家で作る白湯スープが美味しすぎる!
今日のお昼は、美味しい白湯(パイタン)スープを使って、ラーメンにするつもり。
なんて何宣言ですが、ラーメンに使う我が家の一押しの自家製白湯(パイタン)スープは、家で作る自家製です。
アメリカに来てすぐの頃、日本で白湯スープが流行ったことがありました。
どこのお店でも「白湯スープ」「白湯スープ」。以前から見かけた文字だけれど、その頃はどこでもその字踊っていて。日本へ一時帰国し友人とご飯を食べながら「さゆ?しらゆ?スープ」と読んだ私に、友人たちはお腹がよじりながら大爆笑していましたっけ。懐かしい。
今は市民権を得て、ラーメンやお鍋と一緒に目にすることが増えました。コラーゲンがたっぷりなせいか特に女性に人気で、私の友人も白湯スープを使ったお鍋が大好きです。
そんな白湯スープは、おうちで簡単に作れます!
家で簡単に作る白湯スープ
白湯スープは、臭い消しとして生姜やねぎを入れて煮込んだ白濁した中華風鶏ガラスープのこと。
鶏ガラが手に入れば、簡単に家で作ることができます!
もう本当に美味しいので作って欲しい。人工調味料を使わず、スープを飲み干すラーメンだって家で作れちゃいます。
【 白湯スープの作り方 】
洗った鶏ガラにお湯をかけるか、さっと煮こぼす。
鍋に鶏ガラ・ネギの青い部分・しょうが、中華スープにするつもりならニンニクを入れ、ひたひたのお水を入れて煮る。
澄んだ清湯にしたかったら弱火で3−4時間、白濁した白湯スープなら中火以上で3時間ぐらい煮込む(お水が少なくなったら足す)。
中身をこして、出来上がり。
*時間をかけすぎると、黄色くなります。
最初の頃はこの→レシピ←の分量を参考にしていましたが、最近は適当。それでも美味しいスープが取れます。時間はかかるけれど手間はかかりません。
清湯スープと白湯スープ
清湯スープは、澄んだスープ。
白湯スープは、白く濁ったスープ。
どちらも美味しいけれど、清湯スープの方がさっぱりしている気がします。
料理に使うにはどちらでも大抵美味しいけれど、見た目の差異でどちらかを使いたいと思うこともあります。
私は横着ものなので、理想は清湯スープと白湯スープをどちらも一度で取れること。
どちらも使いたいものがあるときは、最初は清湯スープを取るつもりで作って。できた清湯スープの半分を残し、お水を足して今度は強火で煮て白湯スープを作ります。
けれど煮込むのが長いのか、清湯スープはなかなか綺麗な澄んだスープにならず、少し濁るのが常。まだまだ修行中です。
だから火加減に注意が必要な清湯スープよりも、グツグツ煮込んでいい白湯スープの方が難しくなく簡単にできると確信しています。
味も安定して美味しいので、初めて中華系鶏ガラスープを作るなら白湯スープがおすすめ。もし白濁が薄いように感じたら、もう少し長く煮るか火を強めてみるといいといいです。
なんでも美味しくしてくれる自家製白湯スープ
最近はこのスープが好きすぎて、一時期遠のいていた一匹丸々の鶏肉を買うことが増えました。
丸鶏を買ってきたら、まずは上写真のようにさばいて部位ごとに分けて冷凍し、それぞれ使っていきます。そして残った鶏ガラで、スープを取る。
完璧!
今回は生姜やねぎ、ニンニクをいれたので中華風ですが、これを玉ねぎ人参セロリにすれば、洋風のチキンストックになります。これでもスープを作っても、おいし〜い!!!です。
白湯スープの使い道は、無限大。これがあるだけで本格的な味になるので、簡単ごはんも格上げです。
ラーメンや中華そば、お鍋はもちろん、中華粥にも。
うどんやそうめんにあうし、鶏ガラスープと書いてあるレシピにも使えます。八宝菜などの水分のある野菜炒めのときに使ったら、これまた美味しい。
食べるたびに美味し〜!と叫んでいるぐらい、最近大好きな白湯スープ。今日はこれを使ってラーメンを作りろうと思います。
ふふふふ。
待ちきれない!
鶏ガラはちょっとという方へは、手羽元でスープを取るのもおすすめです。
少しさっぱり目のおいしいの、できます!