渡米後買うようになったグラハムクラッカー
アメリカに住んで早◯年。そこまでの頻度で買うわけではないけれど、思い出したかのように定期的に手に取るアメリカ的食材がいくつかあります。
グラハムクラッカーもその一つ。
渡米前からお菓子作りに使っていた覚えはあるけれど今ほど身近ではなかったから、私にとってはアメリカ生活の中で身近になった食材・お菓子です。
グラハムクラッカーは、そのまま食べてもたいして美味しくは、ない(ですよね?)。けれど、例えばチーズケーキやスクープアイスなど、何かの材料や添え物によくなるお菓子。そういう意味で欠かせません。
我が家ではそのまま食べるよりも何かに加工して食べることが多く、私にとっては代用が思い浮かばないものでもあるので、そんな時が私のグラハムクラッカーを買うタイミングです。
米系スーパーマーケットなら大抵置いてあるので思い立った時についでに買える距離の近さ。余ったとしても使い切ることが苦ではないので、余計躊躇なく手が伸びます。
最近グラハムクラッカーを買う理由は、日本へ持って帰るため。日本入国後の自宅待機を別荘ですることが続き、別荘でのスモアに味を占めました。
マシュマロは日本のものでもいいけれど、スモアに必須のグラハムクラッカーは日本だとカルディなど輸入食品店では見かけますが、普通のスーパーマーケットではあまりない。だからとりあえず、日本帰る時は、別荘へ行くつもりの時は、買って帰ることが続いています。
グラハムクラッカーとは
全粒のまま粗挽きした小麦粉であるグラハム粉を使ったクラッカー。全粒の香ばしい味が特徴。
19世紀の禁酒運動の中で生まれ、19世紀末にナビスコが大量生産を始めたことで広まった。
トレジョの四角いグラハムクラッカー
Trader Joe’s(トレーダージョーズ)
Graham Cracker Squares(グラハム クラッカー スクエアーズ)
いつも買って帰るのは、Trader Joe’s(トレーダージョーズ)のグラハムクラッカー。こちらは現行品。少し前にリニューアルされて、一枚のサイズが使いやすいハーフサイズの四角形になりました。
トレジョさんは、アメリカのスーパーマーケットはとも言えるのかもしれませんが、品切れが普通にあります。しかもそれが長期に及ぶから、びっくり。
日本なら考えられないことだけれど、ある時まで毎日置いてあったものが突然なくなり、店頭から消える。廃盤になったのかと思って過ごしていると、いつの間にか戻っていることがあります。
トレジョのグラハムクラッカーもそのひとつで、定期的に「ない」を経験している商品です。(新商品に切り替わっているから、実際になくなったとも言えるけれど。)何度か欲しいときに買えなかったことがあり、一時期はトレジョにはグラハムクラッカーはないと思っていたときもありました。
トレジョさんの正方形のグラハムクラッカーは、1/2ずつ小分けにされています。グラハムクラッカーは乾燥万歳のLAでもしけることがあるし、使うスピードが我が家はゆっくりなので、これはありがたい。
味は特別さはなく、一般的な普通のグラハムクラッカーです。クセも特筆すべきこともないのでそのまま食べても普通ですが、普通な分、何かを作る時にグラハムクラッカーが必要なら、これを選べば間違いありません。
一つ残念なのは、旧商品のグラハムクラッカーにあった点線、切り込みというのかな?がないこと。
以前のものは、点線のおかげで正方形のさらに1/2サイズに割りやすく、このサイズはスモアをするときにちょうど良かったのだけれど、現在のグラハムにはこれがなくなりました。
点線がないとグラハムクラッカーは綺麗には割れないので、スモアのためにグラハムクラッカーを買う私には改悪、無念であります。
なくてはならないトレジョのグラハムクラッカー
いつもの毎日の中でほとんどの日は存在をわすれているけれど、これ!と思ったときに買いに走るグラハムクラッカー。おうちスモアの味を知ってからは、なくてはならない存在です。
そのまま食べるよりは何かの材料として、縁の下の力持ちのように使うことが多いもの。
これからもお世話になります!
ごちそうさまでした。