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ジョージア(国)旅行の前に、ジョージアってどんな所?
ジョージア🇬🇪(旧グルジア)は、日本でもアメリカでもあまり馴染みのない国。
私もグルジアという旧国名は聞いたことがあっても、妹しろのお友達が赴任するまで正式名も場所もよく知らない国でした。
LAに戻ったときはイミグレーションのお兄さんに行ってきた場所を聞かれたので「ジョージア」と答えたら、「行った場所だよ」と繰り返し聞かれて。「国のジョージアに行ってきました」と伝えたら、一瞬怪訝な顔をしていました。
ジョージアはアメリカの州でしょう?と思われている方も多いと思うので、ジョージア旅行記事更新の前にジョージアの基本情報をまとめてみました。
ジョージア基本情報
1921年にソ連に占領され、1991年に共和国として独立。ロシアと国交断絶をしたジョージアの要請により、2015年までに国の呼び名をグルジアからジョージアに変更した。
国旗 白地に赤い5つの十字(エルサレム十字)を配したもの。中世のジョージア王国 バグラティオニ朝で使われていた国旗で、11世紀初頭まで遡るとされる。
国土面積 6万9,700平方キロメートル(日本の約5分の1)
人口 400万人
首都 トビリシ
民族 ジョージア系(86.8%)、アゼルバイジャン系(6.2%)、アルメニア系(4.5%)、ロシア系(0.7%)、オセチア系(0.4%)(2014年、ジョージア国勢調査)
言語 公用語はジョージア語(コーカサス諸語に属する)
宗教 主としてキリスト教(ジョージア正教)
326年、アルメニアに次いで世界で二番目にキリスト教を国教としたジョージア。異民族の侵略を受けながら現在も信仰を集めている。
文化 民族衣装はチョハ。風の谷のナウシカの衣装のモデルになったとも言われる。歌とダンスが身近で、3つの声部による多声歌唱(男性歌唱が主)はユネスコの無形文化遺産に登録されている。またアクロバティックでありながらバレエのような優雅もあるジョージアンダンスは、地方ごとの踊りもあり、一件の価値あり。
ジョージアの主要観光都市一覧
日本の1/5ほどの広さのジョージア。旅行で訪れるであろう都市&地方は、上の地図で赤丸で囲んだ場所だと思います。
観光都市&地方の特徴
◯トビリシ
ジョージアの首都、人口117万人。ムトゥクヴァリ川の両岸に街が広がる街。紀元前4000年頃の居住後の遺跡が見つかっている。5世紀には首都になる。その後ペルシア、アラブ、モンゴル、トルコ、ロシアに支配を受けた。今も旧市街地にその痕跡が見られる。
参照; 地球の歩き方 Plat ジョージア, ウィキペディア
◯ムツヘタ(世界遺産あり)
ジョージアの首都トビリシの北20km、2つの川が交わるところにある古都。5世紀にトビリシへ還都するまでジョージアの首都だった。スヴェティツホヴェリ大聖堂を含む街並みが世界遺産に登録されいる。
参照; 地球の歩き方 Plat ジョージア, ウィキペディア
◯クタイシ(世界遺産あり)
ジョージア西部イメルティ地方の中心都市。紀元前10世紀ごろに栄えたコルキス王国の首都でジョージアで最も古い都市。世界遺産と世界遺産を取り消された教会がある。
参照; 地球の歩き方 Plat ジョージア, ウィキペディア
◯カズベキ(ステパンツミンダ)
標高約1800m、ロシアとの国境手前10km手前にある町で、コーカサス山脈に囲まれているためトレッキング基地としても登山客が集まる。
参照; 地球の歩き方 Plat ジョージア, Wikipedia
スバネティ地方/メスティア(世界遺産あり)
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ジョージア人とは違う言語と風習を持つスヴァン人が住むジョージア北西部の地方。1000年以上も前に建てられた塔が並ぶ。
スバネティ地方の中心都市メスティアは、人口約2000人の町で観光の拠点となる。
世界遺産に登録されているヨーロッパの人の定住地域最高地点(2200km)の集落で、夏は70家族冬は15家族が定住しているウシュグリ村がある。
参照;地球の歩き方 Plat ジョージア, ウィキペディア
カヘティ地方
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ジョージア東部に位置するカヘティ地方は、ジョージア屈指のワインの産地でワイナリーが多い。テラヴィ、シグナギなどの都市がある。
参照; 地球の歩き方 Plat ジョージア
バトゥミ
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黒海とトルコ接するアチャラ自治共和国の首都。ジョージアで二番目に大きな都市で最大の港湾都市。人口17万人をかかえる。15世紀以降長くオスマン帝国領だったためイスラム教徒が多い。
夏がオンシーズンで、ヨーロッパや周辺国からもバカンス客が集まる。
参照; 地球の歩き方 Plat ジョージア, ウィキペディア
ボルジョミ
ジョージア中心部にある人口1万人の緑豊かな避暑地。同名のミネラルウォーターがヨーロッパ・ロシアを含め有名で、鉱泉リゾートとして発展した街。かつてはロシアの皇族の別荘があった。
参照; 地球の歩き方 Plat ジョージア
他に、アゼルバイジャンとの国境上にあるダヴィトガレジ洞窟修道院があるダヴィト・ガレジ。思想が似ている中国人は必ず訪れるという、ロシアの独裁者スターリンの故郷ゴミもあります。
バックパッカーではない普通のジョージア個人旅行をしてきました
ジョージア旅行を検索するとバックパッカーやノマドの方の情報が見つかります。その次が旅行会社のパック旅行かな?
今回私たちの旅行は、現地に友人がいたこともあって、バックパッカーでもノマド的旅行でもない普通の個人旅行。我が家的性格ゆえに全てぎちぎちに決めた旅ではありませんが、普通の海外旅行でした。
ジョージア観光の弊害はなんといっても便の悪さ。ライフラインが整っていません。
北は大コーカサス山脈、南には小コーカサス山脈もあるので山道も多いから余計なのか、都市間の移動に思っているより時間がかかります。日本のような短時間で身軽な移動は、期待できません。
トビリシを出てのジョージア国内旅行の個人旅行&普通旅行の質は、移動手段の厳選にある気がしています。
今回、私たちはジョージアに13泊14日滞在し行動もゆったり目に設定したので、上記観光都市のうち訪れたのは4都市。
ほとんど首都のトビリシに滞在し、それぞれ一泊二日でカズベキとクタイシ、カズベキへの道中にムツヘタへ寄りました。
日本の約1/5の国土なので回ろうとすれば全部の観光地を回れた気もしますが、無理をしたくない我が家なのと、それぞれゆっくり楽しめたのでこれがベストでした。
また訪れる理由にもなるしね!
ということで、ジョージア旅行記、はじまります。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
記事内で参照している“地球の歩き方 Plat ジョージア”は、今回唯一購入したガイドブック。
なんせ未知の国だったので、私たちは電子書籍版を購入して事前に読み込み。ここまで活用したガイドブックは初めてです。
言いたいことはあるけれど、足りない部分もありますが、あってよかったガイドブック。満足できるガイドブックです。