好きは力。没後70年 吉田博展

 

 

この週末に終了した東京都美術館で開催されていた吉田博展へ、終了日前日というギリギリ、無事観に行くことができました。

 

 

満開の上野の桜を横目に、吉田博。

 

最高です。

4〜5年越しの念願が叶いました。

 

 

 

帰宅してから読みたかった、伯母に借りていた吉田博の画集を熟読。目の前で見た興奮が蘇り、喋りが止まりませんでした。寝る直前まで画集を見つつしゃべっていたのは、私です。

 

私は美術や芸術を学んだわけではないので好きか嫌いかだけが判断基準ですが、今回の展覧会で出会った絵を前にして、熱を感じるぐらい好きでした。

 

一人で見に行ったので実は二周しました笑。

 

 

 

昔から色が好きです。

水彩や色鉛筆のような淡くにじんんだ色調。

 

吉田博の色と出かた。

好きなものを身体中に浴びたような感じがします。

 

 

 

吉田博の版画の中には、アメリカ ワシントン州にあるレニア山が描かれたものがありました。

 

移住した日本人が、日本人を思い「タコマ富士」と読んだという山。そして初夏に出回るレーニアチェリーと同じ名前がついた山です。

 

 

スイス、ツェルマットから望むマッターホルン。

我が家では「おっぱい」と呼ばれている、ユングフラウヨッホ。

 

 

上野東照宮の五重塔と桜。

 

記憶がくすぐられるものもいくつもありました。

 

 

 

 

閉館時間に美術館を出て向かったのは、同じく上野恩賜公園内にある上野東照宮。もう閉門していましたが、今見てきた吉田博氏が描いた五重塔と桜の組み合わせを一眼だけ。

 

好きは力、そう感じた幸せな時間でした。

 

 

 

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