お出かけ in/to Japan

コロナ禍の渡米 羽田発 LAでアメリカ入国、自主隔離

長引いていた日本滞在ですが、今週、ロサンゼルスに戻りました。

 

暖かいロサンゼルス!いや、これは暑い!迎えにきてくれた車に乗って一番最初に思ったのはそんなこと。今年のLAは暖冬ですね。

 

今は、ロサンゼルスが勧告している自主隔離期間をすごしています。

 

 

 

 

日本への一時帰国の際、情報収集をして得た情報がとてもありがたく本当に助かったので、私の一時帰国体験も記事にしました。

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ロサンゼルスへの渡米・帰米は行きに比べると書くことがあまりないんですが、それでも変化はあったので、今回の渡米体験もシェアしたいと思います。

 

 

 

*注意 アメリカでは州によって入国時の方針が違います。私が入国したのは、カリフォルニア州のロサンゼルス国際空港です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍の渡米 羽田→LA

ロサンゼルスから日本への一時帰国は、空港での検査があること、また帰国したタイミングがちょうど検査方法の変更時期だったので、徹底的に下調べをしました。

 

けれど今回のロサンゼルス空港での米国入国に際して、コロナ感染拡大を機に大きく変わったことはほぼないので、基本情報を得はしましたが、他は何もせず帰途につきました。

 

 

 

日本入国時とロサンゼルスでの入国の違い

日本入国とロサンゼルス空港でのアメリカ入国の大きな違いは、入国時に検査をするかしないか。

 

日本は降機後に抗体検査を受け検査結果を確認してから入国となりますが、ロサンゼルスでは入国時に検査等はありません。

 

また日本では、帰国直後の空港からの帰宅方法含め、二週間の公共交通機関使用の禁止という制限がありますが、やっぱりロサンゼルスでは規制はなく、今まで通り帰宅できます。

 

ロサンゼルスでの入国するシステムとして、基本は今までと同じです。

 

 

ただ細かく見ると、2つ変わったことがありました

 

 

 

 

【 変化① オンラインフォーム提出の義務 】

ロサンゼルスへの渡米・帰米にあたり、唯一大きく変わった点が、帰国する前のオンラインフォームの提出です。

 

11月25日よりロサンゼルスは、米国外・カリフォルニア州外からロサンゼルスへの到着に際し、連絡先とTravel Advisory(旅行勧告)を理解したことを記入するオンラインフォームの提出を、16歳以上すべての人に義務付けました。

 

日本領事館からのメールによれば、カリフォルニア州公衆衛生局発表のTravel Advisory(旅行勧告)の周知を目的にしているそうですが、提出をしなかった場合は罰金500ドルが課せられます。

 

罰金が高額です。提出を忘れないように、お気をつけて!

 

 

 

【 オンラインフォームの入力の記入方法 】

オンラインフォームの入力はとっても簡単です。

 

 

① ロサンゼルス市のサイトへアクセスする。→ Traveler Form 

 

ロサンゼルスのtraveler form(旅行勧告)の書き方

ロサンゼルスのtraveler form(旅行勧告)の書き方

 

② 注意事項を読む。

 

③ Contact Information (連絡先)を記入する(*マークがるものは必須)

 

④ Contact Informationの下にあるチェックボックスに、②を理解しましたのチェックを入れる

 

⑤ イメージのコードを入れる

 

⑥ 一番下部にあるSubmitを押す

 

これで完了。私は念のため、完了ページをスクリーンショットしておき、携帯に保存しておきました。

 

 

正直どこでこのフォームを提出をチェックしているんだろうかと思ってしまうぐらい、簡単なフォーム。完了メールもきません。

 

でも罰金500ドル払うなら、美味しいごはんを食べた方が絶対いい!提出はお忘れなく。

 

 

 

②の意訳です。

 

ロサンゼルスのtraveler form(旅行勧告)の書き方

 

私的なものとわかるようにあえて英語を見せているので、少々見辛くなっています。

 

 

 

【 搭乗前に聞かれること 】

チェックインをして、セキュリティを受けて、搭乗ゲートへ、そして機内へ。この過程で今までなかったことが1つありました。

 

チェックインカウンターで、搭乗ゲートで名前を呼び出されて、合計2回。

 

上のトラベルフォームを提出したか、14日の自主隔離が義務付けら得ているのを知っているかの確認がありました。(正しくは、自主隔離10日+4日の健康観察の勧告。後述参照。)

 

 

 

 

 

【 変化② 機械廃止・税関申告書が復活! 】

ロサンゼルス国際空港での入国時、ロサンゼルスへの渡米・帰米で変化した2つ目のことがありました。

 

