香港

子連れ香港旅行① 1歳とのフライト準備と香港空港ベビーカーの罠

香港子連れ旅行、飛行機での移動と香港空港ベビーカーの落とし穴

昨年、娘を出産した私、妹しろ。先日、1歳1ヶ月の娘と夫と一緒に、子連れ香港旅行へ行ってきました。

赤ちゃんとの飛行機移動はこれまでにも経験があったので、大きな不安はありませんでしたが、「香港 子連れ旅行」ならではの注意点がいくつかありました。

なかでも声を大にし伝えたいのが、香港空港でのベビーカーの受け取り問題。事前に少しでも情報を得ていれば避けられた、時間ロスでした。

この記事では、1歳1ヶ月の子供を連れての日本ー香港の飛行機渡航体験から、機内での寒さ対策と赤ちゃん連れなら必須の持ち物、飛行機での座席選び、香港空港でのベビーカー対策についてまとめています。

娘について

月齢:1歳1ヶ月
伝い歩きはするが、1人では歩かない
離乳食完了期 歯はまだ生えていませんが、BLWを続けているため、基本的にさまざまなものを食べさせている
アメリカ〜日本の国際線、アメリカと日本の国内線の飛行機経験、それぞれ複数回あり

子連れで香港行きの飛行機に乗る時の注意点と持ち物

香港へ向かう飛行機にて。

機内の寒さは想像以上。赤ちゃんにはしっかり防寒対策を

今回の出発地は日本。日本発着の香港便の飛行機は冷えることが多いので、機内での寒さ対策は必須です。

日系航空会社もそうですが、特に香港拠点のCathay Pacific(キャセイパシフィック)HK Express(ホンコン エクスプレス)、特に夏場、さらに夜便の冷房は強烈!

大人の私たちでも眠れないほどの寒さの記憶があるぐらいなので、子供の飛行機での冷房対策は欠かせません。

ただ寒くない便もあるので、温度調節ができる服装がおすすめ。実際、香港から日本へ帰りの昼便は、そこまで寒くありませんでした。

娘には綿素材のロンパース+レギンス、そして毎日愛用している綿100%カーディガンを重ねました。さらにユニクロのウルトラライトダウンを持ち込みましたが、これが大正解でした。

(*アメリカ発着の香港便になると、機内の寒さは若干和らぐ印象があります。)


お友達からのプレゼントでいただいて以来、成長に合わせてサイズを買い足しながら、制服のように愛用している綿100%のカーディガン。今回の香港旅行でも活躍してくれました。

赤ちゃん連れの機内持ち物:おやつと絵本

おやつは機内の状況に合わせて。行きは遅延で深夜便になり出番なしでしたが、帰りは香港で買った、娘が好きなバナナを持ち込みました。(*バナナは日本にも持ち込めないので、飛行機で完食。)

絵本は2冊。仕掛け付きの布絵本は手遊びが豊富なので、もくもくと遊んでくれて助かりました。


子連れ飛行機、お母さんのための機内快適グッズと対策

赤ちゃんを膝に乗せる前提で準備を

香港への行き帰りの飛行機に限ったことではないですが、1歳1ヶ月にもなると、体重のずっしり感が違います。膝の上で過ごす数時間は、思っている以上に体に響きます。

ちょっとでも、自分が楽になる工夫が必要です。

私の定番は、着圧ソックスと足元に置けるバッグ。どちらも、母である自分の快適さを保つために欠かせません。

・着圧ソックス

長時間子どもを膝に乗せておくと、体が思った以上に強張って、いつも以上に足がむくみやすくなります。メディキュットのような着圧ソックスを履いた方が、機内で快適に過ごせます。


