今日は過去ブログの再掲です。
もう何度も作っているこちら、トマトが美味しいこの時期おすすめごはんです。
想像以上の美味しさに驚くサバ味噌をアレンジしたパスタ
ある日のお昼は、久々にパスタでした。
一見普通のスパゲッティですが、驚いちゃう和食の定番おかずが入っています。魚の皮が、その和食の定番おかずの名残。わかりますか?
サバのみそ煮が入った、サバみそパスタです。
え?とおもたそこのあなた。こちら無理やりパスタでも、サバのみそ煮をアレンジしたものですがサバ味噌のそのままの味のパスタでもありません。
鯖(味噌)とトマトのパスタは、すご〜く美味しんです!
サバ味噌アレンジパスタが美味しいなんて信じていなかったわけで
サバのみそ煮をパスタに入れるなんて、考えたことあります?
愛用している笠原将弘さんのレシピ本「和食道場」で、「サバ味噌が余った時は」の言葉とともに紹介されていたサバ味噌パスタのレシピ。
それを見た時、失礼ながら「無理矢理すぎるぞ!」と思いました。おいしいレシピが多いと思っていた笠原さんでも、こういうレシピも載せちゃうのか。とまで笑。
そこまで思っていた私がサバ味噌パスタを作ったきっかけは、タイミングでした。
我が家全員それぞれ出かけるため、翌日から数日私一人でお留守番予定だった日。めがねがサバを一切れではなく一匹買ってきて、夕飯が終わった後にサバのみそ煮を作りました。
もちろん作った本人食べず、機上の人に。なぜめがねはこのタイミングでサバを買ってきて、サバのみそ煮を作ったのかは一生解明されない謎ですが、とにかく1匹分のサバ味噌を食べる人は私だけ。
お魚だし、食べるけれど。目の前に「食べて」と待っているサバのみそ煮がこんなにあることも普通はないので、冒険心を出して、全然信用していなかったレシピを試してみたわけです。
そしてら、美味しんですけど〜!!
調子に乗っていました、ごめんなさい。思わず笠原さんに謝ったぐらい、サバみそパスタあり。ありどころかものすごく美味しかったです!
声を大にして言いたい。これはサバ味噌をあえて多めに作って作りたいパスタです!
笠原将弘さんのサバ味噌トマトパスタの作り方を簡単に
レシピは、愛用している笠原将弘さんのレシピ本「和食道場」に掲載されていたもの。ネットでは見つけられなかったのが無念です。ここでは流れだけ、簡単に。
【作り方】
にんにくの香りを十分に移したオリーブオイルに、トマトを入れて少し炒め、そこに茹で上がったパスタ、ほぐしたサバのみそ煮とみそ煮の煮汁すこし入れて、さらに軽く炒める。
器に盛り、万能ねぎ(グリーンオニオンで代用)と胡椒をふって完成。
素材の組み合わせ妙なのか。材料はシンプルだし作り方も簡単ですが、それ以上の味です。
ネットでこのレシピは見つけられなかったけれど、ここだけの話、味の組み合わせが美味しさのキモだから、味の合わせがあえば美味しくできるはずです。
サバ味噌感は薄れ美味しさの源に。サバ味噌とトマトのパスタ
サバみそパスタという名前ですが、サバのみそ煮の味はそこまでしません。どちらかというと「サバとトマトのパスタ」の方が、味的には正しい気がします。
サバではなくサバのみそ煮を使うことで、サバの中まで味がしっかりついている。味噌の味が塩加減とコクの源になり、パスタを底支えしています。
そしてトマトが入ることで程よい酸味がサバに絡まり(これがまた美味しい)、トマトからでる汁とサバのみそ煮の煮汁とニンニク風味オリーブオイルがひとつになって具材とからまる。
これによってパスタが一体化してサバ味噌らしさが消えて、別のお料理になっています。
何も言わなかったら、サバ味噌のアレンジだと誰も気が付かない!
サバ味噌二食目アレンジ、または缶詰を使っても
サバのみそ煮はこのために作るのではなく、前夜作ったものや冷凍しておいたものを使うのが効率的。もしくはサバのみそ煮の缶詰も見かけるので、そういうものを使っても良さそう。
手抜きなんて言わせない!めちゃくちゃ美味しいサバみそアレンジパスタです。
サバ味噌を無理なく美味しくアレンジ、サバ味噌トマトパスタ
材料すべてがそれぞれいきて、その上で一体化している笠原さんのサバのみそ煮のパスタ。
あまりに美味しいから、本来笠原さんレシピ本のサバのみそ煮には入っていて、めがねのサバみそには入っていなかったピーマンがサバ味噌に入っていたらもっと美味しいのかも。なんて思ったり。
サバ味噌がこんな風に美味しく進化するなんて、びっくりでした。
これはまたやる。このためにサバのみそ煮を倍量作って残しましょう。そんな風に思うぐらい、気に入ってしまったサバみそパスタ。
ごちそうさまでした。
サバ味噌パスタが載っていたのはこちらの本です。