主菜にぴったりアメリカ風の汁なしワンタン
ある日の晩ごはんはなかなか決まらず、ぎりぎりまでいろいろ考えていました。食べたいものがいろいろあるけれど、なんだかどれも決め手に欠けて。
結局、やる気と(大切!)、食べたいものとボリュームの兼ね合いで、おつまみっぽいワンタンを主菜にしました。
ワンタンと言っても汁なしワンタン。これ、間違いなくお酒とあうやつです!
アメリカ的汁なしワンタンの作り方
【作り方を簡単に】
いつも通りにワンタンを作り、茹でる。今回は豚肉のワンタン(豚肉・水・ねぎ・塩胡椒・しょうゆ・あったらごま油)のワンタンです。
茹でたワンタンをお皿に盛る。
その上から、酢醤油と失敗した全く辛くない=味のない笑 自家製ラー油をかけて、出来上がり
今回はワンタンも作りましたが(少人数なので楽ちん!)、ワンタンは多めに作って冷凍保存しておく方も多い献立。
そういうものや市販のものを使えば、なんなら餃子でもいいし。茹でる時間で完成するお手軽な主菜&おつまみになります。
アメリカのワンタンは汁なしが多い
アメリカと日本のワンタン、特に家庭料理のワンタンには、いくつか違うところがあります。
形状の違い
まず形状の違い。日本は三角形にしたワンタンが多いけれど、アメリカは半分にして三角形をつくったあと三角形の底辺の2つの角を止めた形、もしくは皮を1/2の長方形に折り、端同志をつけた形。
2つとも似ている形に仕上がりますが、味付けや調理方法に関わらずこの形がとても多いので、アメリカのワンタンはこの形が一般的なのかな?と思っています。
茹でた時の皮のつるっとした皮の食感は、日本の形の方が生きるから私はスープに入れる時は日本の形の方が好きだけれど、アメリカの形のワンタンも作ります。アメリカのワンタンの形は、より具材に焦点が当たる気がします。
汁なしワンタンが多いアメリカ
レストランなどでスープに入ったワンタンを見かけますが、アメリカではスープなしワンタンも多いです。
それはレシピを探してみてみるとよくわかります。日本のレシピはワンタンスープ一色なのに対して、英語レシピは汁なしが半数かそれ以上あります。
ワンタン麺も人気あり
そしてワンタンをスープとして食べることが多い日本に対して、アメリカでは「麺」と合わせてワンボウルごはんとすることもよくあります。
香港などワンタン麺(えびでしたが)は有名だから、もともとワンタンは麺と食べ合わせることが多いのかな?と思いつつ、海老ワンタン麺を食べて以来、その魅力を知った身としては、大好きな組み合わせです。
揚げワンタンも人気
もう一つ人気なのは、ワンタンを揚げたもの。
以前アメリカ系の知人の方に、なんとハラペーニョ入り!(でもそんなに辛くない)の揚げワンタンをいただいたことがあります。他にもポットラックの時に食べたりと、何気に口にする機会があった揚げワンタン。
レシピでもよく見かけるので、アメリカでは人気があるんだろうなと思っています。
アメリカ的汁なしワンタンは辛い味付けで
アメリカ的ワンタンのもう一つの特徴は、味付けです。
汁なしワンタンは酢醤油のような味付けもありますが、辛さを入れたものがとても多く、中にはソースが真っ赤なんてものもあります。
いくつかレシピには「四川風」とあったので、納得。味付けにはチリオイルや麻辣醤を使うようですが、ラー油や食べるラー油でも美味しいそうですね。
妹しろはこういう辛いの大好きなので、好きな味付け。こちらがギョッとする量の麻辣を入れて食べています。
主菜にはアメリカ風汁なしワンタンを
私の母はあまりワンタンを作らない人なので、私も家でワンタンを作る習慣がありません。
大人になって、自分で料理をいろいろするようになって。
ワンタンを作る時に迷ったのが、他の献立との合わせ方でした。
ワンタンスープはおかずなのか汁物なのかという疑問から、何を合わせたらいいかわらかないのでチャーハンしか思い浮かばず、それが見えない壁になっていました。
けれどアメリカ流を知ってから、今回のように茹でたワンタンに調味料をかけておかずにしたり、中華スープの中に麺とワンタンを乗せてワンタン麺にしたり、汁なし麺の上にトッピングとしてのせる方法が方法が身近になってから。
他のメニューとの合わせ方も簡単になりました。
ワンタン麺なら、それで完成ですしね。
この日、こんなに気軽に作れたのもそのおかげかも、なんて思っています。
スープをいれず、上からお好きな調味料をまわしかけ、おかずやおつまみにするワンタンは美味しいです。
満足でした。
ごちそうさまでした。