 

 

【 機械廃止・並ばないLAX 】

今までロサンゼルス国際空港(LAX)では、入国の際は機械を使って手続きをしていました。(人よっては一部だけ機械で手続き)。

 

機械に顔を写し、パスポートを入れて、指紋をとって・・・。

 

現在この機械は完全に休止されていて、昔のように直接イミグレーションの列にならんで入国審査をします。

 

 

とはいえ以前とは違い旅客数がかなり少ないので、到着便の本数も関係するとおもいますが並んでも15分ぐらいな感じ。

 

私が並んだ列の前の方は軍人さんで、書類のやり取りがあったからか時間がかかっていたけれど、それでもすぐに私の順番になりました。

 

入国審査の列に並んで15分後には、荷物のターンテーブルにいたと思います。しかもすでに荷物が回っていたという。(もちろんこの後の税関の列もなし!)

 

こんなにスムーズなLAXなんて、LAXじゃないみたい!と感動するほど、短時間で外に出ることができました。

 

 

 

【 税関申告書をお忘れなく! 】

ロサンゼルス入国時の機械手続きがなくなったことで戻ってきたのが、紙の税関申告書です。

 

機械で入国手続きになってから必要なくなっていた青い紙、復活しています!

 

機械で手続きするのに、なぜか機内でも配られていた青い税関申告書。飛行機の中で渡されるも結局使わず、家に持ち帰ってゴミ箱に捨ててたやつ。

 

今はこれが必要です。

 

 

LAX到着時の記憶が強い方こそ「いらない」と思ってしまいそうですが、今は必要なので記入・持参をお忘れなく。

 

私は機内で配られていたものを受け取ったものの、いつもを思い出していらないよなと脇に置いたんですが、なんとなく今は非常事態だからと一応記入。

 

そうしてよかった。思わず機内においてくるところでした。持っていなかった場合はどこでもらえるのかもわからないし。

 

青い税関申告書、復活してます。

 

 

 

【 ロサンゼルス帰国で変化は2つ 】

ロサンゼルスでの入国で今までと変わって点は、2つ。

 

① オンラインフォームの提出

② 税関申告書の復活

 

日本入国に比べたら小さな変化ですが、怠るとどちらも困ります。お忘れなく。

 

 

 

 

 

羽田空港の現状

今回は、東京・羽田空港からロサンゼルスに戻りました。

フライトは日本航空のJL16便。アメリカン航空との共同運行便です。

 

 

【 東京 — LAX運行状況 】

私が日本へ一時帰国した時(8月)、日系航空会社の毎日運行開始や運休していた外資航空会社の運行再開といった増便スケジュールがでていたときで、来月からは空の便が増えるんだと思った覚えがあります。

 

けれど現在みてみると、一時期よりも日系の便数は増えているものの米系・シンガポールは飛んでいないようです。

 

 

 

ロサンゼルスー東京 フライトスケジュール(2021年1月)

 

羽田–ロサンゼルス便

 JAL(アメリカン航空と共同便)週3便

 ANA(ユナイテッドとの共同便)毎日運行

 

 

成田–ロサンゼルス便

 JAL(アメリカン航空と共同便)週4便

 ANA(ユナイテッドとの共同便)毎日運行

 

 

羽田空港のサイトで運行状況を見るとロサンゼルス便の中にデルタと出てきますが、欠航マークが続いているのと、他サイトの一覧を見ても記載されていないので、実質運休中だと思われます。

 

参考

JAL; 最新の運航計画(運航・運休・減便・時間変更・臨時便設定)について

→ ANA; 新型コロナウイルス感染拡大に伴う国際線路線・便数計画の一部変更について

羽田空港 国際線フライト

 

 

 

 

【 羽田空港(ターミナル3)の現状 】

 

羽田空港で以前と変わったことは、とにかく人がいないこと。日本に一時帰国した時と比べるとかなり増えていますが、それでもやはりガラガラ。

 

2つある出国時のセキュリティが片側が封鎖されていたぐらいです。

 

コロナ禍 羽田空港の現状

 

一般エリアも出国後エリアもお店は閉まっているところばかりで、深夜便を待つときよりも暗く活気のない羽田空港は初めて。まるで海外の深夜の空港のような光景でした。

 

(羽田空港内のどの店舗が営業しているかは、こちらで確認できます。→羽田空港内での一部施設、店舗の運用変更について

 

 

自宅時間が増えたどころが、自宅時間ばかりだった今年。何をしていたって、私、ネイルだけはこまめに塗っていました。身嗜みというよりは、自分の気持ちをあげるために。

 

日本滞在中にお気に入りのネイルもトップコートも使い切ってしまったので、今回免税店でそのネイルを購入してきました。

 

ショックだったのは、私がお店に入る前、いる間、帰ってから、その免税店に入っていったのは私ひとりだったこと。密にならずで嬉しいけれど・・・店員さんの笑顔がまぶしく、切なかったです。コロナめ〜!!!

