いつものリモートを終えて。ちょっと小腹がすいたからと開けたお菓子は、久々に「アメリカの味」がするお菓子でした。
一見、チョコレートの中にアーモンドが入っている普通のお菓子に見えますが。
ハズレ!
実は多くの人にとってあまり馴染みのないものが入っている、チョコレートなんです。私にとっては、ある意味「初」なものでした。
Organic Dark Chocolate Covered Whole Cocoa Beans(オーガニック ダークチョコレート カバードホール ココア ビーンズ)
パッケージに絵が描かれていますが、ココアビーンズ=カカオがチョコレートに包まれてお菓子です。
多くの方にとって、カカオはもちろんお馴染み。
カカオニブス(カカオの豆をローストして砕いたもの)も、スーパーフードとして浸透しているので、お菓子コーナーでもみかけます。それこそカカオニブスをチョコレートでコーティングしたものは、カカオニブスの使われ方では一般的です。
でも、アーモンドサイズのカカオの実=ホールカカオをチョコレートでコーティングしたものは、私は今回初めて目にしました。
このサイズのカカオの実のお菓子は初めて。
中を見ると、乾燥しているカカオの実が入っていることがわかります。
これの「乾燥」が、美味しさの秘密。
一番最初に歯を立てたとき、どちらかというと、カリカリしていないナッツを噛んだ感じがするんですが、そのあと噛んでいると、一枚一枚の層がしっかりしたでも軽やかさのあるパイ生地とナッツの間のような、独特の細かいクランチ感があります。
カリ、サクザクサク。
この食感は、おもしろく、すごく好き!
ただカカオニブスを食べたことがある方はわかると思いますが、最後口の残るのは、コーヒー豆のお菓子を食べたようなジャリジャリ感。
このお菓子も同様なので、それが苦手な方は、このお菓子も苦手だと思います。
味としては、ココアニブスの酸味と苦味が前面にでています。
そこに日本のチョコではあまりないシンプルな自然な味の、アメリカ的のダークチョコレートよりもさらっとした単体で食べると甘さのあるチョコレートが混じります。
酸味がわりと強いので、自然派チョコレートが苦手な方は、もしかしたら苦手な味のバランスかもしれません。
逆に、酸味が強く、bean to bar(ビーン トゥ バー = カカオの実からチョコレートバーまで。生産を一貫して自社で行う製造方法)のチョコレートや、オーガニックや小さなお店のハンドメイドチョコレートが好きな方は、きっと好みのバランスです。
私はこのチョコレートを食べて、一時期LAにも工場があったニューヨークブルックリンのチョコレートメーカーMast(マスト)のお店でいただける、ホットチョコレートの味をおもいだしました。
酸味と素朴な味加減と甘さのバランスが、その味の記憶を引っ張ってきたようです。
美味しいかどうかは、人によると思うお菓子。
食感は絶品なんだけれど、口の残りがコーヒービーンズを食べたときのように独特なこと。
日本のチョコレートや、トリュフや市販のミルクチョコレートやダークチョコレートが好きな方には、個性的すぎる味だと思います。
でもカカオニブスが好きなかた、オーガニックチョコレートショップなど、素朴で酸味のあるチョコレートが好きな方はきっと好きな味です。
また一度にたくさん食べるものではないように思うこのチョコレートでもあります。
説明しづらいけれど、カカオの実の強さを感じるんです。普通のチョコレートをバリバリ食べれる私でも、これは5粒食べたら満たされます。
と思ったら、裏面い書かれている一人分の量は3粒=180カロリーでした。なるほど。
好きな人は選ぶけれど、食感はとても魅力だったチョコレート。
私は意外と好きだけれど、また買うかはちょっと不明。保守的めがねは好まなそうな味でした。
ごちそうさまでした。
今日は久々に、トレジョさんのお菓子記事でした。
去年は夏に日本へ帰り、日本滞在が延びに延びたので、トレジョさんの記事自体なくなっていました。
ごはんのブログ記事は、写真を撮る時も自分たちが食べるときの美味しさを最優先にしています。というとかっこよく聞こえますが、ただ単にお腹が減りすぎちゃうからなんだけど笑。
反対に、トレジョさんのお菓子の写真では自分の幅を広げたくて、可能なときは写真を楽しもうと思っています。
久々のトレジョさんのお菓子記事だったから、ちょっと気取るのも久々でした。
LAの家ではないしいつも以上に右往左往して満足のゆく写真を撮れたとは思えないのだけれど、いつもとは違う挑戦している感。
やっぱりこういう時間も必要ですね。
LAに戻ったけれど、家からほぼでなかったのでレジョさんへもほぼ行かず。フライト前に用事のついでによったぐらいだから、買ったものはいくつかしかないんだけれど。
プチ復活、自分が楽しかったブログ記事となりました。
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