スペルト小麦粉の桃のガレット、失敗!
ひっさびさにこんなものを焼きました。
桃のガレットパイです。
ネットやInstagramで作り方を見る分には、簡単そうなのに、、、。私には難しかったのは、お菓子づくりの要領を得れていないからだろうな。
今回このピーチガレットを作ったのは、甘くなかった黄桃を食べきってしまいたかったから。
と、新しく買った小麦を使ってみたかったからでした。
はい、ちゃんとはできたけれど、味的には失敗でした😀 というのも、使ってみたかった新小麦粉が、お菓子の味とマッチしていなかったから。
無念です。
ホールフーズで購入したスペルト小麦粉
(ワンディグリー オーガニック)
Organic Sprouted Spelt Flour
(オーガニック スプラウテッド スペルト フラワー)
Whole Foods(ホールフーズ)で購入しましたが、オーガニック製品が多くおいてあるお店だとよく見かけるメーカーのスペルト小麦の小麦粉です。
私にとっては初めての、スペルト小麦粉でした。
自分の体調と、大ファンのエリカさんの和食の本と、体質改善中のお友達の話から、小麦を控えた方がいいと感じて。→食卓の安全と、エリカ アンギャルさんの本と新刊。
でもやっぱり小麦は必要、、、。日本なら米粉に行くのでしょうが、ここはアメリカ。妥協案から、今まで使っていた小麦が終わったのを機に、普通の小麦の代わりにスペルト小麦を買ってみました。
スペルト小麦とは
スペルト小麦は、グルテンアレルギーを引き起こすアレルゲンが少ない小麦として知られています。
スペルト小麦は紀元前5000年頃から栽培されていたという古代小麦の一つで、ヨーロッパの一部地域では、青銅器時代から中世の間主食として食されていました。
今作られている小麦の原種で、改良がほとんど行われていないためグルテンがが少なく、小麦アレルギーを発症しにくいと言われています。(ゼロではありません)
それもあり、昨今では健康食材として広く認知されています。
スペルト小麦とファッロの違い
アメリカに来てスペルト小麦と出会いました。初めてレストランで食べた時その食感に惚れて、ネット検索した覚えがあります。
そのとき得た答えは、スペルと小麦のイタリア語名は、Farro(ファッロ)。ドイツ語名がDinkel(ディンケル)と呼ぶということ。けれどこれ、間違いです。
ドイツ語名のディンケルはスペル小麦のことを指すけれど、ファッロはスペルト小麦とイコールではありません。
ファッロ(farro)は、スペルト小麦、エンマー小麦 (emmer)、アイコーン小麦 (einkorn) の古代小麦3種類を指す総称です(参考→wikipedia)。
参考リンク先には、「ファッロ」の呼称がまちまちであるということも書かれていました。
ある地域ではエンマー小麦をファッロと呼んだり、私の認識と同じ、英語のスペルト小麦に使う例。また、サラダなどに入っている食べれる状態のものをファッロと呼ぶ人もいるそうです。
初めてスペルト小麦粉を使った感想と注意点
使ってみた結果。やっぱり小麦とは扱いが違いました。
ネットで小麦粉の代用方法やバランスを調べならがら作ってみたものの、イマイチ。私には難しかったです。
スペルト小麦粉の水加減
スペル小麦はお水を吸います。予想以上に少ない水分でいいので、生地がダレやすい。
自分がいつも加減で作っているもの、例えば天ぷらとかは問題ないと思いますが、今回のように分量をきっちりはかるものや作り慣れていないものだと、スペルト小麦の癖をつかむまで難しい。時にそれが失敗につながりそうです。
普通の小麦粉と吸水率が違うので、自分が作り慣れている、生地の加減がわかっているものをまず作る方が良さそうです。
スペルと小麦粉の味
スペルト小麦は全粒粉のように穀物感がしっかりあるので、パンなど穀物の味が生きるものの方が味的な相性が良さそうです。実際ネット上には、スペルト小麦粉を使ったパンレシピの方が豊富でした。
逆に薄力粉を使ってフラットな味が大切なお菓子、例えばケーキとはには向かなそう。
今回は桃の味が弱かったのか、穀物さが勝ってしまって味のバランスは残念でした。
初めてのスペルト小麦粉から次につなげたい!
焼き上がった生地はポロポロっとしていたけれど、具もそこまで溢れなかったので、その点は一応成功かな。
味加減がイマイチだったけれど、ここから繋げたいスペルト小麦。
続くかな笑
ごちそうさまでした。
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最近蕁麻疹がおさまらず。
肌にもぽつぽつしたものができている。
体質改善をしているお友達の話を聞いていて気がついたのが、週5でパンを食べていた!こと。
小さい頃から朝はしっかりごはん。
アメリカに来てからもお米が主食。
そんな私が、今までにない頻度でパンを食べていたようです。
・小麦粉には中毒性がある
・グルテンは過剰に摂取すると、小腸の炎症を引き起こすことがある。
・小麦は多くのアレルギーの原因となる
と言っているし。
アレルギー持ちの私なので腸内環境は気になること。(アレルギーは腸で 反応するものがあります。)
アメリカで多いグルテン過敏症。
現在流通するアメリカの一般的小麦は、70年代に盛んに交配された品種改良種です。
強く、手間がかからず、たくさん取れるように改良されたもの。それによってグルテンが激増し、毒性も持ったと言われています。
(この小麦は数年前から 日本にも輸入されているので、日本でもこれからグルテン過敏症の人が増えることでしょう。)
スペルト小麦は小麦粉の原種で、7~9000年前にはヨーロッパで使われていたことがわかっています。つまり交配されていない小麦なので、グルテンも低い。
エリカさんがおすすめしている2週間のグルテン断ちは成功しなかったので、小麦断ちはできなくとも頻度を減らそうと思い今回のスペルト小麦購入に至りました。
あとパンを食べる頻度を減らして。
結果、ポツポツは減りました。
蕁麻疹は引き続き出ているけれど、こちらも減。
パンが原因だったのかはわかりませんが、引き続き腸内環境を整えたいと思います!