オランダ料理はこんな感じ!オランダ料理まとめ

 

オランダ/アムステルダム旅行で食べたオランダ料理

 

先日、オランダはアムステルダムを訪れました。

 

たった3日という短い日程ではありましたが、古き良き場所は可愛らしく、近代的な建物は時に奇抜。個性的なアムステルダムの街並みは、歩いても歩いても飽きない楽しさがありました。

 

 

我が家は皆食べるの大好きなので、オランダ旅行でいくつものオランダ料理と出会えたのも良い思い出。

 

オランダ料理ってどんなイメージでしょう。私はオランダを訪れる前までは「芋」のイメージしかありませんでした笑。

 

オランダ料理は全般的に素朴で素材を活かす料理が多く、魚介類は美味しく、揚げ物多め。という印象で帰宅しました。

 

 

この記事では私たちがオランダアムステルダムで出会ったオランダ料理。そして、これも食べたかった!オランダ再訪の暁には食べたい!と思っているオランダ料理をまとめてみました。

 

 

 

 

 

 

オランダで食べた有名オランダ料理リスト

 

 

Hutspot(ヒュッツポット)

 

ソーセージとミートボールの下に敷かれているマッシュポテトのようなものは、ジャガイモと野菜を潰したオランダの家庭料理 Hutspot(ヒュッツポット)とその仲間。

 

 

使われている野菜で名前が変わり、有名なのが3種類あります。

 

Hutspot(ヒュッツポット)/ 左の写真の左上の人参入り(食べかけ失礼します) ・・・ジャガイモ、にんじん、玉ねぎを茹でて潰したもの。

 

Zuurkoolstamppot(ジュールコールスタンポット)/ 左写真の白色と右写真のもの・・・ジャガイモの中にザワークラウトが入っています。

 

Andijviestamppot(アンダイヴィスタンポット)/左写真の緑色。ジャガイモのと一緒にケールが入っているマッシュポテトです。

 

 

それぞれでも食べるようですが、一般的な食べ方は上写真のようにミートボールやソーセージを乗せてグレービーソースをかける食べ方とのこと。

 

 

 

 

Gehaktbal(ヘハクトバル/ミートボール)

Combination of hutspot, boerenkoolstamppot and zuurkoolstamppot served with a smoked sausage or a meatball

 

前出のヒュッポットによく乗っているのがGehaktbal(ヘハクトバル)、ミートボールです。

 

gehakt(ヘハクト)はひき肉、bal(バル)はボールという意味があります。

 

 

オランダのミートボールの特徴はその大きさ。ひとつがテニスボールぐらいの大きさがあり、小さいサイズのミートボールに馴染んだ私たちからすると、ハンバーグのようにも見えます。

 

オランダでよく作られる家庭料理の一つで、一人一つサーブされるのが一般的な食べ方です。

 

 

こちらはオランダでいただいた現代風にアレンジされたミートボールです。

 

 

 

 

Kroket(クロケット)

 

オランダのコロッケKroket(クロケット)は、ガイドブックに必ず載っているオランダの名物料理。

 

コロッケのルーツはフランスにありますが、それがオランダに伝わり今ではスナックとしても食される身近な料理になっています。中にはマクドナルドや自販機で販売されるものがあるほど。

 

 

日本ではコロッケといえばじゃがいもが主な具材ですが、オランダのコロッケは中はトロッとしているので、日本のコロッケよりもクリームコロッケのようでした。

 

衣も日本のコロッケとは違って、かなり硬くしっかり。サクサクと表現するよりも、カリザクと表現したくなる食感が印象的。

 

形は俵形が多いようです。

 

 

上写真2つは小エビのコロッケ(Garnaalkroket)、下の写真はチーズのコロッケ(Kaaskroketten)

 

この2つに牛肉を加えた3つの具が、オランダのクロケットの中でも特に定番の具材。

 

私が食べたものは物質的な具材の存在感はほぼなく、風味付けに具材が使われている感じでした。

 

Dutch goat cheese croquettes on a small salad with honey mustard dressing

 

 

 

 

Bitterballen(ビターバレン)

 

