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簡単に作るビーフンこそが美味!人気ビーフンの作り方

今日ブログは過去記事を編集したものです。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

大人気の美味しくて簡単な祖母のビーフンを作ろう

 

祖母の得意料理にビーフンがありました。

 

油っぽさはまったくないつるっとした半透明の白いビーフンは、親世代も私たち孫も大好き。なんならそれぞれの友達まで好きという人気でした。

 

私の友達もその一人。以前、祖母が作ってくれたビーフンを友人宅に持っていったことがあり、「くろのおばあちゃんのビーフン美味しかったよね」と今も思い出して言ってくれるほど。

 

親の学生時代からの友人も大好きで、祖母は「〇〇はビーフンが好きなのよね」と言っていました。簡単だからと、子供の友人が遊びに来ると昔から振る舞っていた料理だそうです。

 

 

 

大人気だったビーフンは、祖母が他界した今はもう食べれない味です。

 

 

あの味をアメリカで作れたら。まだ元気だった祖母に作り方を聞いて、ずいぶん前に試したことがあります。でも失敗&挫折。

 

数年前、覚えているうちに作ってみよう。多分今作らないときっと一生作れなくなるからと思い立ち作ってみたら、不思議ですね。簡単に作れました。

 

 

 

失敗したことのある私が言うのもなんですが、ビーフンは簡単です。いや、簡単に作ったビーフンが美味しいものになるようです。

 

 

 

 

 

 

簡単で美味しい人気のビーフンの作り方

 

 

【 材料 】

4人分の材料です

ビーフン(台湾産の新竹ビーフン)

干し海老(水で戻しておく)、または桜海老

ねぎ(細くて柔らかいもの。)

豚肉(一口大に切っておく)

 

あれば粉末だし(私は出汁パックの中身を使っています)

 

しいたけ

 

 

 

【 作り方 】

 

①  ビーフン を水につける。

 

 

 

②  具材をそれぞれ切る。ねぎやあさつき、九条ネギは(グリーンオニオン)はぶつ切り、豚肉と椎茸は薄切りにする。

 

 

 

③ ビーフンを水からあげる。

 

 

 

④  油をひいたお鍋で、具合を炒める。豚肉と野菜を炒め、塩を降る。

今回早い段階でねぎを入れてしまったのが失敗。柔らかい青い部分は、最後の最後に入れた方が色が綺麗ですね。

 

 

 

⑤ お肉や野菜に火が通ったら、③で水からあげたビーフンの 麺を入れる。

 

 

 

⑥ 干し海老を汁ごと、粉末だしを少々(1/4パックぐらい)入れて、さっとかき混ぜる。桜エビを使うときは、水を少し入れる。この時点で麺がくっついて、よく混ざらなくても大丈夫。

 

 

 

⑦  蓋をして蒸し炒めにする。途中、麺への火の通りを確認。麺を味見して火が通っていればいい。ビーフンが硬くもう少し火を通したいようなら、水を足し蓋を閉め、再度蒸し炒めにする。

 

 

 

⑧ 麺に火が通ったら軽く混ぜて、塩味で味を整える。

 

 

 

⑧ お皿に盛って、完成。

 

 

 

 

 

 

 

大人気になる美味しい祖母流ビーフンのコツとヒント

 

ビーフンは水で戻すと麺は切れづらい

お湯につけるレシピもあるけれど、お水で戻すのが初心者向き。お湯で戻すと戻りすぎてしまい、炒める時に切れやすくなります。結果ブツブツ切れたビーフン になりやすくなる。

 

水で戻し、戻し足りないようであれば、炒める時に余分に水を加えて蒸し時間を長くします。そちらのほうが簡単に上手にできます。

 

もしどなたか別のビーフンのレシピを参考にする時やお店で買う時は、完成写真や現物のビーフンが切れていないものを選ぶのがおすすめ。切れていないビーフンは、ビーフンを使い慣れている方の証だから。

 

 

 

麺の戻し時間の目安

麺の戻し時間の目安は約30分ですが、私は調理し始める時に水につけ、具材を用意をしている時間を戻し時間にあてています。

 

時間を測っていないので時間もランダム。それで大丈夫。蒸し時間で調節できます。

 

ちゃちゃっと用意が終わりすぎて不安なら、炒める直前まで水につけておくのも一つの方法。

 

 

 

