韓国ごはん

今じゃないワケ。70点のスンドゥブから「今」を学ぶ

 

今こそスンドゥブの季節なのに・・・

 

LAでは人気の外食のひとつ、韓国料理。中でもスンドゥブは定番です。

 

私も冬になるとスンドゥブをよく食べにいきます。ただ、この人は昨日コリアン食べたね。と思うことが続いてから、翌日の予定を見て日を選ぶようにしています。

 

今年はスンドゥブが一番美味しい冬を日本で過ごしたので、全く口にせず春を迎えそう。よく考えたら、基本家ごもり。人と会う時はマスクという武器まで手にしている今こそ、スンドゥブや韓国料理の食べどきだったのにねぇ!!!

 

 

そんなことを思っていた少し前。妹しろと電話をしていたら、しろがおもむろにお昼ごはんを作り始めたことがありました。

 

それがなんと、スンドゥブ!

 

それからおうちスンドゥブが頭から離れず、恋しく思っていました。

 

 

久々に自分のYouTubeチャンネルを開けて。そういえばと思って見返したのが以前YouTubeにアップしたスンドゥブの動画 で、それを観てスイッチが入りまして。

 

や〜っとや〜っと、おうちスンドゥブとなりました!

 

 

作りたいと思ってから、数ヶ月経過したある日のことでした。

 

今じゃないワケ。70点のスンドゥブから「今」を学ぶ

 

 

 

「ない」を見ず、「今」を楽しもう。

 

頭にありながらずっと作らずここまで伸びたのは、「ないもの」に視点があたっていたからでした。

 

 

スンドゥブの味を決めるのは、ニンニクとあみの塩辛(セウジュ)だと思っています。

 

ベースの海鮮味ももちろん大事だけれど、それはインスタントのものでも貝でもなんなら海老の殻で取ったスープでもなんとかります。けれどこの2つが抜けると、味に奥行きが出ないんです。

 

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(これがあみの塩辛、セウジュです)

 

 

あみの塩辛は、東南アジアや中国でも広く使われるシュリンプペーストの代用としても使えるし、近くの韓国系スーパーで数ドルで買えるので、LAの台所では常備しています。

 

ですが、東京の台所にはありません。日本滞在も先が見えてたのと、色々置いて帰りたくないのでわざわざ買うつもりもなく。

 

味の決め手だと思っているだけに、「あみの塩辛がないから、スンドゥブを作るのは無理だなぁ」と思って過ごしていました。

 

 

 

けれどYouTubeの動画を見返して。

 

試さず、今を楽しまなかったら何も発見できない!

明日も楽しいかわからない!

 

今を楽しめ!!!

 

なんて、スンドゥブから随分大きな考えに辿り着いて。

 

あみの塩辛なしでやってみよう。まずは試してみよう。そこから判断しよう!と、この日のスンドゥブとなったわけです。

 

今じゃないワケ。70点のスンドゥブから「今」を学ぶ 稚貝が入っています。

 

最近、YouTubeをよく見ています。と度々、ブログに買いていまが、なぜこんなに観るようになったのかと考えてみたら、ひとつはアメリカと日本で続けて経験した二週間ずつの自己隔離がありました。

 

日本では本当に一人で家にこもっていたので一人時間が長くて、YouTubeを流したままにしていたこともありました。お笑い芸人さんのYouTubeからは、笑いもいただきました。

 

家から出れない隔離期間で、より一層YouTubeが身近になりました。

 

 

 

そしてもう一つ。最近みているユーチューバーさんたちに共通している、「楽しそうなところ」に惹かれているからです。

 

「続ける」「アウトプットし続ける」というのは本当に大変だから、一見楽しそうに見えても、そうでないこともあると思います。それでも自分の知識を誰かに話している時の熱意や、楽しそうな姿に、私は元気と前向きさをいただいています。

 

YouTubeにしろくろめがねとしてチャンネルを作った私たちですが、億劫になってしまい遠のいて随分たちます。そんな私がまた始めてみようかなと周りに言うほど、影響を受けています笑。久々の動画編集がやけに楽しいのも、きっとその方たちのおかげです。

 

 

楽しそうな人に惹かれます。

私たちも楽しみましょう!いろんなことを!

楽しいって大きな力です!

マイナスではなく、プラスを見よ!