Bitterballen(ビターバレン)は牛肉の一口コロッケ。一口サイズという大きさが特徴で、これゆえ他のコロッケと区別されるようです。

 

クロケット同様中はトロトロで、牛肉の味がしっかりするクリームコロッケの一口サイズという感じ。衣はやはり硬めでカリザク。

 

マスタードがついて供されるのが一般的。

 

 

ビターバレンを含めたクロケットは軽食/スナック的な要素がありますが、クロケットはより食事的で、パンに挟んだりする感じ。対してビターバレンは、ビールとの相性がいいと書かれていることが多く、カフェはもちろんお酒が飲める場所でも供されるおつまみ的要素が強めな気がします。

 

 

私が訪れたレストラン(フードコート)では、クラッシックな牛肉の他にも色々な味のビターバレンがありました。

 

 

 

 

Kibbeling(キベリング)

Fish and chips

 

Kibbeling(キベリング)は、たらのフライ。普通のフィッシュ&チップスと違って一口サイズがキベリングの特徴で、タルタルソースを付けていただきます。

 

オランダは海が近いので魚介が豊富。特に北海に近い地域は魚介類が美味しいとガイドブックに書かれていましたが、アムステルダムで二度頂いたお魚はどちらも美味しかった!

 

このキベリングは、私のベストフィッシュ&チップスです。

 

 

 

 

Erwtensoep(エンテルスープ)

Dutch pea soup with a slice of bacon on rye bread

 

Erwtensoep(エンテルスープ)は、オランダの冬のスープ。

 

乾燥したえんどう豆、じゃがいも、玉ねぎ、豚肉/ソーセージなどを加えて豆がとろとろになるまで煮込んで作り、ライ麦パンにスモークベーコンを添えていただきます。

 

私たちが頂いたいのは上の写真のようなトロっとさでしたが、本来はもっとどろっとしたスプーンが立つぐらい水分少なめなものが一般的だそうです。

 

 

味はね、素朴。美味しいかと言われると少し迷う味でした、、、。

 

 

 

 

オランダ料理、なのか、、、?2つ

 

左 Oven dish (オーブン焼き)・・・オランダ料理レストランのメイン目玉料理に入っていたシェパーズパイのようなオーブン焼き。とっても美味しかったけれど、オランダ料理なのかは不明です。ただ、オールドアムステルダムチーズが使われていました。

 

右 Dutch steak(オランダ風ステーキ)・・・味は普通のステーキだったしソースも変更可能だったので、どこらへんがオランダ風かわからなかったオランダ風ステーキ。

 

 

 

 

インドネシア料理もオランダで食べたいオランダの名物料理

 

オランダ料理ではありませんが、オランダで食べたい料理のひとつはインドネシア料理。

 

オランダでインドネシア料理?と思われるかもしれませんが、オランダはインドネシアを植民地としていた歴史があるため、インドネシア料理はオランダ「名物」と言われています。

 

特に食べたいのは、インドネシアでは廃れてしまったRijstafe/ライスターフェル(オランダ語でごはんのテーブルの意味)。いくつものインドネシア料理を小さめのお皿に各々盛って供される料理です・・・・。

 

 

 

 

 

次に訪れたら食べたいオランダ料理

3日はやっぱり短い!という心残りは、食にあり。食べたかったオランダ料理、次にオランダを訪れた時の参考にまとめてみました。

 

 

 

Haring(ハーリング)

発酵させたり、塩漬けにしたり、酢漬けにしたり。調理方法に幅はあれど、ヨーロッパ圏でも広く食べられているニシン。

 

オランダではHaring (ハーリング)と呼ばれ、塩漬けにして軽く発酵させたものに玉ねぎのみじん切りをかけていただきます。

 

アムステルダムでは切って出てくるそうですが、場所によってはそのまま出てくるので魚の尻尾を持ってかぶりついて食べるとか。

 

オランでは初夏ハーリングの新もの「Nieuwe Haring」が出回るらしいので、それも食べてみたい!

 

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Broodje(ブローチェ)

Broodje(ブローチェ)は、パンにハムやソーセジを挟んだもの。要はサンドイッチかホットドック的な感じでしょうか?