ずっと昔から愛用しているメディキュット、飛行機に乗るときは大抵履いています。長さも着圧も種類豊富。私は膝上か膝下を使用することが多いです。

・足の高さを上げるバッグ

授乳期のお母さんや、ずっと子供を抱っこするなら、飛行機の座席に座った時に足の高さを少し上げる何か(例えばバッグ)を、足元に置くのがおすすめ。

離着陸時は前座席の下にバッグを入れておき、飛行中は足元において足置き場にして、授乳しやすい体勢が確保しています。

授乳中お母さんの飛行機の座席選びとフライトの工夫

授乳期には「窓側席」が安心

飛行機での座席選び。フライト時間と授乳のタイミングが重なるようなら、私は窓側の席をおすすめします。

子供がぐずることを想定して、通路側の座席を選ぶ方も多いと思いますが、通路側の座席は自分の視界に入る人も多く、実際に人の行き来もある。授乳中に人の目が気になることがあります。

その点、窓側の席なら人目を気にするのは片側だけ。ジャケットやストールをかければ、ずっと気がラクに授乳ができるので、窓側の席一択だと思っています。

今回、私も迷わず窓側を選びました。

授乳が終わった子、歩きたがる子には通路側もアリ

一方で、授乳が不要だったり、歩きたがる時期なら、通路側の座席のほうが便利かもしれません。立たせたり、ちょっと歩かせたりする時に、通路側だとスムーズに対応できます。

1人で赤ちゃん連れフライトなら、2席予約も検討を

ちなみに。今回は夫がいましたが、以前、当時8ヶ月の娘と2人で、アメリカ〜日本のフライト利用したことがあります。

その時も窓側を選びましたが、今思えば娘の席も購入しておけばよかったと反省しています。

その便ではバシネットが取れず、隣には知らない方。

娘の身体も少し大きくなっていたので、体を傾けて隠して授乳する必要があり、結局片側からしか授乳できませんでした。

しかも娘がそのまま寝てしまうと、ずっと同じ姿勢をキープすることに。正直、どこかに娘を“ちょっとだけ”置きたかった……本気でそう思いました(笑)

1人で授乳中の子供とフライトする場合は、2席予約も検討を。体も心もずいぶん違います。

香港空港でのベビーカーは「ゲート受け取り」を選んで

預けたベビーカーは最後の最後に出てくる

今回の大きな反省点、それがベビーカーの預け方です。

日本から香港への行きの飛行機で、ベビーカーを荷物と一緒にチェックインしたところ、大幅に待つことになりました。

香港国際空港のスタッフの方いわく、香港空港では通常の荷物とは別の場所から出てくるため、全ての荷物が出てきたさらに25分後にベビーカーが出てくるとのこと!

ベビーカーはゲート受け取りにする

べビーカーの扱いは、空港と航空会社によりますが。

子連れ香港旅行で飛行機に乗るときは、ベビーカーを到着ゲートで受け取ることができるか、チェックインの時に確認。

可能であれば、到着ゲートでの受け渡しをお願いしましょう。

ベビーカーをすぐに使えて、香港空港内の移動もぐんと楽に。何より、余計な時間ロスも発生しません!

深夜便より昼便?1歳1ヶ月児と飛行機に乗ってわかったこと

香港へ往路は夜便の予定が、フライトの遅延で深夜3時発になりました。遅延と短いフライト時間で、娘の睡眠時間は細切れに、、、。

子連れフライトは夜便がおすすめと耳にしたことがありますが、1歳1ヶ月の子供には少し早かったかもしれません。

到着後にホテルで仮眠させられたのは助かりましたが、昼便の方が負担が少なかったのかもしれないと思っています。

実際、午後3時発の香港から日本への帰りの便は、娘は時々お昼寝しながら、ご機嫌に過ごしていました。

1歳1ヶ月、子連れ香港旅行のフライトは「準備」で快適にする!

初めての子連れ香港旅行。

1歳1ヶ月の子供を連れての飛行機移動では、これまでの経験が役立った反面、ベビーカーの扱いなど、香港特有の注意点がありました。

1歳1ヶ月という月齢だからこそのポイントもありました。

子連れで香港への飛行機に乗るときは、寒さ対策を忘れずに。「ベビーカーの扱い」だけは事前に確認してください。

小さな工夫が、大きなストレスを防ぐ。次回の香港へのフライトは、きっともっと快適になることを願って!

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