 

コロナ禍 羽田空港現状 

 

 

【 出国後の軽食・飲料水調達 】 

やっぱり今のはフライトは緊張感があるので、いつもちょろちょろしている私でも、1箇所確認したいところがあったけれどそれもやめて、必要最低限の行動しかせず。

 

なので詳しいことは未確認。出国前、出発階にあるセブンイレブンはあいていますが、出国後に軽食が売っているお店が開いているかは不明です。

 

 

ただ飲料水に関しては、羽田も成田も自販機があるので、出国後のエリアでも簡単に購入できます。私はいつも2~3本買ってから乗るので、今回は自販機で購入して搭乗しました。

 

羽田空港 出国後 水・飲料水購入

羽田空港のサイトから画像をお借りしました)

 

羽田空港って、意外と自販機がこまめにあるんですね。

 

 

 

8月のLAXに比べたら羽田空港は営業しているお店もあるし、人もいました。とはいえ、大好物のじゃがポックルは買い忘れちゃうぐらい、いつもとは違って緊張感のある羽田空港でした。

 

 

 

 

 

搭乗・機内にて

 

【 JL16便の乗客数 】

 

8月の日本への便と比べると乗客は増えていて、体感では3~4倍に感じました。クリスマスということもあったのかもしれません。

 

とはいえ、通常と比べたらガラすきです。

 

3-3-3の座席構成で、基本は3席につき1グループという配置。各3席の真ん中の席はブロックされているようでした。

 

私も3席独り占めしていたし、周りの方たちもそんな状態。ガラガラでした。

 

 

 

 

【 機内での感染予防 】

今回搭乗するにあたって心がけたのは、日頃からしていることの延長です。

 

飛行機内の空気は3分に一度入れ替わるので、飛行機内での空気感染は心配していませんでした。気に留めていたのは、飛沫感染と接触感染です。

 

 

 

【 不織布のマスクをつける 】

日頃使っているマスクは人それぞれ違うと思いますが、飛行機に乗る時は不織布のマスクがいいかもしれません。

 

私はウレタンマスク(Pitta)か布マスクを使っていますが、人混みに混ざる時や病院へいく時は、不織布のマスクをつけています。

 

これは先日発表されたスーパーコンピューターの富嶽の研究結果から。→参考 「富岳」が分析、マスクの素材や形状で性能差 リスクを考慮した使い分けを by SankeiBiz

 

ウレタンマスクは通気性がいい分飛沫が通りやすいそう。

 

ウレタンマスク >布マスク > 不織布マスクの順に飛沫が飛びづらいので、飛行機に乗る時は、不織布マスクをつけることにしました。

 

不織布マスクも着け方で効果が変わるので、隙間がないようにつけるのが大切なようです。→マスクの疑問あれこれ解決!正しいマスクの使い方 by NHK

 

 

(いつもつけているウレタンマスクと2重重ねにしました。これが正しいのかは不明です・・・。)

 

 

ちなみに、ご飯食べた後はみなさんマスクをつけるのを忘れがち。気をつけましょう。私もね!

 

 

 

【除菌するタイミング】

航空会社各社もきちんと除菌してくださていると思うんですが、自分の安心のために着席した後、ワイプで周りのものを全て拭きました。

 

以前機内の雑菌の多い場所という動画を見たことがあって、レベルが違う汚さだったシートベルトは念入りに。テーブルを引き出すスイッチ。リクライニングボタンなど、最初に大体を拭きました。

 

 

客室乗務員の方に申し訳ないので大々的にできませんが、配られたお水やお菓子などは、客室乗務員の方が過ぎたらささっと除菌。

 

妹しろが「ごはんのトレーが意外と危険だと思う」と言っていたので、食事中は他のことをせず食事に全集中。

 

手で顔は触らない。

 

食後は自分の手とテーブルの上をワイプで拭きました。

 

 

【 お手洗いは気をつけて 】

最後に手を洗うとはいえ、私が一番警戒していた場所がお手洗い。ここが一番接触感染が多そうだと思うんです。

 

 

ワイプを一枚持って、お手洗いへ。

 

外側の入り口の押す場所、内側の鍵、出るときに引く扉のフック。便座・・・。二度目になると触る場所がわかってくるので、その部分を重点的にワイプで拭きました。

 

ワイプは出るときに触る場所に一枚置いておき、そのワイプを掴んで扉を開けて。

 