 

オランダらしい具材は、前出のハーリング。そして上Instagramのようなパンの間に小エビがぎっしり入っているもの、クロケットなど。

 

Broodje(ブローチェ)といってもお店によって色々。専門店もあるので、人気店の味比べも楽しそうですね。

 

私はハーリングのブローチェと小エビのブローチェが食べたかったな。

 

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Saucijzenbroodjes(ソーセージブローチェ)

Saucijzenbroodjes(ソーセージブローチェ)はBroodje(ブローチェ)ですが、サンドイッチではなくパイ。パイ生地の中にソーセージが入ったもの。

 

おすすめしている方が何人かいらしたので、食べたかったもの。

 

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Frit(フリット)

Frit(フリット)、フランチフライのこと。

 

フレンチフライはオランダで食べましたが、私が食べたいのは上Instagramのようなストリートフード的フリット!筒の包み紙の中にフランチフライが入り、中央のマヨネーズたっぷり(オランダはフレンチフライにマヨネーズをつけて食べます)。

 

ダム広場周辺で食べている方が多くて、美味しそうでした。次こそは!

 

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Hachee(ハシェ)

オランダの伝統的な料理の一つで、牛肉、玉ねぎ、酢をベースにした煮込み料理。酸味のあるビーフシチューという感じだとか。

 

訪れたレストランで人気だったこの料理、次は絶対食べたい味!酸味があるというのも気になります。

 

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Uitsmijter(アウツマイター)

オランダのオープンサンドイッチの一つで、食パン2切れにチーズやハムを乗せ、そこに目玉焼きを乗せたもの。

 

なんとなく味は想像できるけれど、一度は食べたい!と思うようになったのは、Instagramを見ていると美味しそうなものをいっぱい見かけたから。

 

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Kapsalon (カプサロン)

2003年に登場したという新しいファストフード。

 

フレンチフライの上に、羊肉、ゴーダチーズのスライスを乗せて、オーブンで焼く。さらにその上にレタスを乗せ、ガーリックソースとサンバル(インドネシアの辛いソース)をかける。というもの。

 

ガイドブックで見た時、その見た目がとっても美味しそうで!いや、間違いなく美味しいですよね。

 

ちなみには別名はカロリー爆弾だとか笑。

 

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Frikandel(フリカンデール)

オランダの伝統料理/スナックだという、ひき肉に味を付け、ソーセージのような形にして揚げたもの。

 

マヨネーズをつけて食べるそうです。

 

衣なしのメンチカツ的な感じでしょうか?

 

お店によって味付けがまちまちらしいので、美味しいやつを齧りたい!

 

Instagram(右から2つめ)

 

 

 

オランダのチーズ各種

オランダは酪農国家なので、チーズも豊富。まず思い浮かべるのがゴーダチーズ、エダムチーズ。オールドアムステルチーズとゴートチーズも有名です。

 

そんなチーズを現地で食べたかったけれど機会に恵まれず。ならばと買ったチーズは我が家へ届かず(荷物が入れ替わり、家族の元へ)。

 

ということで、次こそは色々食べたい。なんなら産地のチーズマーケットへ行きたい。

 

 

 

 

 

 

オランダ料理は美味しいよ、楽しいよ!

 

郷に入れば郷に従えと言いながら、旅行先ではその土地の食べ物を食べるのが好きです。

 

ヨーロッパ圏のオランダ、なんとなく味が想像できるものも多かったけれど、形、スタイル、味付けが見知らぬものに変わることで、新しい食の刺激がありました。

 

オランダは九州ほどの国土ですが、北部、西部、南部で地域差があり、高級料理が唯一発展したのはオランダ南部の街はマーストリヒトだとか。まだまだオランダ料理は奥が深そうです。

 

 

また訪れた時に食べたいものリストはすできたので、オランダ再訪が待ち遠しい。

 

ごちそうさまでした。

 

 

 


 

参考

 

Wikipedia;オランダ料理

Wikipedia;ハーリング

Wikipedia; Herring as food

Wikipedia; ビターバレン

 


 

 

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