タイの二大スープのひとつ、トムカーガイ
ある日のお昼ごはんは、スープが美味しかった!トムヤンクンと人気を二分する、タイ南部のスープ、トムカーガイを作りました。
日本人にはトムヤンクンの方が人気なですが、トムカーガイも有名なタイのスープ。
私が利便性で利用してる(味はほどほど笑)小さなタイレストランにもあるので、どのレストランでもあるのでは?と思っています。
トムカーガイは、ココナツミルクをベースにしたスープ。
トム=煮る、カー=タイの生姜、ガイ=鶏肉という意味だそうで、英語で探すとThai Coconut Chicken Soup(タイ風 鶏肉のココナツスープ)とも出てきます。
こっくりした甘さを感じるココナツミルクの風味、そこにライムがたっぷり入ります。ココナツの味とこの酸味のバランスが、ともて美味!
そんなトムカーガイ、実は簡単に家で作れます。
トムカーガイの作り方
ネットでトムカーガイと検索すると、超本格派からお手軽なものまで出てきます。
私は雑誌の切り抜きを参考にしつつ、アレンジしたもの。
このレシピだと、だいたい15分、20分もあればできます。
トムカーガイの作り方
① 鍋に中華系に作った鶏がらスープと水、レモングラス、しょうが、バイマックルー、一口大に切った鶏もも肉を入れて煮る。沸騰したら弱火にして、鶏肉が柔らかくなるまで五分ぐらい煮る。
② ①に野菜の具を入れて煮る。火が通ったら、唐辛子、ココナツミルク、ナンプラー、砂糖、ライムの絞り汁を入れて、弱火で2〜3分煮る
・今回の具は、鶏肉・いんげん・エリンギです。たけのこを入れてもいいなと思っています。
・辛さが苦手な人は唐辛子を省いても。ちゃんと美味しいです。
レシピによって、ココナツミルクだけ使って水を加えないも、水とココナツスープの分量はまちまち。
私はメインに添える「スープ」にしたかったので、鶏がらスープ+水2:ココナツミルク1のバランスで作りました。
もっとこっくりさせたかったら、分量を調節も○
ココナツミルクだけで作る時や、ココナツミルクの分量が多い時に気をつけたいのは、ココナツミルクの分離。
強火と長時間はNGなので、鶏肉をした茹でしたり弱火で煮たり。ようひと工夫。
塩分はナンプラーで加えるので、びっくりする量が入ります。
タイレストランに行くとテーブルの上に置いてある、4つの調味料クルアンプルンにも塩分担当でナンプラーがあるので、でもこれがタイらしいのかな?と思って従っています。
材料の代用や、ありなし。
カー
トムカーガイの名前の一つ、カーはタイの生姜だそうです。なかなか手に入らないので、私は生姜で代用しています。
ライム
今は家ごもりなので、家にあるもので作っています。
本当はライムが手に入ったらライムがいいけれど、家にあったレモンを使いました。それでも美味しかったので、合格。
レモングラス
正直にいえば、これはあった方がいい。味の風味が違います。
日本では乾燥のものが主流。カルディではもちろん、中〜大型スーパーマーケットで手に入ります。
アメリカなら。大抵のスーパーマーケットで2ドル前後で売ってます(トレジョさんはどうだったかな、、、。)日系にもありますよ。
小さいパッケージに入ったものもありますが、生のものが2〜3本束になっているものが主流。我が家はそれを常備しています。
乾燥、冷蔵、冷凍保存もできるし、ハーブティのように飲むだけで美味しいので、買って損はなし。 (→忙しいときこそペースダウン!疲れた胃に優しく、ちゃんと美味しい自家製ハーブティで一息。 こちらではミントも入っていますが、レモングラスだけでも美味しいです。)
こぶみかんの葉(バイマックルー/ライムリーフ)
馴染みがない名前だと思いますが、これが美味しいハーブなんですトムヤンクンの爽やかな香りを思い浮かべてください。その香りです。
私は冷凍保存して常備しています。(→私的新食材 タイご飯には欠かせないハーブ、バイマックル(コブミカンの葉)入手!)。
あった方が美味しいけれど、レモングラスがあればなんとかなる。と、今回なしで作って思いました。
きのこ
ふくろだけという可愛いキノコが本格的ですが、マッシュルームやエリンギ、なんならしめじでも代用可。今回はエリンギを使っています。
ココナツミルクがお好きな方はぜひ!
ココナツミルクとレモン(ライム)の酸味の組み合わせが、なんせ美味しくて。
家にあったありあわせを使ったものでも、例えるなら、飛行機に乗ってタイに到着できたぐらいの味にしあがります。
ココナツミルクがお好きな方なら、おうちでトムカーガイ、おすすめです。
口の中はタイへ旅行しちゃいますよ!
この日のメインは、初めて作ったナンプリックオーンでした。前夜の残り物です。
タイ北部の料理で、野菜や餅米を食べるディップとして食べられるものだそう。ご飯も合うんだけれど、野菜が美味しく食べれるのでとてもいいので、夜ご飯にとてもよかったです。おつまみにもいい。
ただ私が参考にしたレシピだと味がもうひとつだったので、近々リベンジ予定です。
まってろよ!