 

これ、家族やお友達に最近よく言っている言葉です。

 

 

 

だからの、先程の言葉「今を楽しめ!」。

そして今回のスンドゥブでした。

 

今じゃないワケ。70点のスンドゥブから「今」を学ぶ しめじ、お豆腐

 

 

 

70点だとしても、してみて初めてわかることがある

 

正直、やっぱりあみの塩辛が入っていない分コクが出ず、かわりに干しエビを入れてみたけれどうまくいかず、いつもの70点ぐらいの美味しさでした。

 

私の力量ではここどまりで、改良が必要でしたが。

 

 

意外となんとかなる。

やったからそこから導き出される工夫がある。

次へのヒントがある。

試さなくてはわからないことが、た〜くさんある。

 

こんなこと、もしかしたら当たり前のことに気がつくことができました。

 

 

 

何より今ある状況で食べたかったスンドゥブを楽しめたのは大きく、70点の味でもそれでよし!それがよし!でした。だって、私が楽しくて幸せだったから。

 

 

 

東京生活も終わりが見えてきて、今更、やっとと言う気持ちもあるけれど。

 

うん。ゆっくり、やっとなところも私らしい。

 

 

ジレンマを感じたり、もっと早くすればよかったとも思うけれど。

 

妹しろが「今が一番早いんだから、今やればよろし。過去を悔いる必要などなし。今気づけたことが奇跡で貴重なことです。」とよく言うしね。

 

 

あみの塩辛ができないと思っていた時間だって、私には学びがたくさんありました。だからきっといいところ取りをしていたんだなと思っています。

 

 

 

最近、楽しんでいますか?

楽しんでいきましょう!

 

今じゃないワケ。70点のスンドゥブから「今」を学ぶ

 

ごちそうさまでした。

 

 

 

 

あみの塩辛なしで作るスンドゥブの作り方

(70点レシピですが、ここから改良していきたいので覚書として)

 

【 材料 】

海鮮だし 1パック分(300mlぐらい)

メイン具材 稚貝の身1パック分

 

(昨日の記事の稚貝のスープを使っています。なければ海鮮だしならなんでもいい。アサリやムール貝、有頭えびを具として入れるもよし。海老の殻で取ったスープも美味しい。具は、牡蠣でも、あさりでもエビでもムール貝でも。豚肉・牛肉でも◯。アメリカには餃子が入ってるスンドゥブまであるのでお好みです。)

 

お豆腐 一丁 (350g)

きのこ 100g (今回はえのきとしめじ1:1)

ねぎ 1本  (今回はなかったので1/2本)

 

にんにく 2カケ

干しエビ 小さじ1 (いる?)

 

醤油 小さじ1

塩  小さじ1/2+

 

粉唐辛子 辛さの加減はお好みで

 

 

 

【 作り方 】

 

① 具材を切っていく。しめじをねぎを斜め切りにする。しめじの石突きを切り落とし、ほぐす。えのきの石突きを切り、1/2の長さに切る。

 

 

 

 

② ニンニクと干しエビを刻み、鍋に入れる。海鮮スープを入れる。

 

 

 

③ お醤油を小さじ1、塩を小さじ1/2入れる。お豆腐を入れて、スプーンで適当な大きさにする。煮ているうちに小さくなるので、大きめが良い。稚貝を1/3入れる(出汁を出すため一部入れました。小さくなる具であれば、後でもいい)。

 

 

 

④ 火をつける。沸騰したらキノコを入れる。ねぎを入れる。ひと煮たちしたら、唐辛子粉を入れる。味見してお好みの辛さにする。塩加減も好みに整える。

 

 

 

⑤ 残りの稚貝の身を入れて、火を通したら出来上がり。

 

 

 

 

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最近、今までは我慢できていたことや流せたことができなくなって、距離をおくことが続きました。

 

友人だから、大事なものだから。

自分が幼いからこうなるのかもしれない。

 

そんな言葉で繕ってきたけれど、ストンと何かが落ちてきたように「もういいや」と心が離れ、すっぱり手放すことにしました。

 

 

それは人でもモノでもあるのだけれど、ネガティブなことを発している、ずるさがあると感じていることだったから、その時は悩んだし時間がかかったけれど、今はせいせいしています。

 

 

ある関係を終わりにしようと思ったのは、「狡さがいやなんだ」と思い至ったこと。その時、はっ!と気がついたことだと思ったけれど、友人に言ったら「前から言っていたよ」と言われて驚きました。それだけ長い間自分を誤魔化していたということなんだと、自分に呆れもしましたが。

 

 

 

私は、愛情が深すぎると言われることがあります。それでも「終わり」を感じることもあるし、自分を大切にした時に終わりにすべきこともある。

 

自分を誤魔化すのはやめたとき、辿り着いた結果です。

 

 

 

手放したら、そこに新しい何かが入っていくる。

自分の気持ちに向きあい目を逸らさずにいると、次に進むきっかっけを掴めるる。

 

時には、手を離すことが必要なようです。

 

 

 

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