ワイプよりサニタイザーより効果があるのは手洗いなので、手洗いはいつも以上に念入りに行いました。

 

 

機内に持ち込んだワイプは、

こんな丸い筒状に入っている中身をジップロックに詰め替えたものを持参。とても便利でした。

 

 

 

 

 

LA到着後の自主隔離について

 

【 LAカウンティ保健局の自主隔離要項 】

The Los Angeles County Department of Public Health (ロサンゼルスカウンティ保健局)は、前述のTraveler formにもあるように、 必要不可欠な活動に従事する医療関係者他を除き、国外・州外からカリフォルニア州に到着した場合は、10日間の自主隔離と、続く4日計14日間の健康観察を勧告しています。

 

もともとは14日の自主隔離だったものが、12月17日から2つに分かれ、10日間(自主隔離)+4日間(健康観察)となりました。

 

ロサンゼルスカウンティ保健局の→サイト←によれば、10日目にCovid-19の症状がなかれば自主隔離は終了。

 

ですが11日目〜14日目は、引き続き毎日健康チェックを行うこと。通常より一層しっかりした予防対策を、(自分と)他人を守るための方法をとるよう求めています。

 

 

もしCovid-19の検査を受けて陰性だったとしても、10日間の自主隔離は必要です。

 

 

 

【 自主隔離のスタート日はいつ? 】

 

自主隔離一日目は、ロサンゼルス到着日の翌日になります。

 

 

例:ロサンゼルス国際空港に12月1日に到着した場合

 

自主隔離スタート日、12月2日

自主隔離終了日、12月11日

継続の健康観察期間、12日〜15日

 

 

 

【 自主隔離のルール 】

 

ロサンゼルスカウンティ保健局による、自主隔離の方法です。

 

 

・ステイホーム  

  家にいること。お医者さまへいくことだけが、唯一できることかもしれません。

 

・ 訪問を受けない

 

・ 同居者が同じく隔離中でない限り、家の中でも隔離してすごす。

  同室者がいる場合は、6フィートを保つこと。

  特に感染リスクが高い同居者とは、接しないようにすること。(65歳以上の方、基礎疾患を持つ人)

 

・ 可能であれば、同居者とバスルームは分ける

・ 同居者と6フィートの間隔を保つ。できない場合は、マスクをつける。

・ 他の人へ料理を作らない。

 

参照 → Home Quarantine Instructions for Close Contacts to COVID-19 by LA Public Health

 

 

 

 

 

自主隔離中です

 

気は抜けはしないし緊張感があることは変わりはないけれど、日本へ帰る時よりも今回のLAへの帰途の方が、飛行機に乗ることに限っていえば気が楽でした。

 

日本へ帰国にするのに比べたら米国入国後の規制が少ないこと、検査数の違いはあれど感染者数が少ない日本から発つのは同便に乗る人の感染リスクも低いと思うから。

 

心配だったLAX内の混雑もほぼなく、飛行機も密着感はなかったし。この旅で一番「混み」を感じたのは、飛行機に搭乗するときだったぐらい。不安を感じる想定外のこともなく、無事に終わりました。

 

とここまで書いて思い出したのは、フライト中、前後、ビタミンCをいつになくこまめにとっていたこと。やっぱり不安はあったのかもしれませんね。

 

 

 

現在は、LAカウンティ保健局が推奨する自主隔離中です。

 

もともと家族の免疫が下がっていたので、自分がウィルスを家に持ち込む危険性を作りたくなかったこと。LAの状況もちくいち確認していて、自分たちが安易な行動をした未来が実感をもって目の前にあったので、日本でも必要最低限の外出しかしていませんでした。

 

だから家でマスクをしていること意外は、特に違和感なく過ごしています。少しは運動しないとなとは思いつつ笑

 

 

 

そしてやっと帰ってきたロサンゼルスですが、隔離期間を終え用事を片付けたら、年明け早々また日本へ一時帰国予定です。これもあって、余計に「少し」も制限するつもりです。

 

「この時期にまた!?」と思われる方もいらっしゃると思うんですが、そうせざるおえない状況って出てくるものなんだと痛感しています。温かく見守っていただけたら嬉しいです。

 

 

そんなわけで、時差ぼけを直す気もなく、よく寝ています笑 健康健康!

 

今一番の願いは、英国で見つかった感染力が高い変異体のウィルスが、アメリカで見つからないこと。自分の心配もありがますが、これ以上の米国での感染拡大は致命傷になってしまうかもしれないから。

 

 

 

みなさま。くれぐれも体にはお気をつけて。そして心も大切にしてくださいね!

 

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