オランダ アムステルダム旅行

オランダでインドネシア料理を食べるという選択

 

オランダ アムステルダムでインドネシア料理を食べる

先日、オランダ アムステルダムへ旅行してきました。3泊という短さではありながらオランダの街並みにため息をつき、美術館を堪能し、良い時間を過ごしました。

 

美味しいものとの出会いもあり、食べることが大好きな我が家にとって楽しいオランダ アムステルダム滞在となりました。

 

 

アムステルダム滞在中のある日は、晩ごはんにインドネシア料理をいただきました。

 

オランダでインドネシア料理?と思われるかもしれませんが、ガイドブックにも「オランダの名物」と紹介されているぐらいインドネシア料理はオランダで食べたい料理のひとつです。

 

 

 

 

 

 

オランダ アムステルダムでインドネシア料理なワケ

 

オランダでインドネシア料理を食べるなんて不思議かもしれませんが、インドネシア料理はオランダ/アムステルダムで食べたいもののひとつと言われています。

 

その理由は、オランダが今のインドネシアにあたる地域を植民地としていた歴史に起因しています。

 

 

オランダは国土の狭さから通商国家の道を模索し、海外に進出。次第にイギリスと競業するほど発展しました。

 

その過程で各地を植民地とし、その一つが今はインドネシアにあたるジャカルタを中心とする地域「オランダ領東インド諸島」です。

 

最初はオランダアムステルダムに拠点をおいた世界初の株式会社オランダ東インド会社が(1602年~1798年)、後にオランダが直轄支配しました(1799年~1949年 日本による侵略期間含む)。

 

植民地支配していたという歴史から、オランダではインドネシア料理が根付いています。

 

 

 

 

 

 

 

オランダで食べたいインドネシア料理Rijstafe/ライスターフェル

今回訪れたレストランのRijstafe(ライスターフェル)メニュー。ベジタリアンの選択があるところが、オランダっぽいですね。

 

オランダでインドネシア料理を食べるなら、今はインドネシアではほとんど見られなくなったRijstafe(ライスターフェル)が食べたいところ。

 

 

Rijstafe(ライスターフェル)はオランダ語で「ごはんのテーブル」の意味があり、十数種類のインドネシア料理が小皿に盛られて提供される料理です。

 

植民地時代、インドネシアのプランテーションのオランダ人農園主の食卓に何十種類の料理を供したのが始まりとされ、17世紀にオランダ・アムステルダムに伝わりました。

 

インドネシアではオランダ植民地時代の終わりとともに衰退したため、現在は観光客向けに高級レストランに提供されるのみ。

 

Rijstafe/ライスターフェルは、今ではオランダらしいインドネシア料理となっています。

 

 

そんなRijstafe(ライスターフェル)を、私たちもアムステルダムでいただきました(お持ち帰りにしたけれど!)。

 

 

 

 

 

 

 

アムステルダムで食べたRijstafe(ライスターフェル)

 

*写真に書いた料理名は予測です、、、、間違っていたらごめんなさい

 

 

私たちが訪れたレストランのRijstafe(ライスターフェル)は、11種のお料理のセットでした。写真の他に、インドネシア料理でお馴染みのえびせんと白いごはんが付いていました。

 

 

Rijstafe(ライスターフェル)は一度に色々なインドネシア料理が食べれるのがいいところですね。これだけ一度に食べると、インドネシア料理の味の傾向が朧げとはいえ見えてきます。

 

辛くて、甘い。ピーナッツバターとココナッツミルク味が印象的。ライムリーフ(こぶみかんの葉、バイマックルー)も入っている。けれどタイ料理よりまったりした味付けかな。

 

 

私的に嬉しかったのは、インドネシア発着の飛行機に乗ると、食事時にインドネシア人が揃って欲しいと言うと聞いたことがある「サンバルソース」味を食べれたこと!

 

 

 

 

 

インドネシア料理は美味しいか、それが問題だ

ではインドネシア料理は美味しいのかどうかということですが、わからない笑。

 

私はインドネシア料理の美味しさを拾うのに舌がまだ慣れていないかったようです。

 

これは以前インドネシア料理(を含めた他のアジア料理)を食べた時も思ったことがあるんですが、インドネシア料理に使われるまったりしたピーナッツバターソースの美味しさが、私はまだわからないんです。

 

普通に美味しいし、嫌いじゃない。食べれるんだけれど何ていうのか、、、ピンとこない。わからない。

 

昔ココナッツミルクやパクチーの味が苦手だった時ほどの苦手感はないので(今はどちらも大好きです)、もう少し食べ慣れたら美味しさがわかりそうな予感はあります。

 

 

でも経験として、オランダ アムステルダムでインドネシア料理を、しかもRijstafe(ライスターフェル)を食べれてよかったなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

今回訪れたアムステルダムのインドネシア料理レストランDesa

 

今回アムステルダムで訪れたインドネシア料理レストランは、De Pijp(デ ペイプ)駅そばにあるDesa(デサ)というインドネシアレストランでした。

 

Google Map(グーグルマップ)で自分たちのホテルへの道すがらにあるところをと探して、見つけたお店です。

 

 

なんせ味がわからない私なので味については明言は避けますが笑、このお店の店員さんはとても素敵な方でした。

 

持ち帰り希望→店内で食べて帰ろう→やっぱり持ち帰ろうと気持ちを二度も変えたのに、嫌な顔ひとつせず、とてもフレンドリーに対応してくださった店員さん。素朴な疑問にも答えてくれました。

 

 

 

Desa

公式サイト→Desa Restaurant

 

 

 

 

 

 

 

アムステルダムでインドネシア料理を食べてみよう!

 

ロンドンのインドカレーが美味しいと聞くように、アムステルダムのインドネシア料理は美味しいと聞いていたので、食べれてみたかったインドネシア料理。

 

私にはもう少し味に慣れが必要だでしたが、それでも後悔はなく、良い経験になりました。

 

オランダの歴史をほんの少し垣間見れ、10人に1〜2人は移民といわれているオランダの移民国家という一面を感じて。

 

インドネシアでは廃れてしまったRijstafe(ライスターフェル)を食せる機会も早々ないので、オランダ アムステルダムでインドネシア料理を食べてよかったです。

 

 

私の経験値不足で美味しかったです、おすすめです!と言えないところが申し訳ないけれど笑。

 

オランダ アムステルダムでインドネシア料理をいただくのも良いですよ!

 

ごちそうさまでした。

 

 

 


 

参考

 

外務省;オランダ王国

Wikipedia; オランダ領東インド

Wikipedia; ライスターフェル

Wikipedia; 大航海時代

世界の窓; オランダ領東インド

 


 

 

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