子連れ香港旅行、ホテル選びのポイントは「立地」にあり

香港はエリアごとに街並みも地形がまったく異なるため、ベビーカーの使いやすさにも差があります。
そのため子連れ香港旅行、特にベビーカーを使っての旅行では、どのエリアに滞在ホテルを選ぶかで、旅の快適さが大きく変わります。
歩き始める前のベビーカー必須の娘(当時1歳1ヶ月)を連れて、初めて訪れた香港。
香港在住経験のある夫と香港通を自認する私妹しろ(妻)が、ともに滞在先を検討した結果、自然と「ここだね」と意見が一致したのが、九龍側・尖沙咀(チムサーチョイ)でした。
結果的に、この選択が大正解。
観光の中心、尖沙咀(チムサーチョイ)だから、お店や飲食店が揃っていること。もう一つの観光地・香港島や空港へのアクセスがいいこと。
何より、ホテル周辺はベビーカーを押しての移動がスムーズなエリアだったため、短い滞在でもストレスなく、効率よく過ごせました。
地形とアクセスでホテルエリアを選ぶと、子連れ香港旅行がぐっと楽になります!
娘について
月齢:1歳1ヶ月
伝い歩きはするが、1人では歩かない
最近、意思をしっかり示す
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どうぞよろしくお願いいたします
香港好き家族が行く、2泊3日子連れ旅行Vlog
久しぶりにYouTubeを更新。香港旅行VLOGをアップしました。動画から雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
訪れた場所まとめ:子連れ香港旅行2泊3日|訪れた香港グルメ・ショッピング全まとめ
旅行の前に知っておきたい香港主要エリアと地形の違い


大きく分けて、香港には香港島・九龍・新界の3つのエリアに分かれ、このうち観光やショッピングの中心は、香港島と九龍です。
香港島には政治・経済の中心である中環(セントラル)や湾仔(ワンチャイ)があり、高層ビルが立ち並ぶ都会的な雰囲気。
ただ島である地形から、海から離れるほど坂道になり、ベビーカーでの移動は正直大変。階段や段差が多く、結局は抱っこで移動という場面が増える地域です。
一方、九龍は中国へ続く大陸の半島なので平地が多く、エリアごとに特色のある街並みが続きます。
その中でも九龍・尖沙咀(チムサーチョイ)は、特にアクセス・ショッピング・レストランの三拍子がそろうエリアです。
フェリー乗り場にも近いので、フェリーで香港島へ出かけるときやヴィクトリア・ハーバーのライトアップ(シンフォニー・オブ・ライツ)を見に出かけるにも、便利。
初めての子連れ香港旅行なら、九龍側を拠点にするのが安心。ベビーカーを押しながらの街歩きにも向いています。


子連れ香港旅行ならホテルは尖沙咀(チムサーチョイ)一択
初めての娘を連れての香港旅行で、九龍、特に尖沙咀(チムサーチョイ)は子連れにとって動きやすいエリアだと再確認しました。
子連れ香港旅行なら、尖沙咀にホテルを選ぶのがおすすめです。
尖沙咀は観光の中心、レストランやショッピングモールも充実しています。
スーパーマーケットやドラッグストア、日系スーパーマーケットまで揃うので、思わぬ買い出しや、急なトラブルにも対応しやすい。必要なものが全部ある安心感があります。
また空港をはじめ、香港各地からのアクセスもいい。
もう一つの観光の中心・香港島へも、MTR(地下鉄)やタクシーはもちろん、観光を兼ねながらフェリーで移動ができます。
坂や階段が多い香港島とは対照的に、尖沙咀は平坦で安全に歩ける地形。整備された歩道が多いので、ベビーカーでもスムーズに移動できました。
日中も夜も散歩がしやすく、子どもを連れていても安心。実際に滞在してみて、「子連れ香港旅行なら尖沙咀一択」と言える快適さでした。
尖沙咀(チムサーチョイ)で不便だった点
ただ尖沙咀も小さな不便はありました。
ショッピングモールの入り口に数段の階段があったり、レストランの入り口が2階で、エレベーターはなかったり。(だからベビーカーは軽いものがいい!)
ローカルなお店を楽しむ時は小さな不便もありましたが、それでも香港島側に比べたら断然動きやすかったです。
愛用しているベビーカー。尖沙咀でも段差や階段はあるので、ベビーカーは軽いものがいいです。 |
宿泊ホテル:シェラトン香港ホテル&タワーズ
先日の子連れ香港旅行で、実際に私たちが宿泊したのは、尖沙咀の中心にあるSheraton Hong Kong Hotel & Towers(シェラトン香港ホテル&タワーズ)。
マリオット系列のホテルで、ザ・ペニンシュラ香港のすぐ隣に位置し、フェリー乗り場までも徒歩約10分という抜群の立地。
建物自体はややクラシックで、最新ホテルのようなモダンさはありませんが、快適に過ごすことができました。
ホテル内でのベビーカーの利用もスムーズで、困った記憶はありません。強いて言えば、ホテルを出る際に外に少し段差があったことくらいでしょうか。
シェラトン香港ホテル&タワーズの良かったところ
・レイトチェックアウト
シェラトン香港ホテル&タワーズの宿泊で、何よりありがたかったのがレイトチェックアウトをお願いできたこと。
午後の便だったので、午前中に飲茶を楽しみ、最後の買い物をしたりと、限られた香港時間を有効に使うことができました。
・部屋に戻れる利便性
尖沙咀の中心にあるシェラトン香港ホテル&タワーズは、立地が最高に便利でした。
娘が疲れてぐずった時やお昼寝のタイミングで。買い物で荷物が増えたときに。無理なく一度ホテルに戻ることができました。
・フェリー乗り場まで徒歩圏内
シェラトン香港ホテル&タワーズは、フェリー乗り場まで徒歩圏内だったので、香港島へはフェリーを使って移動しました。
ヴィクトリア・ハーバーを眺めながら、娘に香港らしい景色と体験をさせれたのも良い思い出です。
シェラトン香港ホテル&タワーズのマイナスポイント
気になったのは、私が小さい頃に宿泊したことがあるホテルなので建物が古く、廊下の音が扉側から響いたこと。
とはいえ、全体の快適さや立地を考えれば許容範囲でした。
短い日数の子連れ旅行でしたが、動きやすさを最優先に考えた今回のホテル選びは大正解。十分満足できる滞在でした。

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ベビーカーOKの尖沙咀のホテルで快適な子連れ香港旅行を

香港旅行、旅の起点は滞在ホテル。
周辺の利便性が高ければ、行動の自由度がぐっと広がり、限られた時間の中でも街をより深く楽しむことができます。
ベビーカーでの移動が多い子連れ香港旅行では、坂や階段の多い香港島よりも、平坦でアクセス抜群の尖沙咀(チムサーチョイ)が断然快適です。
フェリー乗り場やMTR駅、ショッピングモールが徒歩圏内にそろい、移動も買い物もスムーズにできます。
さらに、レイトチェックアウトなど柔軟なホテルサービスがあれば、子どものペースにもゆったり合わせられます。
地形によって旅のしやすさが変わる香港。
だからこそ、子連れ香港旅行では「立地」からホテルを選ぶのが正解。移動のストレスが減るだけで、家族みんなが笑顔で過ごせる旅になります。
子連れ旅行の滞在ホテルは九龍、特に尖沙咀(チムサーチョイ)がおすすめ!
子連れ香港旅行のホテル選びで迷ったら、まずは尖沙咀エリアをチェックしてみてください。