「里芋って皮剥くのが、面倒くさいんだよね。」と、先日妹しろが言っていました。
確かに、里芋の皮の外には泥がついていて、生のまま皮を剥けばぬるぬるしている。皮を剥いたものをそのまま茹でればお湯がふく。
その気持ち、よくわかります。
同時に、私は里芋を使った大好きな献立があること。
まだ日本にいる頃、祖母に「皮を剥いた里芋も下茹でする時は、お酢を入れて煮ると白くなるし、ふきこぼれしにくい」と教わったこと。
アメリカでもお手頃価格で手に入りやすい和食材ということ。
しろに比べたら、里芋は身近な食材です。
そして。一時戻りましたが去年から続く日本滞在で習得した技で、より、里芋が身近になりました!
里芋は、皮のまま茹でるべし!
さっと洗った里芋をひたひたの水加減で茹でます。
柔らかくなったら火からおろし、触れるぐらいになったら、もしくはお水にさらしながら皮を剥くと。
生の時は全く想像できないほど、つるんつるん剥けます!
私は家族の差し入れでもらった里芋一袋を、まず最初に全て茹でて皮を剥いてしまい、冷蔵庫で保存していました。(冷凍もできるようです→参考←)
一人だったので、使う時は必要な分量だけ取り出して使っていました。
里芋って火を通す時間が長く、この手間が意外と面倒臭いと実は思っていました。でも火を使ったものが既にあるのなら、あとの調理はかなり楽。
茹でたものをそのまま食べて。(茹でたては、まずは金山寺味噌をつけて食べます!→旬の里芋で大人味の一品。里芋×おみそ×こしょう )
サラダや和え物に。
煮物に(その時は少し煮たり冷ます時間を作ったりと、ひと工夫)。
竜田揚げや素揚げなどの揚げ物に。
汁物にいれてもいい。
使い方は無限大、範囲広く使えます。
全てを茹でて皮をつるつる剥いておく。
この一手間で、以前より格段に身近になった里芋でした。
ごちそうさまでした。