家にあるもの身近な材料で作れる 北アフリカ/中東の朝食 シャクシュカ
ある日の朝ごはん。
デジャブではありません笑。
昨日のブログ記事にしたシャクシュカを、今度はトレジョさんの冷凍ソースを使わずに一から作ってみました。
そしたら。なんということでしょう。
簡単だった。
カルディのシャクシュカレシピに載っているポルトガルの調味料のマッサも、シャクシュカ発祥地と同じ北アフリカで使われる辛さのある調味料ハリッサも、使わずに。
日常的に冷蔵庫にある普通の野菜だけで、シャクシュカ作れました。
シャクシュカとは
シャクシュカは、北アフリカ(モロッコ・チュニジア・アルジェリア)発祥のトマトソースに卵を落として焼いた料理。
現在では中近東でも一般的で、イスラエルでは朝食として食べられている。
「イスラエルの朝食」と紹介している日本語サイトが多いけれど、確かにボリューム的にも朝食向き。特に休日の朝ごはんらしい一品です。
今回使用したシャクシュカのレシピは NY Time Cookingのレシピ
今回参考にしたレシピは、NY Times Cooking (ニューヨーク タイムズ クッキング)のもの。→Shakshuka by NY Times← (1度目は見れても、数回目からはログインしないとみれない、、、?)
量が多いので、半分の量で作りました。
初めて作るときは、普通のものがいい私。日本語のレシピはベーコンが入っていたりアレンジが多かったので、こちらのレシピを選びました。
昨日記事にしたトレジョさんのシャクシュカの材料と似いていたこと。見比べたいくつかの他のサイトのものと材料が同じだったこと。レビュー件数がケタ違いの多さだったので、このレシピを選びました。
おうちで作るシャクシュカに必要な材料はこちら
材料はこんな感じ。
たまねぎ、パプリカ、トマト缶、にんにく。と、トマト缶の量が足りなかったためのトマト。
味付けには、塩胡椒、クミン、スイートパプリカ。と、トマト缶不足ゆえのトマトペースト。
あとは卵と、省いてもいいフェタチーズ。
オリジナルレシピのカイエンペッパー代用の一味。と、家にあるものばかりでした。
代用しているから家にあるものばかりとも言えますが笑、どれも身近な材料です。
シャクシュカの作り方を簡単に
【作り方】
パプリカ、トマト、玉ねぎ、ニンニクをそれぞれ刻む。
油をひいたフライパンで、たまねぎとパプリカを弱めの中火で20分ぐらい、しんなりするまで炒める。
にんにくを加えて1〜2分炒め、パプリカ、クミン、カイエンペッパー代用の一味を加えさっと炒める。
トマト缶(とトマトとトマトペースト)を入れて、煮る。
水分がちょうどよくなったら、トマトソースの出来上がり。
トマトソースに穴を開けて、その部分に卵を落とす。フェタチーズを加え、卵に火が通るまで蓋をして焼く。
卵に火が通ったら、出来上がり!
美味しいメモ
オリジナルレシピはオーブンで焼きますが、コンロで焼くレシピも多かったのでコンロで焼きました。
また今回トマトを入れましたが、入れるなら湯むきした方が良かったかも?そして玉ねぎはもう少し細かい方がソースが一体化していたなと思っています。
異国の朝食、シャクシュカを作ってみて
トマトの酸味が味の決め手になる
ソースから作っても、フライパンひとつでできるワンパンごはん。
トレジョさんの冷凍シャクシュカ に近い味でしたが、トレジョさんのものよりこちらの方がめがねは好きらしいです。「もっとフレッシュな味がする」とのこと。
私はトマトの酸味がしっかり出たところが好きでした。
その後カフェなどでいただいて、酸味がシャクシュカの美味しさの一つだと思うようになりました。
だからトマトは生のものでも缶詰どちらでもいいけれど、酸味がしっかりある方が美味しくなります。
結局ベースのソースはトマトソースということね
結局、シャクシュカってトマトソースの味が決め手で、そのトマトソースは、辛さがある点を除けば普通のトマトソース。
トレジョさんのシャクシュカを食べて、食べたことのある味だなぁと思ったけれど、味としてはトマトソースよ言うよりもパプリカが入っているのでラタトゥイユに近いのかな。(だからトレジョさんのものを食べた時、あんなに食べたことのある味と思ったようです。)
辛さがなければラタトゥーユそのまま?なんて思ってしまったから、聞き慣れない料理シャクシュカが一気に身近になりました。
(ということはラタトゥイユの残りに辛さを加えたら、いいんじゃないかな?と思うのは短慮でしょうか。)
残り物を使って作るのは私には現実的なシャクシュカの作り方かも
おもてなし料理にも向いていると思うシャクシュカ 。
トマトの酸味も美味しかった。
でも、工程は簡単とはいえ朝からこの時間をかけるのは、やる気がないと私には厳しそうというのが正直なところ。
トマトソースを多めに作って冷凍しておき、それを解凍して作る。
前日の残り物を利用する。
シャクシュカ のためにトマトソースをつくるより、残り物を使ってシャクシュカ をつくるほうが、私には現実的かな。
そして日本人好みな味は、きっと日本語レシピに多いべーコン入れたり、ボロネーゼやミートソースやお肉のトマト煮込み的にお肉系を入れたもの。
そちらの方がコクが出て、日本人には親しみのある味になると思います。またボリュームも出るので、こちらは朝食意外にも広く使えそう。
一つのアイディアとして、覚えておこう。
シャクシュカと合わせたパスタとサラダ
この日は他に茹で鷄のシンプルパスタ。
味付けはオリーブオイル、塩胡椒、パセリのみ。シャクシュカが味濃いめなので、シンプルに味つけました。
そして胡桃だれドレッシングのサラダ。
トレジョさんの冷凍シャクシュカを作ってこれはごはんにのせてもいいと思ったので、サラダはあえての和風に。特に違和感なしでした。
夏にたくさん食べたい北アフリカ/中東の朝ごはん シャクシュカ
トレジョさんで出会った冷凍食品のシャクシュカ。家にある材料で、簡単に作れることを知りました。
トマトソースは、余り物や多く作ったものを活用するようになると思うけれど、マンネリ化しやすい朝ごはん&卵料理に、新しい風が吹きました。
これからの季節は、シミ予防になるリコピンが豊富なトマトを積極的に取りたい。
トマトが美味しい季節だし(フレッシュトマトで作るレシピもあり)、これからの時期が作り時なシャクシュカなのかも。
ごちそうさまでした。
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