アジア食材の宝庫 アメ横センター地下食品街
先日、いくつかの用事をすませるべく、上野へ行ってきました。
私にとっては上野=美術館ですが、コロナ時代の美術館は予約制。その日の用事が何時に終わるかよめなかったのと他にも上野で済ませたいことがあったので、今回は美術館にいくなら窓口予約にしようと思っていたら、案の定時間がなくなってしまいました。
そこで思い出した別の場所。長いことアジア圏で暮らしレベル違いの料理をする母のいとこに先日久々に会った時、東京ではここにアジア食材を買いに行くと言っていた場所。
アメ横地下食品街へいってきました。
まさにアジア!アメ横の下にこんな場所があったとは。アメ横にもアジア系のごはん屋さんが多いけれど。ここまで地下がアジアなら、さもありなん!
地下にはアジア的ローカル感あふれる空間が広がっていました。
アメ横センタービル 地下食品街の場所
アメ横センタービル地下食品街。アメ横センタービルの地下一階にある食品市場が、本格アジア食材が手に入るその場所です。
アメ横センタービル地下への入り口はわかりづらいですが、上野側からアメ横(上中からも入れます)の入り口の看板をくぐって割とすぐ、地下へと続く階段があります。
賑やかなお店とお店の間に地下へ降りる階段の入り口があります。見落としそうですが、アメ横の看板を潜ったあたりからアメ横センタービル側を見ていると見つかります。
タイに中華!本格食材がずらり。アメ横地下食品街
アメ横センター地下食品街は予想よりも狭く、入っているお店は6店舗。各店舗が所狭しとたくさんの商品を並べていました。
言い方は悪いですが、その狭さとごみっとさがいい。アジアの市場かどこかに迷い込んだかのようなその雰囲気。聞こえてくる言語は違うのもその空気を密にしていました。
日本もアジアだから実際アジアなんですが、東・東南アジアにいるようでした。
各お店ごとに特色がありながら、どのお店も日本では(我が家のまわりでは)見たことがなかった食材がずらり。
中華料理やさんでいただくような小さなカニ類、キラキラな飛び魚。豚足、豚の鼻、内臓、鶏の足。お肉の種類お豊富。生のバイマックルー(別名こぶみかんの葉/ライムリーフ)、根っこ付きパクチー!、カー(タイの生姜)、ホムデン(タイの紫玉ねぎ)、小さなバナナはもちろんバナナの葉や蕾まで、生の野菜類もありました。
唐辛子粉をはじめとした乾燥・瓶入り調味料やスパイスも、たくさんありました。
まだアジア料理初心者の私でも、日本で見たことがない食材をこんなにも発見できました。今までブログ記事にしてきた料理であれば、ここに行けば全て揃いそうです。
アジア食材なら、アメ横地下の食品売り場へ!
最近はアメリカでアジア食材を扱う台湾系スーパーマーケット(99 Ranch Market)へ行くようになったのでまだわかる食材がありましたが、数年前だったらただすごいと思って終わっていたでしょう。
きっとわかる人や目的がある方はより楽しめる。
数度訪れてもっと奥を知りたい場所です。
今はネットあがあるけれど、やっぱりその場の空気はいいですね。
上野もアジア内ですが、日本国外のどこかの東・東南アジアの市場に迷い込んだような錯覚がありました。小さなアジア旅行をした気分です。異国で入ったまったくわからないスーパーマーケットへいった感じ。これ、大好きなんだなぁ。
新型コロナウィルスが感染拡大してから、アジア料理にハマりました。辛いものが苦手なくせに、タイ料理を家で作るようになりました。そんな私が今一番行きたいのは、東南アジアの国です。
旅行に制限がある今訪れたアメ横地下食品街で、プチアジア旅行をした気分です。(ただ一つの違いは、匂い。臭くないのが日本ですね。)
アジアごはん好きなら上野に行ったら訪れたい、アメ横センタービル地下食品街です。
地上アメ横にも、アジア系のお店がいくつかあります。以前はここまでではなかった気がしますが、今は食事ができるところも含めていくつもあります。
この日、地下食品街からあがったあとアメ横を通り抜けて、御徒町の方面へ抜けて帰りました。その道すがら目についたのがこれ。
先日ブログにも載せた、アジア圏の方に言わせれば「食べたことがないなんて人生損している」鹹蛋(シエンタン)味のフィッシュスキンのスナックです。
このメーカーではないですが、鹹蛋(シエンタン)味のフィッシュスキン、意外と好きです。最初はなんだと思う味ですが、食べているとなかなかハマる味。お粥に入れても美味しそうな塩味と丸い味とサクサクした食感が特徴のスナックです。
フィッシュスキンのその近くには、広西チワン自治区柳州市の料理螺蛳粉(ルオーシーフン)のインスタント麺が。カタツムリ(タニシ)を使った麺だそうです。人気なのかな?