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お医者さまに直接聞いた運動が免疫をあげる理由

新型コロナウィルスの感染が拡大が長引き、私たちはすでに日々できる予防をしています。

 

マスク、手洗い、うがい、換気、密を避ける。

 

どれも誰もがすでにしていることだから、より一層の予防を言われた時に「これ以上できることなんてないよ」という声も聞こえてきました。

 

 

上の基本の予防に加えられる他の「予防」と考えたとき、きっと多くの人が思い浮かべるのが、免疫を上げることではないでしょうか。

 

同じウィルスを体に受けたとしても免疫が高ければ感染しずらくなり、根本的な健康へのアプローチだから、新型コロナウィルスだけではない総合的な病気の予防にもなります。

 

 

 

こんなご時世もあいまって「免疫を上げたい、上なくては!」と思っている方は少なくなく、私もそんな一人で、ネット検索をしたり本を読んだり。この一年は機会があれば、積極的に情報をとりにいっていました。

 

 

大抵書かれている免疫のあげ方は、運動をする。

 

やっぱりそうなのねとは思うけれど、運動が免疫を上げる理由を聞かれると、色々見たり読んだりしたはずなのに、免疫を上げるのに運動が効果的なのは知っていてもなぜ運動に効果があるのかわかっていなかったと気がついたのは、先日のことでした。

 

 

運動の写真がなかったので、なんとなく矢印の写真を。健康への道ということでひとつ。

 

【 運動が免疫を上げる理由 】

ここでお医者さまとお話す機会があり、少しの雑談時にお聞きしたのは、その免疫の上げ方についてでした。

 

 

お医者様の免疫のあげ方の答えその1は、やっぱり運動でした。

 

 

免疫をあげる効果的な方法を尋ねた家族へのお医者さまの一言目は、「体温を上げるのがいいんですよね」。

 

そのために運動、やっぱり有酸素運動がいいそうです。例えば「ウォーキングとかいいですよ」とのこと。「体や免疫に運動がいいというのも、運動によって体温があがるからでしょう。」とおっしゃっていました。

 

 

運動が免疫を上げるのに効果的と言われるのは、免疫は体温がかがることで上昇するので、体の体温を上げる方法として運動が効果的だから。

 

先生によれば、同じ肺炎で入院されても、定期的に運動されている方の方が回復が早い傾向があるそうです。これは運動されている方の方は体温が高く、免疫が高いからということのよう。

 

ちなみに体温が一度上がると、免疫力は30%あがると言われています。(ついでに代謝も上がるので、痩せやすい体にもなります。)

 

 

 

以前にブログに書いたことがありますが、体を温めたり冷え性を治すためには、生姜を取るなど外的なものもいいのだけれどそちらは一時的なもので根本的な改善にはなりません。

 

根本的な解決方法はただひとつ、筋肉をつけること。

 

 

この筋肉をつける=体温があがるというのは、私は実感がともなっています。

 

LAに来て早々、アメリカ人に適した強すぎる冷房や、秋になっても寒い室内(冷房?換気?)で冷え性になりました。

 

年単位で少し前。着物を着る機会があったのでどすこい写真回避を目標に、人生初の適度な筋トレ+有酸素運動をして痩せたことがあります(今は戻ったけれど笑)。

 

人生初のちゃんとしたダイエット。

なんならちゃんとした運動体験でした。

 

痩せた時期=筋肉がある時期は確かに冷え性がおさまり、数年は冷え性が影を潜めていました。

 

そして筋肉がなくなった=元の体重に戻ってしばらくして気がついたのは、また足が冷たい。冷え性が戻っていました。

 

やっぱり筋肉は、体の体温をあげてくれるんです。

 

 

 

運動が免疫を高めるのに効果的な理由は、免疫は体温があがることで高まるので、運動で体の体温を上昇させることが結果として免疫を高めることにつながるから。

 

免疫をあげたかったら、やっぱり運動です。

ウォーキングもいいそうですよ。

 

 

 

 

 

【 乳酸菌が免疫を上げる理由 】

そしてもう一つ先生がおっしゃっていた免疫のあげる方法は、乳酸菌を取ることでした。

 

「少し前から海外では乳酸菌の研究がされていて、乳酸菌を腸に移植する研究とかもされているんですよ。」「最近ヨーグルトとかに乳酸菌入りのものもありますけれど、あれも意外といいんですよ。」とおっしゃっていました。

 

 

 

乳酸菌が免疫を上げる理由は、乳酸菌をとることで腸内環境が整うから。

 

免疫細胞=体内に入ったウィルスを撃退する細胞の7割は腸にあり、この免疫細胞が活発に働いてくれることで免疫があがります。

 

この腸にある免疫細胞を元気よく働かせるために必要なのが、腸内環境を整えこと。

 

アレルギーは腸で反応するといいます。それも免疫細胞の多くが腸にあり、腸内環境が乱れることで悪玉菌が増え、アレルギー反応を起こしていると考えられているからです。

 

 

 

 

腸内には、①善玉菌、②悪玉菌、そして一番多い ③日和菌が存在します。

 

日和菌は、善玉・悪玉菌の優勢な方に傾く菌で、3つの菌の理想のバランスが善玉2:日和7:悪玉1。八方美人の日和菌は、腸の中では大きな存在です。

 

腸内環境を整える=善玉菌を優勢にするためには、一番多い日和菌を善玉菌の味方につけることが大切で、それが環境が整えることに繋がります。

 

そして腸内環境が整えば、腸内にある免疫細胞の活動の手助けができ、免疫がああることになる。

 

先生の話によれば、入院されている方で絶食が続いてしまうと菌が減るので腸内環境が悪くなり、免疫がさがって、状態が悪化することにつながるそうです。

 

 

 

乳酸菌をとることが免疫を高めることに効果的なのは、体の免疫細胞の7割が腸内にあり、乳酸菌をとって腸内環境を整えることで善玉菌を増やして日和菌を味方につけ、免疫細胞が働きやすい腸内環境を作るため。

 

また、こちらは先生から聞いたことではありませんが、乳酸菌は種類は豊富なほうがいいそうですよ。

 

 

 

 

やはり、運動。

やはり、乳酸菌。なんですね。

 

 

今こそ免疫をあげたい。上げるべき。

 

具体的な方法とその効果と理由を繋げて話していただいたので、今までになくするっと中に入ってきたそれぞれの大切さ。背中バリバリ!なんて言ってないで笑、歩きましょう、私。

 

いいお話が聞けました。

ありがとうございました。

 

 

 

参考→大正製薬   腸内環境の改善がカギ!免疫力を高める腸活

 

生姜の話などは、こちらで知ったこと。

 

 

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