか野田ホーローのやかんにキッチンペーパーを敷いて、緑豆を入れ、水を入れて、としていた記憶があります。

 

こうすると、キッチンペーパーに根が張るので、よりもやしらしいもやしが育つんですが、水捌けが悪かったのか。栽培がきっと下手だったのでしょう。臭いが気になりました。

 

 

今回のやり方ならもやしの水は常に循環されて綺麗な状態が保たれるので、臭いなど一切なく気持ちよく育てられます。

 

初心者の方は、今回の方法のほうがおすすめです。

 

 

 

 

 

 

家で簡単に育てられる自家製もやし、楽しいです!

 

まだまだ効率的な育て方を見つけている最中ですが、短くても、少し芽が出ちゃっても、ひょろひょろになっても、問題なく食べれるし、普通に美味しもやしになります。

 

時期によっても変わるので(この一月の間でも、容器や水のあげかたでも変わりました)、日々の水やりの中で成長具合をみるようにしています。

 

 

こんなに簡単に、ゆるくてももやしが育つとはね。

 

自分で育てているからか、やけに愛しく、美味しいもやし。

 

楽しく簡単に、短時間で家で育てられるお野菜です。

 

 

ごちそうさまでした。

 

 


 

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緑豆を最初に温かい水に入れたほうがいいと教えてくれたのは、このおじさん。

 

この動画をみて、根っこを固定させると売り物のようなもやしになるのかな、最初にぎゅっと圧があったほうがいいのかな?と思うようになりました。

 

それでそれまでは500ml弱の瓶で25gの緑豆を入れていましたが、それから40gに増やし、いつも水を捨てる時だけ使っていた網を、常に被せた状態にしています。

 

上に物があると上に伸びていかない植物があるので、もやしもそうかな?と思って。

 

 

 

さてこのおじさん、すごいんです。

 

 

発想力と、植物の知識がすごいのでしょうね。初めてみたときは呆気に取られました。

 

最近よくみてます。

 

 

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