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フライパンで作るベトナム風レモングラスチキンのレシピ
アメリカでは身近なため定期的に訪れるベトナム料理レストラン。フォーを食べることが圧倒的に多いですが、フォー以外の料理をいただくこともよくあります。
先日久しぶりにベトナム風BBQをいただいたら、とても美味しくて!ベトナム料理らしい甘さ強めの甘辛味と食欲を刺激される香ばしさに、お箸が止まらずでした。
美味しいだけではなくアレンジも効くので使い勝手も良く、これからのBBQシーズンでも活躍間違いなし。
今回はしろくろめがね流のレモングラスチキンのレシピを起こしました。
BBQグリルを使わず作るレモングラスチキン
大好きなベトナム料理レストランの味を参考にしているので味は本格的と自負していますが、家庭料理に落とし込むために工夫したのは焼き方。
本来、ベトナムのレモングラスチキンはお肉をBBQグリルで焼く料理ですが、BBQグリルでお肉を焼くとなると日本の家庭では作りづらい。そのためこのレシピではフライパンを使います。
タレと焼き方を工夫して、フライパンで焼いてもきちんと美味しく、BBQのような香ばしさも加わるように仕上げました。
ごはんとも好相性で主菜になって、BBQの時にも人気間違いなしのベトナム風レモングラスチキンのレシピです。
ベトナム風レモングラスチキンのレシピと作り方
【材料】(4人分)
【材料】
もも肉 2枚(約500g)
エシャロットもしくは玉ねぎ エシャロットなら1個、玉ねぎなら1/6個
ニンニク 2片
レモングラスの茎のみじん切り 大さじ3
—A—
砂糖 大さじ2
ナンプラー 大さじ1
はちみつ 大さじ1
醤油 大さじ1/2
ごま油 大さじ1/2
ダークソイソース 大さじ1/2(なければ醤油小さじ1 モラセルまたは(できれば茶色い)砂糖 小さじ1/2)
塩 小さじ1/4
コショウ 小さじ1/2
油 適量
お好みでサニーレタス、パクチー、ライム、ピーナッツ
【作り方】
材料を切る
鶏もも肉は食べやすい大きさに切る。エシャロットまたは玉ねぎは、細かいみじん切りにする。ニンニクはすりおろす。
レモングラスは根本と葉の部分を切り落とし、根本側から10cmほどの茎を使う。外側の硬い皮を剥き、中のレモングラスをみじん切りにする。
漬けダレを作り、鶏もも肉を漬ける
刻んだエシャロットとレモングラス、すりおろしたニンニク、Aの材料をボウルに加え混ぜる。切った鶏もも肉を加え、全体を混ぜる。
冷蔵庫で3時間から一晩おく。
鶏もも肉を焼く
冷蔵庫から漬けた鶏肉を取り出し、室温に30分おく。
フライパンを中火で熱し、油を加える。
鶏肉の漬けダレを軽くぬぐい、フライパンに加える。この時鶏肉の凹凸が少ない方を下にしておき、あまり動かさず焼き色をしっかりつける。
焼き色がついたら裏返し、蓋をして弱火にする。鶏肉の中に火が通るまで(4〜5分程度)焼く。
盛り付ける
鶏肉を器に盛る。お好みで鍋に残っている焼き汁をかけてもいい。
サニーレタス、輪切りにしたライム、刻んだピーナッツとパクチーを一緒に盛るのもおすすめ。
出来上がり。
動画で観るレモングラスチキンのレシピと作り方
レモングラスチキンのレシピを美味しく作るためのTIPS
レモングラスの切り方
左が葉っぱ、右茎 |
販売されいているレモングラスは生のものだと根もと側の茎中心、乾燥しているものは葉の部分が使われることが多いようです。
根本側の方が香りがしっかりしているので、選べるようであれば生の根本側のレモングラスを使うのがおすすめ。外側の皮は硬いため皮を一枚剥いで、中だけ使います。
葉の部分でも代用可能ですが、繊維が多いので微塵切りにせず適当な大きさに切って、後で取り出せるようにするのがいいと思います。
またレモングラスが手に入りづらい、またはあまり使わないから躊躇するようであれば、レモングラスペーストもおすすめです。
ダークソイソースについて
ダークソイソース(またはブラックソイソース)は老抽とも言われるお醤油の一種。
どろっとして色が濃く、熟成期間が長く糖蜜が加えられていることが多いため甘さがある調味料。中華圏や東南アジアでは、色や甘さやコクを出したいときに使われます。
あればダークソイソースを、なければお醤油とお砂糖(できたら茶色い砂糖)で代用してください。そこまで使う調味料ではないと思うので、わざわざ買わずにね。
レシピにも書きましたが、よくアメリカのホリデイシーズンのお菓子作りに使われるモラセスがあれば、砂糖ではなくそちらを使ってください。モラセスはダークソイソースの原材料に使われる糖蜜です。
レモングラスチキンの焼き方のポイント
ベトナム料理レストランでいただくお肉は、焦げたような香ばしい香りがします。これが美味しい!
