Sproutsで買える英国王室御用達 Maldon
先日、Sprouts Farmers Market (スプラウト/スプラウツ ファーマーズ マーケット)で、お塩を購入しました。
あるなぁと思いつつ、その都度お気に入りが別にあったりして、やっと買いました。はい、ワクワクして買ったお塩です。
英国御用達のお塩 マルドンとは
Maldon (マルドン)
Sea Salt Flakes (シー ソルト フレークス)
スプラウツで買ったのは、マルドンのお塩です。
【 マルドンとは 】
マルドンは、イギリスのエセックス地方にある塩会社。伝統的な塩作り、濃縮した海水を平釜で15〜16時間煮詰めてお塩を作っています。
エセックスは中世以前より塩作りが盛んな土地だったそうですが、現在この伝統的な方法で塩作りをしているのは、創業1882年のマルドン一軒のみだそうです。
また、エリザベス女王の英国王室御用達として、ロイヤルワラントをもっている会社でもあります。
英国王室御用達のお塩のお味は?使い方は?
マルドンのお塩は結晶化しているお塩で、ピラミッド型とフレークのものが混ざっていました。かけらの大きさはまちまちですが、ひとつのカケラは意外としっかりしていて、厚さがあります。
ぺろりと舐めた印象は、まずはキリッとした男前な塩辛さ。そこに少しずつミネラルさと、塩の中にある甘さが混ざってきます。塩が溶けたあとが一番美味しくて、塩の甘さが主役の時。時々、塩味がぶり返してくるのも美味しかったです。
けれど別の時は塩味が強く、甘さが控えめ。なぜかと思ったら食べたかけらは厚さがあり、塩味が強く出ていたようです。
噛むとしゃりしゃりするのは、結晶ならでは。これが美味しさをワンランクアップさせてくれるんですよね。
【 ただいまベストな使い方を探し中 】
普通のお塩のように使うもいいけれど、結晶お塩ならその形を生かしたいと思って、塩っけをアクセントにと最後に振りかけてみました。
マルドンのお塩は結晶が厚めでしっかりしているので、食べた時の塩辛さが1箇所に長く続いて、塩辛さが主張します。お肉やお魚、ボリュームがあるものにアクセントにするほうがまだいいように思いながら、アクセントになりすぎている感がいなめませんでした。
ならば砕いてはどうだろう。手(指)で砕いてもそこまで細かくなるわけではないから、と使ってみましたが、やはり、塩の印象が強く終わってしまいました。
次は汁けがあるもの=ちょっと溶けるものに振りかけて。もう一工夫欲しかった。
振りかけるものとしては厚いのか。塩梅がつかめたらまた違うんでしょうが、形が揃っていない分難しい。今、いいバランスを探しています。
(焼き魚に降ったら、美味しそうな気がしています。)
形はいきないけれど、今一番の使い方はお出汁の味付けに使うこと。シンプルな味に塩味だけではなく甘さも感じて、いつものお出汁が美味しくなります。
アメリカと日本でマルドンを買う
マルドン、アメリカと日本どちらでも、意外とどこでも売っています。
アメリカで買える場所
アメリカなら、私が購入したスプラウツ。William Sonoma (ウィリアム ソノマ)、Whole Foods (ホールフーズ)。Vons(ボンズ)でも見た覚えがあります。
そしてもちろん、アマゾンにも。
こんな大入りまでありました。
日本でマルドンが買える場所
カルディ、紀ノ国屋、新宿伊勢丹食品売り場にもあった覚えがあります。
楽天にも。大入りもありました。
【 もうひとつお気に入りのお塩 】
振りかけるお塩で、やっぱりお出汁を美味しくしてくれて重宝したのが、ポートランドのJacobsen & Salt のお塩。マルドンよりも薄くて軽やかなので、ふりかけのにも使いやすい・・・笑。
こちらもお出しの味付けに使うと、とっても美味しいです。
瓶もあって、そちらを日本へのお土産にもしたことがあるお気に入りです。
英国王室御用達マルドンのお塩
お塩が好きなので、あれこれ試すのが好きです。
Maldon(マルドン)のお塩も、英国王室御用達だしずっと使って観たいと思っていたお塩の一つ。やっと使えました。
有名なお塩にしては良心的なお値段だし、味も美味しい。昔ながらの製法で作られている分、素朴。繊細さはないけれど、そこが魅力です。
もっともっと上手に使いたい。
模索中です。
参考
先日、バラを購入するさい、どれにしようか迷っていたら、そばにいた客さん、もとお花屋さんの店員という女性から、薔薇は蕾が硬い方を選びなさいと教わりました。
蕾をモミモミしてみて、硬い方が若く、家に持ち帰ってからも長持ちする。逆に柔らかいものは、すぐに咲いて散ってしまう。とのこと。
売り物の蕾をモミモミするなんてなかなかできることではないけれど、知っておいて損はなし。
一緒にいためがねと、バラも野菜みたいだねと話した出来事でした。