簡単美味しいにんじんと干しイチジクのサラダのレシピ
昔から色が好き。料理を作るようになってからは彩りになるものを探すようになり、彩りのためにちょっとしたものを取っておいたり、作っておくことも増えました。
彩りになる代表的な食材と言ったら、ミニトマトににんじん、紫玉ねぎに紫キャベツなどでしょうか。
この中で我が家の冷蔵庫に必ずあるのはにんじんです。最後の一本が終わる前に買ってくるので、まず切れることがない野菜。
そんなにんじんでパパッと作る定番レシピのひとつが、今回のにんじんと干しイチジクのサラダのレシピです。
上品な甘さと味のバランスがお気に入り。白ワインや日本酒とも相性のいいサラダです。
にんじんと干しイチジクのサラダの作り方
【材料】
にんじん 1本(約150g)
塩 小さじ1/4
干しイチジク 1個
オリーブオイル 大さじ1
レモンのしぼり汁 大さじ1/2
白ワイン 小さじ1/2
【作り方】
にんじんを切る
にんじんを千切りにする。スライサーを使用しても良い。
千切りにしたにんじんに塩をふり、ぎゅっぎゅっと力をかけてしっかり揉む。10分おく。
干しイチジクを切る
干しイチジクの先端を切り落とし、縦半分に切る。できるだけ薄い薄切りにする。
ドレッシングを作る
ボウルにオリーブオイル、レモンのしぼり汁、白ワインを加えてよくかき混ぜる。
全体を和えて完成
10分経ったら、にんじんの水気を絞る(絞るほどではない場合はそのままでよい)。
薄切りにしたイチジクをにんじんに加え、イチジク一枚一枚がにんじんと混ざるように、和える。
にんじんをドレッシングが入ったボウルに加え、さらに和えたら出来上がり。
動画で観るにんじんと干しイチジクのサラダのレシピ
にんじんと干しイチジクのサラダを美味しく作るTIPS
干しイチジクの種類
干しいちじくには種類がありますが、今回は私が使ったのはベージュ色の干しイチジク、スミルナ種。大きめで柔らかさがあるものです。
ですが、他の種類の干しイチジクでももちろん作れます。
大きさはイチジクの品種によってまちまち。目安はにんじん1本に対して約20グラムです。
干しイチジクはできるだけ薄く切る
今回のにんじんと干しイチジクのサラダは、干しイチジクをアクセントにするというよりも干しイチジクの甘さと美味しさを全体に行き渡らせて味を重ねるイメージ
だから干しいちじくはできるだけ薄く切ります。干しいちじくが固まらないように、各一切れがにんじんと合わさるように混ぜます。
干しイチジクの代わりなら
にんじんと干しイチジクが合わさった味が好きなので干しイチジクで作るのがおすすめですが、ドライアプリコット、干し柿、ドライマンゴー、レーズン(できたらゴールデンレーズン)など、他のドライフルーツを使ってもそれぞれ違った美味しさがあります。
とりあえず家にあるドライフルーツで試してみるのもあり!
これからドライフルーツを買うなら、砂糖を後付けしていないものがおすすめ。ドライフルーツは果物を乾燥させたもの。十分に甘さがあるので砂糖を添加していないくても美味しいので。
白ワインはあったほうが美味しい
白ワインを加えると穏やかな華やかさが加わります。少しの加減なのでわざわざ買う必要はないけれど、家にあったら入れてください。より美味しくなります。
濃い味が欲しい時はマスタードを加える
今回のにんじんと干しイチジクのサラダは上品な味で、周りに馴染むサラダです。何に添えても、個がありながら主張しすぎず佇む味がお気に入り。
けれど時にはもっとおかず感全開にしたいこともある。お弁当のハンバーグやケチャップ味のおかずの横におく時とかね。
そんな時は小さじ1/2のディジョンマスタードをドレッシングに加えてください。また違った美味しさが楽しめます。
にんじんは切って冷蔵しておくと色々使えます!
先日、【レシピ】ごはんやお酒にあうカレー風味のにんじんフリッターを更新したら、妹しろから「その後にんじんを切ったものを冷蔵庫に常備している」と連絡がありました。
これ、日本の伯母もよくしていることで、私も時々すること。
にんじんを千切りにして、ひとつまみ(か、今回と同じように小さじ1/4程度)の塩で和えて、冷蔵庫に入れておきます。
使う時にさらに味付けしたり、そのまま具にしたり、彩りにしたり。使い方はアイディア次第と万能です。お弁当の彩りにも最適です。
今回のにんじんと干しイチジクのサラダも千切りにしたにんじんがあったら、すぐに出来上がりです。
彩りにもなるにんじんと干しイチジクのサラダのレシピ
少しの甘さとイチジクの味が美味しいにんじんとイチジクのサラダは、にんじんの味も美味しくなってパクパク食べちゃうサラダです。
シンプルで簡単、上品な味がお気に入り。
干しいちじくがあったら、作ってみてくださいね。
ごちそうさまでした。