基本の具材は、5つ

基本の材料は、ビーフン、干し/桜海老、ねぎ、豚肉、粉末だしの5つ。

 

家庭料理なので野菜は臨機応変に。今回は椎茸を加えています。祖母のビーフンには、細切りのにんじんが入っていることもありました。

 

干し海老、または桜海老は必須(祖母は桜海老を使っていました)。これが美味しさの秘密です。干しエビを使う時は戻し汁も使います。干しエビは柔らかくするためには、ゆっくり時間をかけて戻したほうがいいようです。

 

出汁パックは桜海老を使うときはあった方がいいですが、干し海老の時はなくてもいい。祖母が粉末だしをいれていたので、その名残で入れています。

 

 

 

仕上がりの質感 麺の透度

麺の火の通り具合は、完成写真よりもう少し白っぽい方がちょうどいい火の通り具合。この写真だとほんの少し、火が通り過ぎに見えます。

 

ここから少し火が通ると、ビーフンの麺が短く切れてしまいます。味は変わらず美味しいけれど、麺としては失敗です。

 

 

 

油の量は適量で、入れすぎ注意

てかっていない質感も大切。油も適量で、野菜を炒めるときに入れたる分で十分です。ビーフンは蒸し炒めで作る。そうすると油っぽくない、この質感になります。

 

時間をかけられないのか下手なレストランでは油でてかったビーフンが出てきますが、油少なくても作れるしこちらの方が美味しいです。

 

 

 

触りすぎない、混ぜすぎ注意

さっと混ざればそれでいい。軽いお鍋であれば、蓋したままざっと振ってまぜるだけ。これは祖母がよくしていました。

 

ビーフンは最初くっついていても、火が通れば解れやすくなります。盛るときに具材を混ぜながら盛っていくぐらいでちょどよし。

 

 

 

極めて思うのは、美味しいビーフンはあまり手間をかけないことがコツだということ。手をかけすぎるほど、失敗に向かいます。美味しビーフンは「ほどほど」が大切です。

 

 

 

 

 

 

人気だった祖母のビーフンを再現、簡単で美味しく作れます

 

祖母のビーフンは、多分、台湾式のものです。祖母は戦時中台湾に住んでいて、終戦で帰国。

 

亡くなるまで台湾のお友達とやりとりを続けていて、ビーフンも大きな箱で台湾から「このビーフンじゃなくちゃ」というビーフン を送ってもらっていました。

 

どのビーフンかはもうわからないけれど、私も真似してとりあえず台湾産の新竹ビーフン を買っています。(アメリカであれば中華系スーパーマーケット、日本であれあばカルディや業務スーパーにあります。)

 

 

 

祖母の味やその姿を思い出しながら、失敗前提で作ったビーフンは一発目から大成功で驚きましたが、その後も失敗知らずという快挙。味も、祖母の味にかなりかなり近いものになっています。

 

 

昔失敗したことを考えると、少しは料理の腕があがっていたのかなぁ。ちょっと悦に入りながら、やっぱり台湾へ遊びに行きたいと思っています。

 

ごちそうさまでした。

 

 

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今日このブログを編集して再掲したのは、数日前にこのビーフンを作ったから。

 

意図したわけではないけれど、ちょうどお盆の時期。祖母に何を食べたいか聞かれて、ビーフンと答えたのか。祖母と一緒にビーフンを買いに行った時のことや、隣に立って作っている過程を見ていた時のことを思い出しました。

 

 

あの頃の祖母は普通に動いているように見えたけれど白内障から視界が狭まり、体調不良や怪我がありました。

 

祖父母の家は極近くにありましたが、私は両親と兄弟という核家族で育ったせいか、祖母と出かける時や一緒にいる時にフォローが上手にできず、どうしたらいいかわからなかった。

 

地元の友達たちは三世代家庭で育ちのせいか、年配者への気配りとフォロー、緩急が上手で。友達の実家に遊びに行ったときの友達の行動を見て、学びが多かったことも思い出しました。(これは今も感じていることだけれど。)

 

このときは、エリンギ、ねぎ、にんじん、干しエビ、豚肉を入れました。

 

父も好きだった祖母のビーフン。もう少し早く作っていたら食べさせてあげれたけれど、絶対祖母のビーフンとの差異を指摘されて頭にきたと思うから、これでよかったのかな笑。

 

 

そんなことを作りながら思った祖母のビーフン。やっぱり我が家にとって記憶に残るごはんです。

 

 

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