この味を再現すべく、美味しく焦げるはちみつを漬けだれに加えています。ですが、まずはお肉をフライパンに置いたら動かさない!を死守してください。
香ばしい香りがしてきたら焦げ目を確認。程よく焦げ目がついていたら裏返し、レシピの通りさらに焼きます。上の写真の一番下の段左側、下から二段目の左から2つ目のようにな焼き加減が目安です。
お肉が焦げつくことを怖がらないで!ちょっとの焦げがBBQのお肉のような美味しさを足してくれるから!
甘さしっかり味
ベトナム料理、タイ料理。東南アジアの料理は甘さ強めな味付けのものが多め。いつもいただくベトナム料理レストランのお肉もやっぱり甘めで、それが美味しい。
ですが甘い料理が苦手な方は、砂糖を少し減らしてください。まずは砂糖を大さじ2から大さじ1にして、味見をどうぞ。
ライム、パクチー、ピーナッツはあればでいい
今回盛り付けにはサニーレタス、ライム、パクチー、ピーナツを加えました。
あるとそれぞれ味のポイントになって美味しいですが、今回はお肉が主役なのでなくてもいい。あればでどうぞ!
またサニーレタスの代わりにもやしやきゅうり、パクチーの代わりにミントでも美味しいです。
ヌクチャムを添えても美味しい
ベトナム料理レストランで度々登場するディッピングソース、ヌクチャム。春巻きやお肉に添えて、なんなら麺のソースとしても使われているベトナムの万能ソースです。
今回はライムの輪切りを添えたのでいらないと判断しましたが、このソースをレモングラスチキンに添えても美味しいです。
ヌクチャムを作る時はスイートチリソース大さじ2、水大さじ2、ナンプラー大さじ2と1/2、ライム/お酢大さじ1を混ぜます。
スイートチリソースを使わないのであれば、砂糖大さじ11/2、ぬるま湯大さじ2、ナンプラー大さじ2、ライム/お酢大さじ1、ニンニクのみじん切り一片、刻んだ生唐辛子適量を混ぜて作れます。
美味ベトナム風レモングラスのレシピを作ってみてね!
ベトナム料理レストランでいただく甘辛い味のお肉が大好き!今回はその味を求めて、香ばしさが食欲を刺激するベトナム風レモングラスチキンのレシピを起こしました。
レモングラスチキンは美味しいだけではなく使い勝手がいいので、ごはんとお味噌汁と一緒に主菜として、丼のようにごはんに乗せて、パンに挟んで、麺に乗せて混ぜ麺の具にしても美味しいです。
本来はBBQグリルで焼く料理、夏のイベントBBQの時にも大活躍間違いなし。
お肉とタレを混ぜたてそのまま冷凍しておけば、忙しい時の安心材料にもなることでしょう。
美味しいうえに臨機応変に使えるベトナム風レモングラスチキンのレシピ、ぜひ作ってみてくださいね。
ごちそうさまでした。